今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、ラジオネーム NICO さん からの
ご相談でした・・・
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安藤先生、はじめまして。
小学3年男子(姉弟あり)の子供の相談です。
息子はとにかく遊ぶことが好きで、土日以外にも、帰宅すると、
近所の子供や弟と、 虫取りやサッカー、鬼ごっこ。雨の日は、タブレットのゲームやYouTubeを見たり。
勉強はいやいややっています。
「遊びは宿題や学校の準備が終わってからね」 という約束もなかなか守れません。
ただ、学校での生活態度に問題はないと先生から言われています。
週4回、習い事(体操)をやっていますが、遊んでばかりいるよりはという程度です。
私も、初めは、友達と遊ぶのはいいことだと思っていたのですが、
小学3年生になり ちょっと心配になってきました。安藤先生いかがでしょう。
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安藤先生からのアドバイスです♪
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小学3年生になり、ちょっと心配になってきましたとありますが
全然!
まだまだ小学3年生ですし、逆に何の心配もいらない。
むしろ、こんなにたくさんいろんな遊びをしてる。
これはとても頭の良い人にしかできないこです。
「あの遊びは良くない」とか、「遊びは勉強の逆側にある」ように
思ったりしがちですけれども、遊びの中で養われる様々な知恵、
それから人と協力すること、みんなと一緒に笑い合うこと、
本当にその人間の奥深くに眠る様々な力を呼び起こして
そして目覚めさせて、そしてまぁいつかどこかで勉強する時の役にも立つでしょうし
また学校を出て社会に出て、幸せに生きる役にも立つでしょう。
なので遊びっていうのは そんなに悪いことじゃ全くない。
むしろ良いことだと思います。
今日のご相談を聞いてると、あんまり遊びいっていうのをプラスに捉えられてないと思います。
なかなか、宿題や学校の準備が終わるまで遊べないというのは
宿題や学校の準備っていうのは、まるで返しの刃、なくてはいけない罰、
ペナルティであるかのように「これをやらないとご褒美がもらえない。
仕方がなくやるもの」みたいな印象が どんどん強まります。
「宿題や学校の準備は、最終的に次の日学校行くまでに
どこかで自分で段取りくんで終わらせなさいね」
・・・それだけでいいと思います。
学校の生活態度も問題はないということなので、
お子さんは、どこかで最後は上手に、宿題にしても学校の準備にしても
してるんだと思います。
やっぱり自分で考えて、遊びにしても宿題や学校の準備しても、
全部自分で考えて、最後全部上手に楽しくやりなさいと、
そう伝えるだけでいいと思います 。
言われたことをやることも大事です。でも、
とにかく言われたことをやりなさい、言われた通りにやりなさい
と言うメッセージばかりに対応する子供なってしまいます。
昭和の時代は、「しっかりと人の言うことを聞きましょう」そのことが最優先でした。
もちろん今でもそのことは重要です。
しかし だから自分で考えて自分のやりたいことを突き詰めて
そして自分や周りにいろんな楽しさとか、価値のある喜びとか
それを生み出していきましょうっていうのが、
今この時代において一つの重要な価値観としてあります。
昔はなかったけど最近にある価値観として生まれてますね。
そうすると、虫取りサッカー鬼ごっこ。。。これはそういう心を育てる意味で
もとっても大事な行動です。
その人をトータルな賢さで考えた時に、遊びっていうのは
心も成長させてることになってるんだと思います。
本当にポジティブに捉えて、 勉強ばっかしないで遊んでばかりいるっ て
勉強と遊びは敵対するものどうしではありません。
だからいっぱい遊んで ニコニコ見守って、
こんないっぱい遊んだんだから明日の準備は大丈夫なのって
その一言でいいと思いますね。
遊びの中で本当に色々と 経験していくことも多いですから。
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