今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、 ラジオネーム みーちゃん さん からのご相談でした・・・
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娘は6歳(保育園)。その日はAくん、Bちゃんの3人で遊んでいたのですが、
ふと見ると、AくんとBちゃんとで遊んでいて、うちの子は、
一緒に遊ぼうと言っても仲に入れてもらえなかったようです。
前もそういうことが何度かあったので、
「どうしても仲間に入れてもらえないときはママに言ってね、お願いしてみるから」
と言ってました。
今回は二人に、「〇〇とも一緒に遊んでくれるとうれしいな」と 伝えてみたんです。
するとAくんが「だって、Bちゃんの方が好きだもん。
Bちゃんのほうが ちっちゃい頃からずっと一緒だし」と。
目の前で言われた娘は号泣。私もつらかったです。
しかもそう言い放った後、二人はにやにやしてるんです。
娘には「悲しいね、大丈夫だよ」と声を掛け、よしよししてあげるくらいしか
できませんでした。6歳の子どもの言うことではありますが、
こういうときはどうしたらいいんでしょう?
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安藤先生からのアドバイスです・・・
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一言で言うと、そういう場には近づかないことです。
子供たちの世界って確かに残酷で、人から何かエネルギーを奪ったりとか
人の気持ちを傷つけながら、でもそれで自分が優越感を感じて生きていくのを
無意識に罪の意識もなく行動します。
かと言って全員がそういうわけでもちろんなくて、
友達同士笑いあってエネルギーを補充してく子もいるし、
逆にまたそうやって人を傷つけたり 仲間外れにすることで
自分の負けん気と言うか、それで歩いてく子達もいるわけですよね。
そういうコミュニティというか、そういう場に自分が関わって関わってしていると、
エネルギーを吸い取る側か、吸い取られる側か、
どちらかに なってしまうわけです。
ですから、わざわざそういうところに近寄っては傷ついて・・・ということを
繰り返すんではなくて、距離を置くことです。
AちゃんもBちゃんも、ずっともともとこういう子でこれから先も
ずっとこういうこと言うわけではない子だと思います。
距離を置くことによって、また関係性が変わってきますから
変化をした関係性になってからAちゃんBちゃんとも、友達として付き合っていけば
いいと思います。
ただこの延長の中で、今の延長の中で 、二人といても、
もうこの図式は変わらないので、その図式が変わらないにもかかわらず
そこに近寄って、そしてまた傷ついて。。。というのではなく
そこからは一旦距離をおくべきだと思います。
そうすると、二人の態度もまた変わってくる可能性もありますし。
子供ってほんとに、結構残酷で、
そこで傷つきながら必ずそこにいなくちゃならない理由もないし、
自分にとって心地よいコミュニティ仲間、そういう場に自分で選んで
過ごしていけばいいんじゃないかなと思います。
ただ、コミュニティを探すのは、 お母さんにとって心地が良い
コミュニティじゃなく、子どものことを考えてあげてください。
今回のことも、もしも子供納得してたら別にそれでいいんですが、
お子さんは 号泣してます、嫌ですよね。
そこまでしなくちゃならないというわけではないですよね。
ですから子供も嫌なら、そこは確かにお母さんがパスを出してあげるのが
いいと思います。
コミュニティは、お母さんにとって心地が良いものを選んでも
子供の心地よさは後回しになるのは・・・どうかと思います。
「うちの子大丈夫かな」「みんなに仲間はずれにされてないかな」とか
不安に思えば思うほど、そのような形って露見されたりします。
大変だと思いますが、「心配をすれば心配事が起こる」というぐらいの
気持ちを持って、「そこまで心配しなくても大丈夫」と 言い聞かせるって部分も
一方で必要かもしれません。
お母さんがお子さんにすることは、本当に愛情を注ぐことであって
心配をしすぎることではないんですよね。
いつのまにかもう愛情の分全て心配にすり込んでしまうと
結構いろんなことが起こったりします。
愛情を信頼に変えて、
「この子は大丈夫 何があってもしっかりすくすくと生きていける」
そういう風な愛情に変えて、見守ってあげてください。
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