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合格したらゲームばっかり・・・




今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、

ラジオネーム  S・K さん からのご相談でした・・・

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中学3年生の息子のことでご相談です。

高校は、合格した私立への進学が 決まりましたが、安心したのもあってか、

最近、気を抜いているようで 友達とゲーム三昧です。

共働きで昼間親がいないので、この春休みが心配です。

「塾に行く?」と聞いても気のない返事。どうしたらいいでしょう。

ママ友と企んで、息子同士一緒に行かせる?なんて話していますが、

それもあり?でしょうか。

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安藤先生からのアドバイスです・・・・・

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受験が終わって合格したあと、 おおかたの親御さんのお悩みかと思います。

高校受験がゴールになってしまう。

親も、義務教育さえ終わらせれば一安心みたいにもなってしまったり...。

子どもさんも これで一安心っていう風になり遊んでしまったり...

だからどうしても こうやって早くに合格すると気を抜いてゲーム三昧、

全く勉強してない、 本当にあるあるですよね。

この場合は 「遊んでるのは良くない、 だから勉強しなければならない」 なんて

そんなことでは、子どもは動きはしませんから、 まずは目的を作ることです。

例えば最初の一つの例なんですが...

目的としては、 高校入学してからの最初のテストをがんばる。

高校一年生になった最初のテスト、 その順位って、これからの3年間を

もう司るわけなんです。

中学校の時は、自分の順位は大体これぐらいだなってわかってますよね。

でも入った高校によっては、 中学校の時の順位と同じような数字の順位が

出てくるとは限らないんです。 行った先の高校で、

自分がどれくらいのとこにいるかっていうのは、当然最初わからないわけです。

しかし、 最初のテストでの順位で 自分は大体この辺にいるんだなっていうことが

初期設定されます。 それが潜在意識の中にずっと残ります。

それよりもちろん悪くなることもいいこともあるんですけれども、

一番最初のテストで良い成績を取ったら、それが最初の設定になります。

すると3年間、 自分はそこら辺のポジションにいるんだなと思って頑張るから、

それぐらいの成績を維持させることもできるんです。

自分の思い込みの最初の設定ができるわけです。

これを目的として、「高校に入って初めのテストは大事だよ」と

そういうことを伝えることが大事です。

あとは、それを誰が伝えるのか、これが重要です。

やはり親だと難しいですね。 だから親以外の第三者がそれを語るのがいい。

そういうことを語ってくれる大人と出会うために塾に行くのも ひとつの方法です。

ゲームについては... 今の大人が子供の頃は、

「テレビを見すぎるな」って言われました。

しかしテレビは時間になったらその番組終わるので、

時間の割切りができてるんですよね。

でもゲームには、時間割がないんです。 だから止めるのは自分しかないんです。

自分でルールを作ることです。親もルールを作ることです。

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