夏休み、半分が終わりましたねw
我が家の長男(小6)夏休みのワークすらゴールが見えておりません????
もちろん、自由研究をやっている様子もありません。。
原稿用紙があったので、読書感想文は?
と聞いても、「そんな宿題ない!」と言い張ります(;´Д`)
え"?!じゃあ、コレ誰の??!??
言いたいわけではありません!
好んでは言いたくありませんが・・・
言わないとホントに終わりません・・・
きっとわたしに似たんだと思います|д゚)
【子育ての輪】・・《よく噛むことからはじまる健康づくり》
三重県歯科医師会 山中 寛貴先生をお迎えしました
山中先生、今回が初出演です♪
まずは、ご紹介から・・・
伊勢市小俣町でやまなかデンタルクリニックを開院
最近はコロナ禍もあって運動不足解消のためジムで体を動かし
時間があるときは山登りに挑戦していらして、
今年は鈴鹿セブンマウンテンの制覇に向けて頑張っているそうです
お子さま(大学生・高校生の娘さん)がいらっしゃる先輩パパさんです
まずは、ニュースなどでも耳にするようになった
"国民皆歯科健診"(こくみんかいしかけんしん)
がどういったものなのか教えて頂きました
・・政府が骨太の方針2022の閣議決定した中に今回初めて記載されたモノ
生涯を通じた歯科健診の充実を図る上で具体的な検討に入りますよということ
今回皆さんに注目を集めたことで、歯科健診の義務化がすぐにでも
始まるというイメージが一人歩きしている点は間違いなので
ご注意ください。
国民皆歯科健診の詳細な仕組みはこれから煮詰めていくことになります
こういった歯科検診に関して、現場にいる先生方の思いはいかかですか?
・・歯科健診の重要性が深まることは歓迎される点です!
治療が困難になってから来院されるよりも、早期に虫歯や歯周病、
その他お口の病気などが発見できますし、歯の大切も再確認でき
セルフケアにも力が入ると思います
こういった歯科検診は現在市町村によってやり方がことなっていて
ばらつきが大きいので、国を挙げて歯を大切にしよう!検診にまずは行こう!
となれば、患者さんを迎える側としてもいいことだと思っています
今後の国民皆歯科検診の動向もチェックしていきましょう
さて、まだまだ終わりの見えないコロナの状況、そして、マスク生活。
マスクで塞がれたお口の中の状況も心配になります
この新型コロナウイルス感染症が蔓延以降、
口臭が気になり受診されて、ドライマウスと診断される方が多いそうです
ドライマウス・・ネバネバしたり、口臭を強く感じる
マスクの着用が増え、鼻での呼吸がしにくくなり
口呼吸になる。
この影響でお口の中が乾燥しやすくなっているのも原因の一つ
その他の原因としては
過度なストレスや緊張、風邪薬・アレルギー薬、高血圧
といった薬の副作用
シェーグレン症候群、糖尿病などの症状や加齢も
現代では柔らかい食べ物が増えたり、硬い食べ物をたべなくなった
のも原因だといわれています
特に小さい子どもの場合は口の乾きを訴えることも少ないので、
食事中によく水を飲んでいる、声が時々かすれている、
いつもペットボトルが手放せないなどの生活習慣から
家族の方が気付いてあげる必要があります。
ドライマウスになった時の問題点は・・
唾液には自浄作用がありますが、それが機能しないため細菌が増殖し、
虫歯や歯周病になるリスクが高まってしまいます
また、口呼吸になることで、ウイルスや細菌がダイレクトにお口の中に
入り込むため、風邪や感染症のリスクを高めてしまいます。
他には、口が乾燥すると口の中の細菌が増殖するため、口臭が強くなります
さらには、口が乾燥し、増殖した細菌が肺に入り込むことによって、
誤嚥性肺炎を引き起こしてしやすくしてしまいます
また、口が乾くことでパサパサするものが食べにくいとか、
飲み込みにくいなど、スムーズに食事を取れなくなるリスクもあります
防ぐ方法はありますか??
まずはどこに原因があるのか?を探っていくことが大事です
「そもそも唾液量が少なくなっている?」
「せっかく唾液は出ているのに、口呼吸、歯列不正などにより蒸発してしまっている?」
「お口の中のばい菌が繁殖して唾液の性質が変化して粘ついている?」
これらの原因に対して、治療法や対策は異なってきます
日頃の食事を改善したり、歯磨き方法を見直したりなどもあります
唾液分泌を促すために、たくさん噛む。
早食いしない。口をよく動かす。マッサージをする。
ファーストフード等の柔らかい物ばかりを食べない。
そして、水分をしっかり摂ることもとても重要です
気になる方は、かかりつけの歯科医の先生にご相談くださいね
【今日の絵本の世界】
『 ワニのガルド 』 偕成社
作・絵 おーなり 由子