今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、 ラジオネーム taka さん からのご相談でした・・・
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小2の娘のことなのですが・・・。
本人が始めたいと言うから始めたのに、 うちでのピアノの練習を嫌がります。
練習をめんどくさがる感じです。
教室は週に1回、30分。これで上達するとは思えず、
レッスン代がもったいなく感じます。
ただ、ピアノを弾くことは好きみたいです。
練習しないならもうやめたほうがいいと思ってしまいますが、
この先どうすればいいでしょう。
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安藤先生からのアドバイスです・・・
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この年齢は、まだまだ褒めてもらえるから頑張る年齢です。
その気にさせるとかそういうのが必要な年齢ですので、
上手になるために歯を食いしばって練習するって
なかなかそれは成り立ちにくいですよね。
本人の性格にもよりますけれども 基本的には嫌がって
基本的には面倒くさがる... それは本当に自然の姿なんだとも思いますね。
嫌がったり、面倒くさがったりしないためには
やっぱり相当周りが工夫してあげることが重要です。
練習するのに、お母さんも一緒になって横にいて 見守ってあげたり、
褒めてあげる、立ててあげると、
お子さんにとっては、ピアノの練習というよりも、
お母さんが横にいてくれる時間、褒めてもらえる時間、
お母さんがニコニコしてる笑顔を見ることができる時間... と、
母さんと仲良くいれる時間というふうに変わります。
やがてそのまま ある程度のレベルに達してくれば
「表現の喜び」ができてきて、進んで自分から色々な音楽を弾いたり、
練習したり、というような流れになるんじゃないでしょうか。
いろんなものの考え方や時代の変化、スピード、 便利さ加減とか、
全てのが事色々変わってきてますから、
「努力根性歯を食いしばって」と、
親の私たちもそうだったんだからっていうこと言ったところで
子供にはピンとこないのかもしれませんね。
小学校2年生ですので、 ニコニコしてるお父さんと お母さんがいて、
仲良くして、自分といてくれるこの時間っていうとが 子どもにとっては
いい時間なのです。
絶対覚えとかないといけないこととして...
小学校5年生ぐらいまでは、
本人にとってはピアノの時間ではなくて 「褒められる時間」なのか、
「叱られる時間」なのか どちらかなんです。
ピアノの時間って思ってるのは大人だけで、 子供からすると、
今から染められる時間が始まるって思うか、
今から怒られる時間が始まると思うか どちらかになります。
今から怒られる時間が始まると思えば
それは誰ももうやりたくないですよね。
もっとがんばってほしいとおもうのであれば、
その時間を「褒められる時間」 となるように
お子さんに認識させる、
そのためにはどのように接してあげればよいか、 わかりますよね...
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