三重映画フェスティバル実行委員会ご協力のもと、
三重県ゆかりの作品やロケ地をご紹介します。
1回目のご出演は、三重映画フェスティバル実行委員会 事務局長の田中忍さん。
「三重県と映画について」教えていただきました。
三重県での映画ロケの歴史は古く、戦前から。
特に津市一身田ではたくさん時代劇が撮影され、
中でも有名なのは阪東妻三郎主演の「無法松の一生」です。
お寺がたくさんある町並みが、映画のストーリーにマッチしていたようです。
撮影時、映画関係者をおもてなししたのが、地元の人々。
様々な支援を行い撮影がスムーズに進むよう支援した取り組みは、
今のフィルムコミッションの原形です。
今、三重県には伊勢志摩フィルミコミッション、菰野町フィルムコミッション、
津フィルムコミッション「ロケっ津」、松阪フィルムコミッション、
東紀州プレス&フィルムコミッション、ロケーションナヴィゲータ伊賀、
いなべフィルムコミッション、桑名フィルムコミッション、
そしてよっかいちフィルムコミッションの
9つのフィルムコミッションがあることを考えると、
いかに、一身田の方々が素晴らしい対応をされていたかということが想像できます。
そのおかげで、これだけの作品が三重県でロケされたのです。
大型連休の話題作『藁の楯』も、一部、三重県ロケがなされています。
主演は、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、山崎努さん達。
ストーリーは、孫娘を殺された財界の大物が、
「犯人を殺してくれたら10億円お支払します」という広告を出し、
身の危険を感じた犯人は福岡県警に自首。
SPらが犯人を東京まで護送するというもので、
犯人をいつ、誰がどんな手段で殺しに来るかわからないという
スリルとサスペンスに溢れた、スケールの大きなエンタテイメント作品です。
三重県では四日市港でロケがなされました。
ちなみに、この作品には、田中さんもエキストラで出演。
機動隊員役だそうです。
あなたの知っている景色がスクリーンに映し出されるかも。
是非、ご覧ください。
山上和美でした♪