今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
このブログにの最後には、安藤先生からのお知らせもありますよ!
さて、今週は、ラジオネーム M・B さん からのご相談でした・・・
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長女は高校受験を控えています。
数学の計算スピードが遅く、いつも解答用紙の最後までたどり着きません。
答えはあっています。どうにかして早く解ければと思いますが、
私立高校の入試問題は、過去問題を見ると、
マークシートで40分、数学は50問もありました。
塾には行っていないので、受験用ワークでひたすら計算問題を解いていますが、
来年1月の受験までに何とかなりますか?
塾も検討していますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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安藤先生からのアドバイスです♪
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もう11月ですから、いよいよですよね。
不安もあろうかと思います。
3つお話します。
まず1つ目なんですけれども、
数学の計算っていうのは やっぱり「処理」 なので、
つまりは「やり方」が当然あるわけであって、
でもそのやり方を今 体が反応してなれるというような
どっちかって言うとスポーツに近い感じです。
反応してどんどんと処理をしていくということなので
基本的には 高校受験の数学の計算っていうのは
どちらかというと 処理に近いので、
スピードを早めるためにはこなすしかないですね。
計算にも パターンがありますから、そのパターンに応じて
とにかく たくさんの 量をこなして、「こういうときはこうだ」
と、それの繰り返しなんですけれども 、それが効果的です。
受験用ワークでひたすら計算問題を解いています、とのことですが
あんまりワークで計算問題を解いて行っても、
ワークの作りが、次から次へと新しいパターンの計算問題に行くので
定着しにくい ん ですよね。
つまりは、ある パターン 。
例えば、ある公式の計算がどんどんどんどん スピードアップしようと思うと
本当にそれが体ですぐ反応するようにするためには、
人によっては 30問ぐらい解いた方がいい場合があります。
人によって同じパターンを何問 繰り返せばいいかというのがあるんですけれども
市販の受験用ワークっていうのは、
3問ぐらいあると次のパターン、また3問 ぐらいあると次のパターン...と
どんどん 次のパターンに行くので、1つのパターンを定着するのに
50問かかる人も、3問ぐらい でも次のパターンに行かないといけなくなってしまう。
そうすると定着しません
1つのパターンが身につくまでしっかりやろうと思うと
本当にそれがしっかりと 身についたなっていうことを
見極めてから次のパターンというと、 塾のサポートは必要だと思いますね。
ただ 集団で教えるような塾では難しいでしょうね。
その個人塾とか個別指導 っていうところで 個人塾がいいんじゃないですかね 。
また、個人塾といっても、先生との相性があるので一概には言えませんが...。
個別指導でもいいんですけども、個別指導と言っても
本当にこの子が「あるパターンを完全にマスターしたな。じゃあ次行こう」
というというふうに、本当に見極めることができるベテランの先生がつかないと
難しいんじゃないかなと思います。
ベテランの個人塾か個別指導・・・ でもその本当に今 娘さんに
しっかり 寄り添ってこのことも 親としても オーダーしながら
しっかり そのようにやっていただける個別指導の塾などの力はいると思います。
2つ目。
2つ目は、これは入試に向けてのお話なので・・・
入試は、数学以外の科目もありますよね。
だからトータルで合格しようと思うと、だいたい 6割 7割取れば合格すると、
よく言われてるところなので、だから 全部の科目を 何が何でも
100点を取りに行かなくてもいいわけですよね。
まずは 合格というものを勝ち取るためのことなので
数学のこれがどうしても遅いっていう、その できてないところばかりに目がいって
「これだけは 何とかしよう。何とかしろ」ってしすぎる があまり
視野が狭くなってしまうとあんまりよろしくなかったりするんですよね。
他の科目も トータルで6割 7割っていうところを取ってければいいわけです。
全体で取れればいいという風に広げることが重要です。
数学も40分で50問 ということだった場合、
計算のみならず、 他のいろんな問題で解けばいいのです。
しかも 配点は、計算は一問が 比較的小さいけど、他の問題は 比較的大きいとか、
配点で大きい問題を先に取ればいいとか、ほかの科目で取ればいいとか。
トータルの戦略があるので、計算だけが遅いから計算を何とかしないと
合格しないとかそういうわけでもないんですよね。
そして3つ目。
受験に向かっていく これからの子供たちは、親もそうなんですけれども
一番重要なことは不安に思い過ぎないってことです。
何でもそうですけれども、不安に思えば思うほど
自分の力が出せなくなるし、不安に思えば思うほど
成長もその分 阻害されますよね。
行けるんだと思って 強気で行くからある程度行けるわけであって。
ですから、できないところ あまりにも 見すぎるんではなくて、
あんまり 不安にも追われることもなくということを意識していくことも
最後は重要だと思います。
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