今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、中学1年生の母親です　さん　からのご相談でした・・・

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息子は中学生になり、学校生活や授業のやり方が小学校のころと全く違うため、

授業についていけないようです。勉強だけでなく、学校生活でも、

細かい校則があることや、部活などでの上下関係と、部活の練習に追われること、

他の小学校出身の子たちとの新しい人間関なども少し不安に

思っているようです。

「何かあったの？」ときくと「まぁいろいろあるわさ」と言っていますが

心配しています。　

親としてどう言ってあげればいいのか、アドバイスいただけますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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小学校から中学校に入学すると、よくあることだと思います。

しかし、親以上に本人が不安なので、必要以上に不安に思ってしまうと

本人の不安も 増大します。

どう言ってあげればいいのかと言いますと

「色々あると思うけど頑張ってね。これも全部 みんなも乗り越えていくし、

あなたも乗り越えていけると思うよ」

そして、

「でも何かあったらいつでも味方になるから。その時は言ってね」

っていうことです。


必要なのは、本人の勇気、 それから 意欲。

そういうことを、越えて行こうとする「力」です。

それがくじけないように、親としては バックアップしていきましょう。


「あなたは できる」っていうことを言って、

そして「勇気」を育てていく・・・ そういう言い方がいいでしょう。

励ますような感じです。

勉強については、

「わからないことがあったら、例えば 塾とかも必要だったら言っておいで」

とか、とにかく、「何かあったら言っておいで。一緒になって考えてあげるから」

「サポートもするから」と、その程度でいいと思いますけれども

声掛けしてあげると良いですね。

こちらから不安になりすぎて、

「どうした？」とか「なにかないか？」とか

聞きたくなりますが 、軽く、明るく聞いていくのがいいと思います。

心配がすごく伝わるような 聞き方だと、

本人も、どうしても意識が そっちの方、なんか悪い方の考え方になってくるので

心配すぎる気持ちが伝わるような 聞き方じゃなければ いいでしょう。

また、男の子なのでお母さんに全部何もかも 話してというのは

これからもあんまりないので、「まあ いろいろあるわさ」っていうのは

そんな感じだと思います。

そうやって言っている間は大丈夫だと思います。



小学校から中学生に変わって、子供にとってみると、

大きな環境の変化が、学年が変わるごとに、クラスが変わるごとに、

色々な悩みってこれから出てきます。

そのたびごとにかなり色々とあるでしょう。

思春期ですし、 中学生っていうのは小学生とかだとからっと変わります。

体も大きくなって変化したりします。

とにかく いろんな環境が変わってくるから、

今まで自分の周りで当たり前だった いろんなものが、

今度はまた違う形で付き合い始めないといけないとか、

周りの環境とうまくやっていかないといけないとか、

その中で自分の居場所をきちんと作っていかないといけない 。

・・・結構大変なんですよね。

がんばっているのだと思います。

この「頑張る」っていうことをしながら、この大変な中で、

自分のペースを作っていくわけなので、

親っていうのはそれを心配するんじゃなくて「応援する人」になってあげましょう。

「心配」という感情じゃなくて、「大丈夫だ」って

その子を信じる気持ちが大事です。

それから・・・暗くならないように明るくしていく っていうことです。

まあ 「ピンチの時でも暗くならずに本人を信じていく」

・・・つまり これが「 応援」です。

親というのは「応援団長」です。

心配する 応援団長 っていうのは、応援団長とはいえません。

応援団長 という役目を果たす。これが大事です。

そして勇気づける。

そういう気持ちでいることが、大変ですけど、大切なことだと思います。

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