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読解と作文に特化したフィンランド式国語教室【てら小屋遊学舎(ゆうがくしゃ)】 ~前編~♪




2024.10.17(木)子育てコープ

こんにちは♪

子育てに役立つ情報や、子育てサークルの紹介、

パパやママたちの声などを紹介している

『子育てコープ』

今週は、

フィンランド式国語教室【てら小屋遊学舎(ゆうがくしゃ)

ご紹介しました♪

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学力が世界トップクラスと言われるフィンランドの学び方を取り入れ、

小学生から高校生までを対象に、

生きていく上で必要な"国語力"を養う教室です☆

今日は

【てら小屋遊学舎】代表の 日下 由紀子(くさか ゆきこ)さん に、

お話をうかがいましたよ~ヽ(^o^)丿

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まずは

"フィンランド式国語教室"とはどういったものなのか、

日下さんに教えてもらいました♪

『私自身がフィンランドの教育に非常に興味がありまして、

教育現場を実際に、毎年見に行っているんですけれども、

そこで見てきたものを形にしたのがこの教室なんです。

フィンランドは

国語の教育がものすごくしっかり根付いているというか、

横たわっているんですね。

その上に他の教科が乗っている、というようなイメージなんです。

向こうの教育は「読解」と「作文」

この2つが国語教育ということで...

相手の言っていることを正確に理解するチカラと、

自分の伝えたいことを明確に伝えるチカラ、

この2つが国語教育の基本だという考え方なんですね。

"フィンランド式国語教室"と言っているの

その「読解」と「作文」に特化した国語の教室ですよ、という意味合いなんです』

国語の教育が基本にあるんですね!

日本とはやっぱり全然違うやり方なんでしょうか(・ω・)

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『どちらかというと日本の教育というのは、

「覚えたものを理解しているか、暗記しているかどうか」を

確認するような試験のスタイルが

学校のテストでは多いかなと思うんですけど、

フィンランドの場合ですと、

「自分が何をどう考えているのか」を問うテストですので、

中学校以上になると、テストが作文になります。

高校の卒業試験がものすごく難しいんですけれども、

1教科につき6時間の試験なんですよ!

1日かけて6,000文字の作文の試験を突破しなければならなくて、

卒業するのがかなり難しい。

それだけ書く力、ものを考える力っていうのが

注視されている教育だと思います』

6時間!?!?

6,000文字の作文!?!?(´⊙ω⊙`)

聞いただけで圧倒されてしまいますが、

フィンランドではこれが通常スタイルだとか☆

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それは幼い年齢から積み重ねられているということで...

『小学校からすでに

テストが用意された答えを選ぶような選択式ではなく、

なぜですか?どういうことですか?というのを問われる

記述式ですので、

やっぱり常に書く力っていうのが問われるんです。

うちの教室は読解と作文だけをやっていますので、

とにかく書いて書いて書きまくる...というような授業ですので、

子ども達からは

「えーーっ!今日も作文?今日も?」って言われるんですけど、

「作文以外、何するのよ」ってよく言ってるんですけどね(笑)』

書く力をつけるためには、

やはり繰り返し書くことが大事!

書くために読む、書くために興味をもつ、書くために理解する...

全部、国語力をつけることにつながっているんですね(*゚▽゚*)

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低学年の子達も作文、作文...という学び方なのかお聞きすると・・・

『低学年の子達は書きやすいようにシートを作って、

問われていることに答えるように書いていけばいいようなシートになっていますので、

少し優しいかたちでやるようにしています。

実は、私も小学校の頃、感想文が苦手だったんです。

それをなんでかなぁって思ったときに、

書き方を教わっていないので

どう書いたらいいかまったく分からないっていうので、

苦手だったんだなぁと思ったんですよね。

この教室では感想文はもう毎年必須で、

全員書くということにしているんですけれども、

そのときにやっぱり型を使って書くようにしています。

あと、ヒアリングも結構しますね。

この場面、どう思ったの?

これと似たような体験したことない?

どういうところが気に入ったの?とか...

質問を多く投げかけるようにして、

そこから出てきた言葉を拾いながら文章化していくというようなことを

一緒にやっていくんです』

なるほどー!

自分が考えたことがアウトプットできるように

サポートして下さってる感じですね(*⁰▿⁰*)

ただ目の前に紙とえんぴつを置くだけではなく、

しっかり考えて表現するためにヒアリングも大事!

なぜ?誰が?どれを?どこが?...と

聞かれることで初めて考えたり、

考えることで気づくことや納得できることも出てくるかもしれません。

書くことが苦手!となる前に、

自分の考えや想いを表現するのが普通...

むしろ、当たり前だと感じることができたら、

人間関係や職業の選択、生き方も変わってくるかも!

生きる上で必要な国語力、つけていきたいですね╰(*´︶`*)╯

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国語力をつけるために日下さんがおすすめするのが、

本を読むことだそうです♪

いろんな本と出会えるイベント「四日市ビブリオバトル2024」が

10月27日(日)近鉄四日市駅前商店街 特設ステージで開催されます☆

"ビブリオバトル"とは、

発表参加者がおすすめの本を紹介し合い、読んでみたい!と

観客に思わせた方が勝利する書評合戦のこと。

観覧自由なので、ぜひお出かけください(=゚ω゚)ノ

詳しくはホームページをご覧ください♪

【てら小屋遊学舎】ホームページはこちら

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次回も、

フィンランド式国語教室【てら小屋遊学舎(ゆうがくしゃ)】のつづきをお届けします。

お楽しみに♪

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さて、最後にコープみえからのお知らせです。

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