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読解と作文に特化したフィンランド式国語教室【てら小屋遊学舎(ゆうがくしゃ)】 ~後編~♪




2024.10.24(木)子育てコープ

こんにちは♪

子育てに役立つ情報や、子育てサークルの紹介、

パパやママたちの声などを紹介している

『子育てコープ』

今週も先週につづいて、

フィンランド式国語教室【てら小屋遊学舎(ゆうがくしゃ)

ご紹介しました♪

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学力が世界トップクラスと言われるフィンランドの学び方を取り入れ、

小学生から高校生までを対象に、

「読解」と「作文」に特化した内容で

生きていく上で必要な"国語力"を養う教室です(´艸`*)

今日は 【てら小屋遊学舎】代表の 日下 由紀子(くさか ゆきこ)さん に、

お話をうかがいましたよ~ヽ(^o^)丿

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あらためて、フィンランドの学び方について

日下さんに教えてもらいました♪

『人って、

質問されて初めて考えるかな、と思うんですよね。

フィンランドの教育現場では、

「ミクシィ?ミクシィ?」って先生がよく聞くんですよ。

「ミクシィ」というのは"なぜ?"という意味なんですけど、

子ども達にしょっちゅう投げかけてるんです。

そうすると子ども達は、

「なんでなんだろう?」って考えますよね』

確かに!

"はい""いいえ"だけでは考えつかないこともありますもんね(=゚ω゚)

低学年、高学年...と上がっていくにつれて、

やっぱり教室で学ぶ内容も変わっていくんでしょうか?

『低学年など小さいうちは割と身近な出来事というか、

先週何やった?とか、日曜日どこ行った?とか、

朝から教室に来るまでに何があったか?などを聞き出して、

その中からトピックを拾って、

それを膨らませて書いたりとかすることが多かったりするんですね。

小学校高学年や中高生になっていくと、

意見文や小論文を書くようになったりするので、

少しずつ書くもののハードルがあがっていく、

という感じになりますかね』

身近なことから書くことで

興味や気づきを深めていくことができそう(*´ω`*)

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親御さん達の反応ってどういったものがありますか?

『先生にお任せ!ということが多いんですけどね(笑)

ただ最近は

子ども達が本を読まないことが多くなってきているようで、

「先生からオススメの本を子ども達に教えてほしい」って

言われたりすることが増えているんですね。

ですので、お便りなどで私が最近読んだ本を紹介したり、

なるべく子ども達が本を手にとるきっかけをつくるよう

工夫をしたりしています。

実は、

1年間に1冊も本を読まない人が、

日本人では6割を超えているということで...

これは、結構由々しき事態かなと私は見ているんですけども。

どうしてもスマホで済んでしまったり、

部分読みをしているので、

全体像が見えなかったりするかなと思うんですよね。

その点、本はやっぱり体現化されているので、

きちっと全体をつかみながら

物事を考えられるかな、と思うんですよね。

やっぱり全体を把握した上で

何か物事を判断する力を身に付けようとすると、

読書は非常に有効かなと私は思っています』

今は学校の授業などでもタブレットが導入されて、

子ども達もスマホなどを使いこなしますよね。

便利ではありますが、

本離れにつながっている側面もあると感じます(^-^;

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『この教室を立ち上げたときに、

理念を作っているんですけども、

それは"未来のリーダーを育成する"っていう理念なんですね。

自分の考えていることを、しっかり意思表示できる、

明確に表現できないとダメかな、っていうふうに思うんですよね。

学級委員だったり、生徒会の役員だったり、部活のキャプテンだったり...

リーダーと呼ばれるものが

子ども達の世界にもあると思うんです。

そういうのを務めるにあたって、

きちっとそういうことが言えないと、

クラスのみんなをまとめることもできないでしょうし、

ついてきてくれることも少なくなるかもしれませんので

そういう力を身につけてほしいなって思っています。

それと、

社会に出るとどんな仕事に就いても、

人とのコミュニケーションっていうのは欠かせないと思うんですよ。

小さい頃から身につけておくと、

スムーズにコミュニケーションができて、

仕事も円滑にできるようになるんじゃないかな~って思っていまして。

先を見据えた教育ということを大事にしている、ということなんです』

自分の言葉で自分の考えを伝える。

これって簡単なことのようで実はとっても難しい。

大人でもなかなかできなかったりしませんか?

私も悩んでいるところです(*_*)

子どものうちから身につけていくことはとても大切だと思います!

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最後に、日下さんから

おすすめしたいことをうかがいました♪

『家読(うちどく)といいまして、

お家で読書をする習慣を、

お子さんだけじゃなくてお父さんやお母さんも

一緒になって読書する時間をもっていただくと、

子ども達にもかなり影響するんですね。

子ども達ってお父さんお母さんが

何をしているのか、何を読んでいるのか、っていうことを

よく見ていると思います。

本を読んでお話したりコミュニケーションをとることを

ご家庭で一緒にやっていただきたい、と思います。

そしてもうひとつ、

読書は"インプット"しますよね。

ぜひ"書く"だったり、

"話す"だったりする機会を設けることによって、

より自分の中に浸透していくと思いますので、

"アウトプット"する機会も

ぜひつくっていただきたいなというふうに思っています』

なるほど♪

読書をして知ったことや気づいたことを、

話すことで誰かと共有したり、

書くことでさらに自分であらためて感じることができたり。

文字を書くことも少なくなってきた時代だからこそ、

たくさん書きましょう!

話さなくても物事が進む時代だからこそ、

自分で考えて話しましょう!

子どもも大人もしっかりコミュニケーションをとって

国語力をあげていきたいですねヾ(≧▽≦)

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国語力をつけるために日下さんがおすすめする読書、家読(うちどく)♪

いろんな本と出会えるイベント「四日市ビブリオバトル2024」が

10月27日(日)近鉄四日市駅前商店街 特設ステージで開催されます☆

"ビブリオバトル"とは、

発表参加者がおすすめの本を紹介し合い、読んでみたい!と

観客に思わせた方が勝利する書評合戦のこと。

観覧自由なので、ぜひお出かけください(=゚ω゚)ノ

詳しくはホームページをご覧ください♪

【てら小屋遊学舎】ホームページはこちら

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次回は、

11月に開催する【コープみえの「子育ちサポート講座」】をご紹介します。

お楽しみに♪

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さて、最後にコープみえからのお知らせです。

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