『声に出して踏みたい韻』 著者:細川 貴英さん

みなさんこんばんは!

ADの南です。

今日は年末とは思えない暖かさですね。

 

さて、今日で2015年も終わりです!

みなさんにとってどんな一年でしたか?

 

今年最後のEVENINGCOASTERを

振り返っていきましょう。

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今年は本の紹介です!

Webエンジニアの

細川 貴英さん にお越しいただきました。

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プロフィール

慶応義塾大学大学院の在籍中に物理の学術書を執筆。

趣味が転じてラッパーとしても活動。

現在は、Webエンジニアとして働く。

 

『声に出して踏みたい韻』 

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今年もいろいろな音楽が登場しましたが、

音楽の中に隠された 韻 について

お話を伺いましたよ。

 

*そもそも 韻を踏む とは?

母音を合わせることをいいます。

 

例えば、

とみたてつや だと

母音は おいあえうあ になります。

韻を踏んでみると、

もちたべるわ などが当てはまるわけですね。

 

曲の中で韻を踏むと、

頭に残ったり、響きが良くなったり、

曲が一層魅力的になるというわけなんです。

 

*ダジャレとの違いは?

 ダジャレは、母音と子音が合わなければなりません。

 例えば、アルミカンの上にあるみかん

      フトンふっとん

など、同じ音を合わせることで成立します。

 

一方で、韻は母音のみを合わせるため、

ダジャレよりも自由に作ることができます。

 

例えば、アルミカンの上でまつじかん

など、制限が緩くなって文章が作りやすくなるんですね。

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*韻というとラップ?

韻というとラップというイメージを持っている方が

多いと思いますが、

実は身近な音楽にもたくさん使われています!!

 

番組で紹介したMr.Children の「しるし」の他に、

KREVAの「イッサイガッサイ」などの中にも

韻が踏まれてます。

みなさん探してみてはいかがでしょうか^^

 

私はたくさん曲を聴く方ではないですが、

ミスチルの「しるし」の韻を踏んでいる歌詞の部分は

耳に残っていて

よく覚えている部分でした。

これは、韻と関係するんでしょうね^^

 

みなさんの好きな曲の中で、

耳に残る部分や良いなあと思う部分が

実は韻を踏んでいるかもしれません!

 

探してみるのもおもしろいですよね。

 

『声に出して踏みたい韻』は、

細川さんが理系的視点から、ラップのみならず、

誰もが知るJ-POPの名曲など日常に潜む「韻」を

徹底的に解説し、とても奥が深い韻の世界へと

誘ってくださいます!

 

一度手に取ってみてはいかがでしょうか*^^*

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さて、今日深夜1時からは、、、 

NEW YEAR'S PARTY 2016 !!

伊勢神宮「おかげ横丁」に特設ブースを設け、公開生放送します。

初詣で賑わう伊勢神宮・おかげ横丁から、現地の様子をお届けしますよ。

日時:2016年1月1日(金)1:00~6:30

 

今日はここまで!

みなさん、今年一年ありがとうございました。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

EVENINGCOASTERは1月4日(月)から通常通り放送しますよ。