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10月4日 勉強に口を挟まないようにしてきたが・・・




今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、匿名希望 さん からの

ご相談でした・・・

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中学1年生の息子がいます。

私は、姉が教育ママで、甥っ子がいつもしんどそうに勉強していて

暗い子に育っている様子を見てきたので、自分の息子には、

今まであまり勉強に口を挟まないようにしてきました。

しかし、息子は、好きな科目は一生懸命するのに、嫌いな科目はすぐに諦めて

投げ出すようになってしまいました。

まだ少し先ですが高校受験だってあるし、今までの育て方に対し

少し不安な気持ちになっています。今後の育て方について、

何かよいアドバイスを

教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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中学1年生っていうことなので、

高校受験っていうのがやってくるわけですけれども、

高校受験っていう制度は、基本的にはまずは 通知表の内申書、

あと入学試験も、一教科で受験できるとかそういうことは

やっぱりないわけですよね。今 5教科 または少なくても

3教科 っていうのが多いです。

そうじゃないところもたまにはありますけども、

基本的には5教科 または3教科 ということで、トータルが必要になるわけですよね。

そういったことをまずはきちんと説明をするというところでしょうね。



「好きな科目は一生懸命だけど嫌いな科目 あまりやらない」ということに対して

嫌いな科目も諦めちゃいけないとか、嫌いな科目を投げ出しちゃいけない、

嫌いな科目もやらなくてはいけないっていう、

目的 なく 嫌いな科目も諦めちゃダメだって言っても、「なんで?」 って

こうなるわけです。

嫌いな科目もやらなくちゃいけないって言っても「どうして?」 ってなるわけです。


でも 「それはなぜなら 高校入試 というのがあって、

こういうような制度になっていて、それを放っておくと

自分にとってはあまりいいことにはならないというような制度があるんだけど、

どう思う?」っていうことですよね。

だから「嫌いなこともやらなくちゃだめですよ」 というよりも、

「それだとなんでやらなくてもいいやん、嫌いなんだから」になるんですけれども

なぜそれを言うかと言うと、

高校受験の制度がこうなっていて、ある 偏った科目だけをやると

そうなるとこうなるよね っていうのは、これは事実としてあるわけなので、

それを説明して、そういう未来が いつか来るということから

どう思うか」っていうことですよね。

そういうような投げかけをすることによって、

「あーなるほどね。じゃあ やった方がいいのか」と

やっぱり本人が納得に繋がるような、そういう未来をきちんと

事実として説明をするというところでしょうね。

言うこと聞かせるというよりも、まずは事実を説明して、

「なるほどね」 って思ってもらう、納得させるということでしょうね。



そして もし、未来がこうだから 制度がこうだからやった方がいいと

思ったとします。そうしたらその次に

どうやって嫌いな科目にとっかかり始める かっていう現実の問題がでてきます。


嫌いな科目は、あまりできないから嫌いとか、いろんな理由があると思うんです。

その 「できないから嫌い」って言うんだったら、

できるところから始めればいいわけで、

では「できるところってどこなんだろう」 とか 、

面白くないところは、 面白いように 教えてもらえるようなところとか、

それこそ 塾なり いろんなところの力を借りながら、できるところから

面白くやってくれるところを選びながらやっていくということになるでしょうね。



嫌いなものでも、無理やりに「やらなくちゃいけないんで やるべき」と

押し付けに行っても、なかなか 状況は変わっていかないです。

これは誰しもがそうだと思います。

できるところからとか、面白い工夫をしてもらいながらとか

そういう環境を探しながらやっていく っていうことが重要でしょうね。

嫌いな科目もやらなくちゃいけないっていうのは

誰に言われようが本人が一番よくわかってるんですね 。

自分でわかっているけど、やりたくないんだと。

それではダメなんだっていう正論を言っても、

正論が聞きたいわけじゃないんですね 。

そうじゃなくてどうして嫌いなのか っていう自分のことを理解してもらいたいとか

これだから嫌いなんだ。よくわからないから嫌いなんだとか

色々あると思うんです。

そういうのをしっかりと聞いてあげた上で、じゃあ こういう風なやり方で

やってみようか っていう風に対応してくるってことですね。

本人の話もよく聞きながらやってもらうといいと思います。

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