今週は、特別番組放送のため、
時間を変更してお届けしました。
お聴きいただき
ありがとうございました。
来週は通常通りのオンエア時間です。
よろしくお願いいたします。
最後にお知らせもあります!
さて、今週は、ラジオネーム くま さん からのご相談でした・・・
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安藤先生こんにちは。小学校1年生の息子のことで相談です。
そろそろ自転車に乗れるようになってほしいなぁと思っているのですが
嫌がります。
小3のお兄ちゃんが楽しそうに自転車に乗っているのも
とくにうらやましいなど思わないようです。
のちのち友達と遊んだり、中学高校の通学手段として
自転車を使うことになると思うので
そろそろ練習してほしいとは思っています。
どのようにすれば自転車の練習に取り組んでくれるのか、
また親はどのように練習に付き合えばいいかご教授ください。
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安藤先生からのアドバイスです♪
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まず一番最初に感じるのは、
小学校1年生の息子さんが嫌がっているのは
「自転車の練習をするかしないか」そのことで嫌がってるのではなくて
お母さんが、「そろそろ自転車に乗れるようになってほしいな」
という(当然 親には理想があると思いますが)
その理想を自分にこうハメに来ていて、その時のお母さんの
「あなたもいい加減乗れるようになってよ」 とか
「今のままじゃダメなので」とか
「このようにしてもらいたいんだけど」 っていうような
プレッシャーであったりとか、その表情とか声とか、
そういうものを受けることが嫌なんだということで
お母さんに来られることが嫌とかっていうことかもしれませんね。
今までそんなこと言ってこなかったお母さんが
それをすごく出してきたことが嫌っていうことだってありえます。
「僕はもう 自転車乗れるようにならなくてもいい」って言っていることによって
お子さんは 何かを得ているって事が考えられます。
つまりは、今まで通り お母さんと一緒に手をつないで歩けることとか、
車に乗せて行ってもらえることとか、つまり、 甘えられることを得ているとか、
または、
「もう僕は お母さんのそういう こうなってくれ ああなってくれというものには
屈しません」 というような
強いポジションを得ているとか。
何かを得ているからこそ「乗らない」「嫌です、乗りません」 というような
そういうメッセージを出してることも考えられますね。
となると、
そうじゃなくて、自転車に乗れることによって、お子さんが望む
何かを得られればいいわけです。
例えば、 風を切る 涼しさとか、さわやかさが得られるとか、
自分の力で移動ができる楽しさを得られるとか、
体で感じる何かとして得られれば、 自転車に乗ろうかなと思うわけですよね 。
今までの、「甘えられる」とか、
今まで通り 甘やかせてあげる部分は甘やかせてあげればいいですし、
さらにその上に 楽しさ、 つまりは 「移動ができる」
「自分の力でどこでもいける」っていうような感覚とか、さらにその上のもの、
そういうのが得られれば、「もっと得られるんだから 自転車も乗るようになろう!」
と、そっちに持って行かせるということですね。
例えば、お母さんとお兄ちゃんが自転車でどこかに移動するその時に、
弟さんは連れて行けない。お母さんとお兄ちゃんだけで行く、
っていうことによって、「羨ましい」 と ひょっとすると思うかもしれませんし、
または、「自転車に乗っている時、自転車 漕ぐと気持ちいいね」っていう
会話を、お母さんとお兄ちゃんがする。 それを 羨ましがらせていくような方法も
あるかと思います。
本人の力で移動することの楽しさ、それからその爽やかさっていうのを
味わってもらうように、小さい 経験から何か 積み重ねていく
というのもあると思います。
とにかく楽しさを知れるような方法ですよね。
そして、もし自転車の練習に取り組ませたい時のポイントとしては、
「気持ちいいからやってみようか?」とか
「自分でどこでも行けるっていうのも 楽しいもんだよ」 とか話をして、
そして、 練習になんとなく持っていく...
そして練習に付き合い始めたら、とにかく「褒める」ってことです。
親の喜ぶ姿を見せるということです。
子供っていうのは親の喜ぶ姿っていうのが原動力 なので、
とにかく 喜ぶ姿を見せて 褒める。
自分から進んで 何が何でもやりたいって言ったことでもないのにかかわらず、
理想にはめられるとストレスになりますから、
とにかく「なんでしてくれないの」じゃなくて
「褒める」。「親が喜ぶ」 もうそういうことでしょう。
人生で そこから先
一番影響を与えていく、一番影響を受けていくのは
やっぱり親子の人間関係です。
そうすると重要なことは、「自転車に乗れるかどうか」とか
「算数ができるかどうか」 とか ではなく、
重要なことは、
そのことで親子との人間関係がこじれて行ったり 崩れていったり、
それではもったいないってことです。
そのことで関係が崩れていくのは本当にもったいないことです。
なぜなら一生 ずっと 影響を与えていくことだからです。
数学や自転車が一生 影響を与えるかどうか っていうのは、
その子が いつかどこかで頑張ればすむ話です。
親子との人間関係を大切にしていくということです。
その子を愛して受け止めていく っていうことです。
そしてその子が自分からやろうとか、やってみようって思うように
「勇気づける」「励ましていく」 そういうことだと思います。
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