『 Focus on JAPAN 』⇒リオでの文化交流

みなさんこんばんは!ADのありさです^^*

リオデジャネイロ・オリンピックの閉会式が行われ、17日間の熱戦に幕を下ろしました!

南米初開催のスポーツの祭典。

日本選手団は金メダル12個銀メダル8個銅メダル21個と、史上最多41個のメダルを獲得しました!

 今回のオリンピック、本当に感動の連続でしたよね。

選手の皆さん、お疲れ様でした。そして心からありがとうございます。

胸を張って日本に帰ってきてほしいですね。

ではでは、今日の放送をチェックしていきましょう♪

 

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月曜コーナー  『 Focus on JAPAN 』

 

 

毎週、気になる「政治」「社会情勢」の話題をピックアップ。

分かりやすく解説しているこのコーナー。

三重大学人文学部の先生方に週替わりで担当して頂きます。

 

 

今日の担当は、『西洋哲学』がご専門で、三重大学人文学部 の田中綾乃先生

スタジオにお越しいただきました。

 

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今日のテーマは『リオでの文化交流』

 

17日間の熱い戦いに幕を下ろしたリオオリンピック。

レスリングをはじめ三重県ゆかりの選手が多く活躍しましたよね。 一試合一試合本当に感動しました。

そしていよいよ4年後は東京オリンピック・パラリンピック。

今年の1月にも先生にはオリンピックの話題をお話し頂きましたが、オリンピックには『文化プログラム』というものもあります。

2020年の東京オリンピックでは、2012年のロンドン大会に倣い、日本国内で約20万件の文化プログラムの実施がなされようとしているんです。

そしてその文化プログラムのスタートが今回のリオデジャネイロ大会から始まりました。

8月18日から21日までリオで「東京キャラバン」と名付けられたイベントがあり、オリンピック期間、世界中からリオに訪れる人たちに日本文化や日本の芸術をアピールするためのイベントなんだそうです。

東北地方の伝統芸能が披露されたり、ダンサーやミュージシャンたちが現地で向こうのアーティストも交えた『文化交流』がなされました。

この東京キャラバンの発案は、劇作家・演出家の野田秀樹さん

野田さんは、文化の"文"交通の"交"の文字が似ていることをあげ、「文化とは交通である」「色々なところを行ったり来たりしながら文化は生き続けていく」と述べています。

そして、日本のアーティストが現地のアーティストと出会い、何かを生みだすことは『文化交流』というよりも『文化混流』であると言っています。

田中先生も文化や芸術の可能性というのは国境や言語、価値観などを越えて様々な人たちが交わることだと考えていて、今回のプログラムがどう2020年に、そして2020年以降に繋がっていくか注目しているそうです。

三重県でも文化プログラムが始まるのでそれも楽しみだと話します。

 

三重大学でも来月にアートに関わる講座が開講されます。

タイトルは「舞台芸術振興のための特色あるアートマネージメント人材育成講座」

アートマネージメントとは、アーティストや芸術作品と、それを享受する人たちや社会との間をマネジメントする・・・"つなぐ"役割のプロデューサーのことだそうです。

オリンピックの文化プログラムなどで、様々なイベントがなされようとしている中、それをプロデュースする制作者の人材もますます求められてくる、と先生。

この講座は、地域に根ざしたアートマネージメントが実践できるような人材を育成するための講座です。

公開講座となっていて、誰でも受講でき、受講料は無料です。

これまで3年間この講座を開講してきたそうですが、今年が最終年度となるそうです。

ぜひ、文化や芸術に興味のある方は受講してみてはいかがでしょうか?

1コマのみ、1日のみの受講も可能です。

詳細は三重大学人文学部のホームページに載っていますので、そちらをご覧ください。

http://www.human.mie-u.ac.jp/news-p/28.html

 

 

田中先生、ありがとうございました!

 

 

 

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他にも、クレイジーケンバンドの横山剣さんからのメッセージもお届けしました♪

いかがでしたか?

それでは、EVENING COASTERまた明日夕方17時です!

聞いて下さいね♪