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7月1日 「調子に乗ってはダメ」と言い続けていたのを後悔しています




今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 幼稚園、年中さん(4歳)の子の母です さん からのご相談でした・・・

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今、子どもに対してとても悔やんでいる事があります。

それは、常々言ってきた「調子に乗ってはダメ」という言葉です。

「〇〇できた~♪」と嬉しそうに言っていた子に、年少さんくらいまでは

私も笑顔で「そう~良かったね~」と答えてはいたのですが、

「一番早くできた」とか「〇〇ちゃんより上手にできた」などの言葉があると、

どうしてもうぬぼれている様子が気になり、叱ってしまっていました。

何か秀でるものがあっても、それで威張ったり、人をけなしたりする子に

なってほしくないという気持ちからです。 

でも、それがずっとだったからか、 前は幼稚園であったことを

いろいろ話をしてくれていたのに、年中さんになって 話をしてくれなくなりました。

うぬぼれの言葉は無くなりましたが、 積極性もなくしてしまったように感じます。

そして、秀でるものどころか、 何においても他の子に劣ってる。

そんな子にしてしまいました。

こんな風にしてしまい、今からでも修正することはできるのでしょうか?

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安藤先生からのアドバイスです♪

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子供は何歳になっても親に褒められたいと思っています。

9歳10歳ぐらいまでの子供は、親に褒められることが 頑張る元気になりますので

とにかく褒められたいんだっていうことなんですね。

ですから 「できた!」と言った時には、まず今からでも遅くないから

褒めてあげることです。

ただ、「一番」とか「誰々さんより」って言う言葉が出てきた時には

「誰よりとか、誰々ちゃんは誰誰ちゃんのペースがあるから

そこは言わなくてもいいからね」って教えてあげましょう。

お子さんのペースでできた そのことを、 とにかく良かったねって

褒めてあげましょう。

でも、「誰誰さんより上手にできた」「一番早く出来た」っていうのは

自惚れてるわけじゃないと思います。

親御さんのほうが、思いすぎたのかも分かりませんね。

ただただ、ほめて欲しいっていうメッセージだと思いますので

今からでも遅くないから もっと褒めてあげればどうでしょう。

まだ4歳のお子さんですもんね。

「調子に乗っては駄目」とか「いい加減にしなさい」とか

大人だと塩梅が分かるんですけど、子供には何のことだかさっぱり分からない

言葉だったりします。

そのことばは、親のイライラと怒りとかしかなくて

あまり意味が伝わらないっていう可能性がありますね。

そこは気をつけてあげましょう。

子どもって、いろんなことをゲーム的にも楽しんでやってるわけですから

1番!といっても人をけなしてるわけじゃないし、

あまりにも本当に人を蹴落としてまでっていうのが見られたらべつですが

そんなにうぬぼれてるわけではないと思います。

でもこのお母さんも、そうやって言いすぎたことを 悔やんでるわけですから

子供は親の笑顔がみたい、だから頑張る・・・ということを忘れないで下さい。

子供の心に栄養を与えてあげてください。

今からでも修正できます。 失敗のない子育てはないと思います。

一つ気になっているのが...

お母さんが「今となっては何ひとつ秀でるものがない」 とありましたが、

これは、お母さんのほうが 人と比べてるんじゃないかなと思います。

子供って 、身長が伸びるのと同じで成長 のタイミングがあるので、

いつも伸びなくてもいいんです。

大事なことは、あんまり仲間と比べる事じゃなくて

明るく元気に生きることです。

そのためにはお母さんが明るく元気で笑顔でいると。

やっぱり母親は太陽なんだと 心にとめておいて下さいね。

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