『Focus on JAPAN』⇒問題の外在化

みなさんこんばんは!ADのありさです^^*

今日は雪の影響で内容を一部変更してお送りしました。

伊勢や松阪など、北部より南部の方で雪が降り驚いた方も多いのではないでしょうか。

降っていた雪は多くのところで雨に変わったようですが、路面は濡れています。

気温の低下による道路の凍結に引き続きご注意くださいね。

また、週半ばにも雪の予報が出ていますので、最新の気象情報をチェックしてください!


では、さっそく今日の放送をチェックしていきましょう!




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月曜コーナー  『 Focus on JAPAN 』




政治、社会、経済、文化の各分野からタイムリーなテーマをピックアップ。

ご専門の「ポジティブ心理学」の観点からお話しいただきます。

担当して下さるのは、

皇學館大学 文学部 コミュニケーション学科 助教臨床心理士川島一晃先生です。

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今日のお話は、『外に出したら、扱いやすい』

もうすぐ節分ですね。今日はその節分を臨床心理学的にとらえお話して頂きました。

節分は皆さんご存知の通り、鬼に豆を投げて魔を払い、福を招く行事。

こういったことを"こころ"に置き換えてみたらどうでしょうか。

私たちの"こころ"は目には見えませんし、レントゲン写真のように写し出すすべもありません。

なので、悩んでいるとモヤモヤと苦しいですよね。

そのモヤモヤを外に出してみる、というアプローチがあります。

心理療法には様々なアプローチがあります。

そのうちの一つ、『家族療法』の中にある『外在化』をいう内側にあるものを外に出す考え方があります。

例えば、夏休みの宿題を終わる直前まで手を付けなかったとき、「サボリ虫が悪いんだ、僕は悪くない」なんてことを言ったり言われたり・・・ありませんか?

例でいう「サボリ虫」、これは私たちが作り出したもの。こういった感じで外に出すということ。


なぜこう考えるのでしょうか。

当事者に内在化、つまり自分の中に問題があるとすると、その当事者の人が悪者になってしまいます。

サボリ虫や小さな悪魔など、問題を擬人化させて外に出すことでユーモアに富んで距離が取れる、臨床上の最大のメリットだといいます。

ほかにも、問題に対して周囲が協力体制を取りやすくなったり、様々な効果があるそうです。

もちろん、サボリ虫たちを言い訳に使ってはいけませんが・・・。

こころを軽くする一つの手段として、やってみてはいかがでしょうか?


続きはまた来週お話しいただきます!

川島先生、ありがとうございました!



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18時22分ごろからはこの番組!

『肺、おさむに聴け! ラジオを聴いてLung Lung Lung』

肺・呼吸器疾患の最新の医療情報を伺います。

日々、最前線で患者と向き合う医師の率直な言葉から、医療にかける思いと可能性を感じてください!

ご出演は、

松阪市民病院・呼吸器センター長 畑地 治先生です!


今日は、『インフルエンザ』のお話です。

一月に入り本格的な冬に。インフルエンザも各地で猛威を振るっています。

去年はワクチンが足りていないということで慌てて医療機関を訪れた方も多いのではないでしょうか。

でも、畑地先生によると"ワクチンは足りていた"そうなんです。供給が一か月遅れるだけということだったそう。

例年のペースで患者さんが接種に来ていれば十分間に合ったそうなのですが、マスコミでワクチンが足りないという報道がなされ、患者さんが殺到。結果足りなくなったといいます。


このインフルエンザ、みなさんは風邪との違いわかりますか?

決定的に違うのは感染力の強さ。そして症状が風邪よりも重いこと。

インフルエンザをきっかけに、肺炎やそのほかの病気を引き起こし、高齢の方で身体が弱っている方は特に命を奪うことになりかねない怖い感染症です。

ではかかってしまったらどうすれば良いのでしょうか。

実は、若くて元気で症状が軽ければ必ずしもタミフルなどの薬を飲む必要はないと話す畑地先生。

逆に高齢で弱った方にはインフルエンザの薬は必ず必要。

病院できちんと診療を受け適切な治療を受けることが一番大切なんですね。


では、インフルエンザにかからないためにはどういった点を気を付ければよいのでしょうか。

やはり手洗い・うがい・歯磨きをしっかりすることだそうです。

そこが感染を防ぐための基本だといいます。

また、ワクチン接種について、自分が感染するのを防ぐということはもちろん、多くの人がワクチンを接種していけば日本全体としてインフルエンザを防ぐことが出来るそうです。

少しでも多くの人にワクチンを打ってほしい、先生はそう話します。


最後に、もしインフルエンザにかかってしまったら・・・

他の人への感染を防ぐためにマスクを着用すること。

マスクは、他人から菌をもらわない、よりも他人に菌を移さないという意味の方が大きいんだそうです。

そして適切な医療機関を受診し、しかるべき治療を受けること



さて、このコーナーでは畑地先生への質問をお待ちしています。

この番組ブログ横のバナーから送ってくださいね!

お送りいただいたメッセージを番組でご紹介させていただいた方には、松阪市民病院 呼吸器センターのオリジナルグッズをプレゼントします!

ぜひ、みなさんからのメッセージお待ちしています!

畑地先生、ありがとうございました!




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いかがでしたか?

それでは、EVENING COASTERまた明日夕方17時です!

聞いて下さいね♪