今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、SYRママ さん からのご相談でした・・・
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安藤先生、いつも保育園のお迎えの車で聴いてます!
うちは、5、3、2歳の、男、女、男兄弟です。
いちばん上の子にひらがなや足し算を教えていると、下の子が邪魔をします。
読んでほしい絵本も違うので、下の子にはあまり読んであげられません。
うまく対応する方法があればアドバイスほしいです。
また、それぞれの能力をどのように伸ばしていけばいいでしょうか。
お願いします。
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安藤先生からのアドバイスです♪
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上の子に色々教えていると、下の子が邪魔をする・・・・
これは言うまでもなく、読み聞かせがどうとか、足し算がどうとかの前に、
兄弟がみんながみんな揃って、自分の方を見てほしい、かまってほしい、
まあそういうことだと思います。
従って、どの子も、見てほしいかまってほしいという気持ちを
満たしてあげることができれば、いろんなことがスムーズに進みます。
それは、満たして欲しい構って欲しいを満たしてあげるためには
もちろんいろんな場所で「もうちょっと待っててね」って言えば
その話を聞くと思いますし、
しっかり一人一人に、「今はもう少し待ってね、そしたら次は誰々ちゃんの番よ」
など、そう言っていくのが大事です。
読み聞かせも大事ですけれども、
もちろん5歳の子と2歳の子読み聞かせる内容も違うと思いますので
まあそれはそれで、内容も違えば時間も違う。
それぞれにしてあげればいいと思うんですけど、
年齢が違ってくると、2歳の子と5歳の子では
一緒の話を一緒に聞かせることが良い場合もあるし
難しい場合もあると思うので、
もちろんみんなで一緒にがよければ、そうしてあげてましょう。
2歳の子は2歳の子なりの甘えがあります。
そんな時は、5歳の子達には「少し待っててね」と話をしておくことです。
しっかり事前に話をすればわかると思います。
それぞれの能力をどのように伸ばしていけばいいでしょうか
・・についてですが、
能力は親が伸ばしてあげようとかじゃなくて、
「伸びていく」んですね。
子供の能力が伸びていくための基本ベースがしっかりしていれば、
子供の能力は自ずと伸びていくんです。
ベースと言うのは何なのかと言うと、
それは「自分は愛されている」という、そういう安心感です。
3人のお子さんたちに、しっかりとその愛情が伝わる形で接してみて下さい。
とはいえお母さん体一つですので・・・
3人が3人とも必ず満たすことができるかどうかは
難しいところがきっと、それは物理的にありますので
そういった場合は、「今は誰々なのでもう少し待っててね」としっかり話をする。
それは、目を見て、しっかり話をして、
それを貫けば、やがて当然それは子供分かります。
それをしっかり貫くことです。
その上で、その自分の番が来た時には、お子さんそれぞれが
しっかりと愛してもらえると伝える・・・すると
そういうことを続けていくことで、子供の安心が生まれれば
子供は自分の好きな事に没入することができますから
それぞれの能力を伸ばす、つまり
子供それぞれが、自分の好きなことに今没入することができるということですね。
そういうような環境を作っていくためにも、
子供の心を安心させてあげる。そのためにはしっかり関わってあげる。
3人お子さんがいてなかなか物理的に難しければ
しっかりお話をする、それに尽きるんじゃないですかね。
子供の目線になる、子の気持ちになってるってことです。
今2歳の一番末っ子はどういう風に思ってるかな、
真ん中の子はどういう風に思ってるかな、
一番上の子はどういう風に思ってるかな・・・その子供の心になってみて
そのバランスをとって、お子さん一人ひとりに話をしていきましょう。
こどもはもう5歳でも自我が芽生えてるんですけども
一層社会的に自我が芽生えていく10歳ぐらいの頃までは
一生懸命、とにかくお父さんお母さんの気持ちを引こうとします。
家族にしっかり愛されてるかどうかっていうのは
自分が安心安全に直でつながりますから、一生懸命になりますよね。
それだけに自分に裂いてくれる時間をたくさん確保したいと思いますから
人が何かしてる時に邪魔をしたりしながら
とにかく自分に割く時間をたくさん取ってもらいたい、だから
今こういう風にお母さんの時間の取り合いをしてます。
しかしその時間だけじゃなくて、子供に対して効果的なのは
お母さんの体温であったり、お母さんの笑顔であったりだと思いますよ。
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