Focus on JAPAN『地震と歴史』


みなさんこんばんは!
今日のADは白石が担当しました♪


今日の内容、さっそくふり返っていきましょう☆☆






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月曜コーナー
『 Focus on JAPAN 』



タイムリーな話題をピックアップしてお話しいただきます。




担当して下さったのは、おなじみ・・・♪

皇學館大学 元教育学部長で現 特命教授
深草 正博(ふかくさまさひろ)先生です




今日のテーマは『地震と歴史』




地震と歴史に相関が?というお話...。




1988年に地震考古学を提唱された
寒川旭(さんかわあきら)さん、
『地震の日本史』中公新書より、
まずは2つの地震を例にご紹介いただきました。




【天正地震1586年】



秀吉が天下統一のため、
美濃大垣城から三河(家康)へ
攻め込もうとしましたが、
地震により城が倒壊・・・


あわてて大阪へ逃げかえり、家康と和解したんだとか。


地震がなければ家康の天下はなかったかも?しれませんね。




【安政大地震1854年】



幕末の大変有名な地震ですが、その少し前に
伊賀上野地震があり、
そこから
1867年大政奉還まで、

大小11もの地震があったんだそうです。


これにより、将軍家をはじめ水戸、紀州、尾張の御三家が被災。
財政難でガタガタになってしまいました。


そして、長州、薩摩は災害にあわず...。
両藩は力を備えたんだとか。


これが倒幕につながったのかも?しれません。



地震と歴史には、大きな関係があったかもしれませんね。






■必ずやってくる南海トラフ地震



もちろんやって来て欲しくないですが、、、
歴史を見るとそういうわけにもいきません。



南海トラフとは、四国の南に水深4千メートル級の
深い溝がある地形のこと。


東側で起こるのが東海地震、西側が南海地震、
あわせて東南海地震とも言います。



さぐっていくと、
日本書紀に684年に初めて記され、

その後、 
887年 1096年 1099年
1361年 1498年 1605年・・・
1707年 1854年 1944年・・・


ということだそうですが、
1361年以降、
最短で92年、最長で147年おきに来ている...
ということなんです。



2018年は前回起きた1944年の地震から74年なので、
「最短92年」でいくとあと18年後。
最長で見ると73年後ですが。。。
もちろん明日きてもおかしくない状況です。

真ん中をみても45年で、少なくとも30年~40年の間には
70~80%起きると言われています。



歴史を見ると決して他人事ではないんですね。。。





■過去の教訓をどういかすか




(1)伊賀上野地震 1854.7.7 M7.2



名張に在住の元小学校校長 竹内英雄さんが、
現職中に「大地震覚書」(伊三郎)という著書に出会い、
なんとか現代語訳されたそうです。


それによると、非常に具体的にいろんなことが書かれており、
不気味な地なり音を「どぶどぶ」と表記。

色んな言葉が出てきて、具体的な被害の様子がよく伝わってくる著書だとか。



内容には、

①竹やぶに逃げろ
②家がつぶれたら出火のおそれがあるから煮炊きを家の中でするな
③盗人が多くなるから気を付けろ
④村人同士の相談・情報交換をする

...と、現代にも通じることがたくさん書かれているです。





(2)「稲むらの火」



安政南海地震 1854.11.15


和歌山県広川町で、浜口梧陵という人が、
海が引いていくのを見て、

自分の大事な稲わらに火をつけて、
村人を高台に避難させた...という話。


小泉八雲さんも「生ける神」とも表記したそうです。




(3)釜石小学校の話


全校児童184人が全員無事だった奇跡の話。

ある6年生が
「奇跡じゃない、学校で教わったことをそのまま実行した」
と言ったんだそうです。

非常に重要な話ですよね。


三陸地方に伝わっていた「津波てんでんこ」
ともかく家族てんでバラバラに高台に逃げろ、という
言い伝えも大きな役割をしたと言われています。




こういった災害があっても...
どうしても、直後だけ騒がれるものの
忘れてしまう場合もありますよね。



忘れないで、教育をしていく。
覚えておく。
とても大切なことですね。




深草先生、ありがとうございました~♪♪



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18時22分ごろからはこの番組!




『肺、おさむに聴け! ラジオを聴いてLung Lung Lung』




毎回、
肺・呼吸器疾患の最新の医療情報を伺っています。


日々、最前線で患者と向き合う医師の率直な言葉から、
医療にかける思いと可能性を感じてください!





ご出演は、おなじみ

松阪市民病院・呼吸器センター長 畑地 治先生です!



先生は、今度東京で、タレントの優木まおみさんと対談するのを
楽しみにされているんだとか・・・。。



対談内容は、日経新聞にも載る予定だそうですが、


色々好きな食べ物とか、そういった話をしたい先生に対し...
ぜんそくの話で対談...と少しだけ嘆かれていました。(笑)


お土産は赤福の予定なんだとか。。。(笑)




「重症ぜんそく」がテーマだそうです。




状況として、重症喘息の患者さんは、
薬がよくなっていることもあり、
少なくなっているそうです。



通院することが一番だそうですが、
いろいろ光が見えてきているそうですよ。



また対談の裏話なども、お待ちしています。




さて、このコーナーでは畑地先生への質問をお待ちしています。

この番組ブログ横のバナーから送ってくださいね!



お送りいただいたメッセージを番組でご紹介させていただいた方には、
松阪市民病院 呼吸器センターのオリジナルグッズをプレゼントします!


ぜひ、みなさんからのメッセージお待ちしています!


住所・名前・お電話番号、お忘れなく~!




畑地先生、ありがとうございました!



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今日の放送、いかがでしたか?(^^)

EVENING COASTERまた明日、夕方17時です!

聞いて下さいね~♪