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12月9日 子どもが父親になつかない・・・




今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、イニシャル C・H さん からの

ご相談でした・・・

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3歳の男の子と1歳の女の子がいる母親です。

父親の仕事が忙しく、接する時間があまりないせいか、特に下の子は、

なかなか主人になつきません。

主人も、抱っこしても大泣きされるし、

どう接していいのかわからないようです。

上のお兄ちゃんも、「パパ大好き!」とまではいかない感じです。

このままで親子関係は大丈夫なのか心配です。

どうすればいいかアドバイスをお願いします

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安藤先生からのアドバイスです♪

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3歳の男の子と一歳の女の子がパパ大好きという風には行かない・・・

ますがやむを得ない部分があるかと思います。

3歳とか2歳というのはどうしても「ママ大好き」となります。

その状況を少しでも変えたいと思ったら

お母さんがお父さんのこと大好きっていう風にしてする姿をみせることです。

ママが「パパ大好き」という風な態度をとっているのを見ることです。

ママが好きなパパが好き・・・っていう風に

ママが好きなパパのことを、子供たちは見る目を変えて

「パパってどういう人なんだろう」「パパ大好き」っていう風に

変わっていく可能性は十分高いと思います。

これはそれぞれなので一概に言えませんが

そういう傾向があると言えると思います。

そしてパパの方も、子供たちに対して歩み寄ることも重要だと思います。

(そこは今歩み寄ってるのか、メールでは分かりませんが・・・)

ママの方も、つなぎ役をしっかりとやっていただいてですね

子供たちの前では少しでも仲良いところを見せていくのは重要です。

家族の中でコミュニケーション取りながら

お母さんがそのコミュニティを作っていく、

家族の輪を作る努力意識を持っていただき、

そして子供達とお父さんが 仲良くできるような場面を

上手に作っていきましょう。

ある日突然100点になることはないと思いますが

一歩一歩積みあげていくことが大事です。

3歳とか2歳というのは、家族が全てです。

まだ世の中や社会的な所っていうのは分からないわけですから

パパが仕事が忙しいと言ったところで、

「仕事」って何なのかもわからない。

お金を稼いでくれたとしても、「お金」がなんなのかもまだわからない... 。

結局お父さんは 何なのかよく分からない人なんですよね

3歳や1歳の子にしてみると。

パパっていうのはママを通して認識してくわけです。

「パパ」っていうのはなんだろう、「お金を稼いでくれる」と言っても

「お金」って何だろう、「仕事が忙しい」・・・仕事ってなんだろう。

単純に、子どもは、パパという存在は、

ママを通して意識をしていく、認識してくところがありますので

ママとパパのその関係がどういう感じなのかっていうのを

子供たちは感じ取って、

それで、「パパというのは大切な人なんだ」っていうことを

より認識してくのだと思います。

発達心理学の観点から言うと、

10歳~12歳というと 、とくに男の子は

少しずつ「将来男としてどういう風にしていくか」っていうことは

何となくですけど考え始めます。

その時に見るのは、やっぱりお父さんだと思います。

そして「おとうさんてどういう人なんだろう」「何を考えてるんだろう」

「毎日どういう時間の過ごし方してるんだろう」と興味が湧きます。

だんだんお父さんの存在感が出てくるのが分かります。

女の子にとっても同様です 。

ある年齢から、お父さんが家族を守ってくれてるのかなっていうことを

十分わかり始めます。

今は、お母さんが上手に家族の輪を作ってく、

家族のコミュニティを作ってく、

その中でいろんな役割を発揮していただくといいと思います。

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