今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、ラジオネーム Mちゃんママ さん からの
ご相談でした・・・
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5歳の娘が守りたくなるようなルールの作り方が知りたいです。
我が家にはいちおう3つルールがあります。
1.お菓子は1日1個まで
2.テレビやタブレットは2時間まで
3.夜8時までにベッドに入って、9時までには寝る
・・・です。
でも娘は、お菓子を1つ食べた後、「もう1個食べたい!」と 騒いだり、
テレビもずーっと観ているので強制終了します。
5歳の娘が守りたくなるようなルール、
言い聞かせ方はどのようにすればいいですか?
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安藤先生からのアドバイスです♪
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「お菓子は1日何個まで」とか「テレビは何時間まで」とか
「何時までに寝なさい」とか、こういう系のルールは
子供からすると守りたくないものでしょうね。
しかし、ルールの作り方よりも、「言い聞かせ方」に工夫が要ります。
これは非常に重要で、まず、本人が
「一個食べたあと もう一個を食べたいと騒いだ」
「テレビもずっと見ているので強制終了します」とか、
これはひょっとすると、今までに、騒いだことによって
お菓子をもう一つ食べれたとか、テレビもずっと見ていたら
親も気づかずにとなく長い時間入れてしまったとか
過去に経験としてあったのかもしれません。
やはり、ルールっていうのは作るのは簡単なんですけども
これを守らせるのがすごいやっぱり難しいわけです。
作ったはいいけども、なんとなくそのルールを日によって
親の都合によって例外として許してしまったとか、
破ることをスルーしてしまったとか。
そういう風にすると、「ルールっていうのは別に時には破ってもいいんだ」
というような間違ったメッセージになってしまうので
守らせることに徹底しないと作った意味がないわけです。
そういうことをしたらどうにかなるもんだと思わせず、
そんな余地は一切ありませんと、表情変えずに守らせていけば
これ以上子供が騒ぐこともなくずっと見てごまかそうとすることもなく
しっかりと習慣付けることができるんじゃないでしょうか。
ルールを作るのは簡単ですけども、それを守らせるのは
それ相応の覚悟がいると言うことですよね。
そこで・・・
5歳の娘さんに、多少なりとも守りたくなるようなルールに
味付けをするならば・・・
例えば、お菓子一日一個は お菓子によって大きさが違いますし、
これはちっちゃいから一個じゃなくて2個でもいいでしょ
ちっちゃいから3個でもいいでしょ、となりますよね。
でも、いままでお菓子を食べ過ぎて、夜ご飯を残したことがあるから
夜ご飯を残さないことを約束させましょう。そして残したら、
もうそれは今度からはダメ、と言い聞かせるのです。
多少の遊びの部分を作って、そしてしっかりそれを管理する。
また、今5歳だけど、小学校に入ったらもう少しこうしようね、とか、
少し我慢したらこうなんだとか、
しっかりその先のゴールというのを、きちんと見せるのがいいですね。
先の未来があれば 娘さんももうちょっと頑張ろうかなと思えると思います。
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