尾鷲のまつり

12月31日放送

ことしもいよいよ終わりですね。

尾鷲の町もお正月を迎える準備が着々と進んでいます。

九鬼町ではお正月は、にらくら祭りと鰤まつりが行われます。

祭りを仕切るのは九木浦共同組合のみなさんです。

村組と呼ばれる祭りの責任者、村田篤教さんにお話しを伺いました。

s-DSC_1532.jpg

今日の夜、にらくらと呼ばれる薪が三方石垣で囲まれた空地に集められ

炊かれます。

この火に当たると風邪をひかないとも言われているそうです。

元旦の朝、その残った消し炭に潮水を入れてどろどろにした泥田(にらくら)に俵を投げつけ

諸病災厄を取り除くという黒い泥を投げ合う行事が行われます。

それが終わると1月3日は鰤まつり。

神楽(獅子舞)があり、賀儀取りという弓取り神事もあります。

この弓取りを行うのは中学生の男の子たち。

村田さんたちは年末から、弓の指導をおこないます。

そして、本番の3日を迎えます。

故郷へ帰ってくる皆さんもこの九鬼のお祭りをとても楽しみにしています。

いいお正月になりますように・・・

s-DSC_1533.jpg

s-DSC_1534.jpg

1月には梶賀でハラソ祭りも行われ、それが終わるといよいよヤーヤ祭り。

たくさんのお祭りがある尾鷲の町です。

どうぞ尾鷲へ足を運んでください。

 

では、よいお年を・・・