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2月17日 支援学級か普通学級か




今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、くま さん からのご相談でした・・・

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安藤先生こんにちは

4月から小学校に上がる次男についての相談です。

先日幼稚園で保護者懇談会がありました。

その中ではっきりとではないのですが、小学校での支援学級を

勧めるような話がありました。

これまでも幼稚園で毎年のように他の子に比べて幼いとは指摘されていましたし、

2歳上のお兄ちゃんの同じころに比べると幼いとは感じていました。

集団活動は少し苦手なようです。

ただ家ではそこまで気になるような様子はみられません。

本人もそこまで気にしているようではないのですが、

普通学級・支援学級の選び方についてアドバイスがありましたら

ご教授いただきたいです。宜しくお願い致します。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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まず一番最初にお母さんにお伝えしたいことは 、

「大丈夫」っていうことを最初に申し上げたいと思います。

お母さんが、少し気分が下がったりとか

気になって「普通じゃないのかぁ...」みたいに落ち込むっていうか

そういうことは全くなしで。

ずっと私も気にはしてることなんですけれども、

「支援学級」という言葉そのもの、この「支援」という言葉は

何かまるで人より劣ってるかのような、だから支援が必要っていう

「支援」っていう言葉も本当にどうかっていうところは

個人的に思いましたし、

これは特徴のある一人の子供っていうことなので、別に、

集団行動が苦手でも、そうじゃないところが得意なら、

それはそれでいいと思います。

教育業界というのは ずっと何十年も、

「集団で行動できることが大切。 それが出来ない人には支援が必要」

という考え方がどうしてもありますね。

これからの時代は、集団活動が少し苦手だったとしても

個人で何かを切り開く力があれば、それはそれで素晴らしいことですし、

よく不登校の時にも話は出ますが、不登校というのは別に

劣ってるわけでは本当はないんですね。

しかし「不登校っていうのは劣っているから支援が必要、

だから支援をし続けていく」とか、 そのような風に語られるんですけれども、

「みんなと同じじゃないと支援が必要」...本当はそんなことじゃないんですね。

それぞれの個性があって特徴があってなので、

まずは自信を持って頂いたらと思います。

本当にプラス思考でその子の特徴、その子の個性を心から愛して、

いろんな教育の仕組みの中で、だから支援が必要と言われたとしても、

全く全部気にしないでいただきたいなっていうことが

まず一番初めに言いたいことですね。

結論から申し上げますと、

状況は私もしっかりとわかってるわけではないんですが、

大きな前提としては、 普通学級のままで全然構わないというふうに思います。

本当にこういう事って妙にデリケートに、まあこの子は普通、

この子は支援支援、 そういう区別を、非常にデリケートに、

早い段階からしていく風潮も中にはあると思います。

そのこと全てを否定するわけではないですが、 しかし、

そういったことに本当に心揺らされて

「支援じゃないとだめなのか」とか、そういう風にまでは思わなくて

いいと思います。

お母さんの感覚的に言うと、「そこまで実は気になるような様子は

見られないんだけどな」「本人もそこまで気にしてるわけではないんだけどな」

としたら、スタートは普通学級で全然いいという風に思います。

これから学校の中も、その普通学級も普通学級の中で少し

ちょっと浮くと言うか、その子なりの個性が他の子とは

ちょっと違った形で見えるって言う場面が あったとしても

そういうこともあるんです。ない方がおかしいわけで。

それも含めて普通学級なんです。

個性があることは普通なんです。 少し人より目立ったり

少し人よりも特徴がある、個性がある、それが普通なので

究極のこと言えばまったくもって普通学級でいいということなんです。

しかし本当に、何か目に余ると言うか、本当に何かしらは

本人にとってもこれはプラスにならないじゃないかというような事に

本当にぶつかった時に、そんな時には、

支援学級っていう言葉を少しは頭の片隅に置いて言っていいかもしれませんが

個性があって普通です。

それでいいんじゃないかなと 私は思います。

声を大にして申し上げたいことは、本人の自己肯定感です。

自分は他の事と少し違った、 普通じゃなかった、 だからダメなんだ、

だからできないんだ ...というふうに、決して思わないでください。

それは本当に「一つの個性」です。「一つの特徴」です。

逆にその個性、その特徴で、 新しいこれからの時代で

大活躍するかもしれないんです。

自分はダメだとかそういう風に小さい頃に刷り込みで覚えて

思い込みすぎてしまうと、 本当に開くべき可能性が

開かなくなってしまうこともあるんです。

普通学級じゃないっていうことが、まるで全てかのように語られることだけは

本当に避けて、

大人も、自己肯定感も失わせることなく、

子どもが 堂々とこれから育っていってほしい。

教育は本当に変わらないといけない局面を迎えているんですね。

みんなと一緒、それがいいと言われてたそういう時代もありました。

もちろんそれはそれで良かったんだと思います。

でもこれからはそれだけではない、 そういうことも、

社会全体で仕組みを作ってくっていうことが非常に重要、

そういう思わせていただいた 今日のご相談でした。

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