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子どもも大人も楽しめる【子どもの本専門店 メリーゴーランド】 ～後編～♪
２０２２．８．１１（木）子育てコープ
こんにちは♪
子育てに役立つ情報や、子育てサークルの紹介、
パパやママたちの声などを紹介している
『子育てコープ』
今週も、先週に続いて、
【子どもの本専門店 メリーゴーランド】を
ご紹介しました♪
1976年に四日市市にオープンし、
店内には赤ちゃんから楽しめる絵本や童話、おもちゃなどが揃っています☆
また、子どもと美術を遊びでつなぐ活動や、
絵本作家や童話作家を目指す人のためのワークショップも
行っています(*´ω｀*)
今日は
【子どもの本専門店 メリーゴーランド】店主 の 増田 喜昭（ますだ よしあき）さん に
お話をうかがいましたよ～ヽ(^o^)丿
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絵本や読書が子どもに与える影響について
増田さんに教えてもらいました☆
『お芝居と似てますね、時間を忘れるくらい、
もうひとつ、そこに自分の人生をパーンと観るんですね！
それくらい大きな体験を、絵本や読書でしてるのに、
大人は気がつかない... 狙いがあるから。
"これで、ニンジンを食べるようになってほしい"
"これでなんとか優しさについて分かってほしい..."
優しい本なんか読んで、優しい子にはならない！
民話とかグリムとか見てくださいよ、
残酷な本を読んで悲しんで優しい子になるんです！』
なるほどなぁ( ˘ω˘ )
自分もかつては子どもだったはずなのに、
大人になると忘れちゃってることっていっぱいありますね。
※写真は、先日のイベントでの１コマ。
『特に４歳、５歳くらいは言葉が出てくるし、
面白い・面白くないも判断できるから、
自分の行きたい方を選んでいけるんですよ。
一番大事なときですから。世話焼かないでね！
どんだけ可愛くても、
「見守る」っていうのが子育てで一番大事なこと！！』
と力強くおっしゃっていました。
見守る...
これが簡単なようで、とっても難しいんですよね(^-^;
そもそも日本は自然教育がものすごく遅れているそうです。
例えば、虫のオス・メスがどちらか分からなかったり、
どの蜂が刺すか刺さないか知らなかったり。
虫を見つけたらワーキャー騒いで逃げたり...
あぁ、私、全部当てはまります(;^ω^)
『だからもうちょっと自然の中に子どもを放つこと！
もっと自然の川っぷちとか、
僕の店の周りでもどこが風通りがいいか、
僕は全部知っていますよ。
そういう知恵が大人からなくなってきました』
と増田さん。
風通りか...考えたことなかったです。
風や雲の動きで天気や四季の移ろいを感じること、
最近できてなかったなぁ...
しかも、それを子どもと話したり共有することってなかったなぁ...と(´―｀)
身近なところで感じられる変化やそういう知恵って、
人間力というか生活力というか、
生きていく上で大事ですよね！
今のお子さん達を見て感じることって、どんなことがありますか？
『例えば、靴の紐を、昔は小学校１年生くらいで結べてたのに、
今は５年生くらいの子でも結べない...
どんどん過保護になっている。
過保護っていうのは、
何かを手伝うんじゃなくて、全部教えちゃうんですよ、親が。
教えるだけならいいけど、子どもの靴の紐を結んじゃうんですよ、
要するにやってあげすぎなんです。
手をかければかけるほど、子どもはダメになります！
これは本当に覚えておいてほしい。
ほっとけばほっとくほど、子どもは立派に育ちます！
ハハハ！！』
増田さんのストレートな表現が、とても響きます(＠_＠)
『僕が高校生や中学生に一番言うのは、
興味があったらそこへ行け！
ネットで見て知ったふうなこと言うな！ということ。
行ったら行っただけのことは絶対ありますし、
逆に会いに行かなきゃ分からない。
だから高校や大学を選ぶときは、
必ずそこの高校や大学へ遊びに行くべし！
そして、どの先生につくか人を見る、人は人によって育つんですよ』
"人間"は人の間と書く、
人と関わって自分でその先を選ぶことが大事、と
教えてくださいました(*'ω' *)
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先生みたいで、子どもみたいな増田さん♪
『僕、60歳でロックバンドを作ったり、
70歳でもまだ波乗りしてるしね。
もうこの歳だからやめちゃおうとか、
無理無理無理！って若い人は言うけど、
やってもいないうちから無理って言うな、って言いたくなるような。
引っ込み思案の若者を育てたのは、教育ですよ。
親に「アンタなんか無理！」って言われると、
子どもは「え？僕、ダメ？」って。
そんなこと絶対ないのに。
「やってみな！」って言ってあげればいいのに。
個人をちゃんと認める。
その子がこの世にやってきて、
何をしたいんだろう？っていうことを見極める眼力みたいものを、
大人は作るのが大事でしょうね、自分で。
育児書とか偉い人の言葉じゃないんです、自分で探すのが大事。
大人はね、子どもの命に関わることだったら壁になる、
こっから先はダメ！って。
それから、人をキズつけたり、良くないことをしたときは、
ちゃんと自分で後始末をつけさせる、親が謝ってもダメです。
今楽しくやっとけば、子どもの未来は自分で開いていく。
だから、この子の未来のために今は我慢させる。
それ絶対だめです！』
強い...強すぎる、増田さんのメッセージ。
正直、これの何倍もの濃厚なお話をうかがいましたが、
どれも核心をつかれることばかり(^▽^;)
子どもときちんと向き合う時間がつくれていないな、と痛感いたしました。
"見守る"ことを大事に、認めてあげる子育てをしていきたいですね！
まずは、ステキな本との出会いから、始めてみましょうヾ(≧▽≦)ﾉ
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【メリーゴーランド】では、
オススメの本を送ってくれるブッククラブや、
出張本屋、プロ作家による講座など、
子どもだけでなく大人も参加できる様々な企画を行っています♪
子ども達が「感じる力」を発揮し「表現する喜び」を大切にする
"遊美術"では、
自然の中へ出かけたり、野菜を育てたり...と
五感を使って楽しむ活動が行われています＼(^o^)／
10月16日に伊賀市の岩倉峡公園キャンプ場で、
幼児や小学校低学年を対象にした
「子ども100人とアートの祭り」という
野外で現代アートを楽しむイベントを開催予定☆
詳しくは
【子どもの本専門店 メリーゴーランド】の
ホームページをご覧ください♪
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次回は、
コープみえの取り組みについてご紹介します。
お楽しみに♪
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最後にコープみえからのお知らせです。
"つながりあって20年、いつものくらしにコープみえ"
おかげさまでコープみえは、2022年3月21日で創立20周年を迎えました♪
みなさんとともに歩んできた20年をお祝いして、
10月22日（土）メッセウイングみえ、
2023年2月18日（土）四日市ドームにて
「20周年記念フェスタ」の開催を予定しています。
他にも様々な企画がありますので、
コープみえホームページの「20周年に関するお知らせ」でご確認ください。
コープみえのホームページなどもご覧ください♪
