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1月27日 AIが当たり前になるであろう社会で




今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 匿名希望さん からの

ご相談でした・・・

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安藤先生、はじめまして。

先生がこれまで番組でもおっしゃっていましたが、

AI(人工知能)が当たり前になるであろう社会で、

今までの暗記中心の勉強では いけないことは理解しています。

では、これから求められる思考力をどう身につけさせるのか?

親としてサポートできることや、子どもが自分で考えられるようになるために

どんな経験をさせたらいいのかを知りたいです。お願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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言われるとおり、

今までの暗記中心の勉強ではいけない、これはもうよく言われているところです。

暗記中心の勉強ではいけないっていうことはどういうことかと言いますと

正解がある問題ばかりを解くのではなくて、

正解のない問題を考えてく、つまり我々日常生きていく中で

特に大人な皆さんみんなそうですけれども

どれが正解かってあらかじめわかってることなどとはないですよね。

何が正解か分からない、しかし考えながら正解に近づけていく、

そういう作業を日々皆さん生きている中でしてるわけです。

子供達だけが、正解のある問題に対して、正解を答えるだけというような

そういう考え方ではなくて

正解のない問題をどんどん磨いていこう、正解のない問題に対して

どう考えるか自分なりの答えを探してみよう、これが一言で言うと

「思考力」と言われてるわけです。



これに対して親としてサポートできることは何かと言いますと

一つは、日常の生活の中で、お子さんに対して質問を変えていくってことです。


例えば

「面白かった?」って言うと、答えは「はい」か「いいえ」になります。

面白かったか、面白くなかったか、

そういう答えになりそうな質問ではなくて

「どういうところが面白かったか」「この場面で自分はどう思ったか」

これをもっと面白くするためには自分ならどうすると

もっと面白くなると考えるか」です。


つまりは、「自分だったらどうする」とか「自分はその時にどう思った」とか

ある程度、文章で答えが返ってくるかのような質問を

この日常の会話の中で、お子さんに対して親が質問をしていくこと、

それがその都度考える習慣を身につけさせるということになります。



勉強の時だけシャープペンシルを手にしたり、

鉛筆を持ったりしたその時だけ思考をするということではなくて、

朝起きてから夜寝るまでの日常の時間で

考えるって言う事につながる質問を

親がどれだけできていくか、それが大切なことになります。



文部科学省や教育まわりでは、

これまでの暗記中心ではなくて「思考力」とか「表現力」とかいう言葉が使われて

子供達の教育現場の中でも、思考力または表現力を問われる場面が

これから先も増えてくんだろうと思います...。


あまり文部科学省教育周りでは語られませんが

これから子供が十分に幸せに生きていくために大切なこととしては、

AI 人工知能が当たり前になるであろう社会の中で

とても大切にしなきゃいけないのは「感性」です。



感じる力、つまり、

自然の中でそこで何を感じるのか、音楽を聴いてどう感じるのか、

そういう感情というそのキーワードが、非常にこれから先大切になると思います。



もっというと、「思いやり」とか「相手のことをわかろう」としたり、

そしてその時相手に必要な思いやりのある言葉を気持ちを込めて伝えるとか

そういう心の部分です。



AI っていうのは「人工知能」のことですが

これは私の造語ではありますけども、私はローマ字でそのまま読んで

「アイ(愛)」

つまり、「愛」という部分がよりいっそう大切になるんだと思います。



もちろんこれからは人工知能がその時その時の最適な答えを見つけ出して

答えはこれで必要なことを判断してくれるかもしれませんが

その時その時の感情とか、そしてまたは

その時その時の自分の感じた感性に赴いて、思いやりの気持ちを出していくとか、

そういったことが大切になるんだと思います。


人とのつながりとか、人と上手くやっていくこと、気持ちを伝えること、

人の気持ちを聞くこと、そして自然の中でもいろんな場面で

様々な体験の中で感じる感性・・・

そのためにも、
いろんな体験や経験をさせてあげる、これが親として

大切なサポートになると思います。

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