1月21日放送
ほどよく脂が落ちたさんまが熊野灘に揚がる季節になりました。
そして、このさんまの丸干しの光景を尾鷲の景色の1つとして思っている方も多いことでしょう。
ほどよく脂が落ちたさんまでしか、この地域の味にはなりません。
今日は、このさんまを使った加工品を紹介します。
まずは、つぐみ工房の黒つぐみさんが作っているさんまの甘露煮。
尾鷲市向井にある工房で毎日、7時間かけて甘露煮を作っています。
夢古道おわせのランチバイキングで出していたら、みなさんから食べたいというリクエストが
多く、商品化されたのがこの甘露煮。
尾鷲のさんまにこだわって作っています。
黒さんの優しさがじっくりと伝わる味ですよ。
続いては、上野商店の上野利朗さん。
おじいさんの代からずっと続く老舗の干物やさんです。
ただ、今年は暖かい日が多く、さんまが揚がっていません。
入荷しだいすぐ作りたいんですが・・・とおっしゃっていました。
例年ですと、こんな光景が見られるんですよ
海水温度が下がって、尾鷲でさんまが揚がったよという声が聞こえたら
丸干しが登場予定です。