震災復興に取り組む三重大学大学院生



9月いっぱいまで、四日市・鈴鹿・津・伊勢のホテル グリーンズでは、
宴会メニューなどで、岩手県陸前高田市で作られた
「星影のパスタ」という、断面が星形になった長い生麺のパスタが出されています。
少し太麺で、モチモチとした食感。
和風やトマトソースに良く合います。


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夏野菜の和風パスタ


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イカ墨のパスタ


このパスタを作っているのは、
震災以降に陸前高田市に移設された(株)バンザイ・ファクトリーという会社。

代表取締役は、岩手県出身の髙橋和良さん、51歳です。

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40代で医療系ITベンチャーで大成功し、セミリタイア。
その後、木工の会社を立ち上げますが、その事業を福祉に活かすため、大学院で学ぶことを決意。
2年前、三重大学大学院の合格通知を受け取った直後、東日本大震災に遭いました。

一時は大学院に行くべきか迷ったそうですが、恩人に背中を押され、
大学院で学びながら、被災地で地域ならではのパスタ製造を行い、
地元の人を雇用し、支援する企業活動を行っています。


髙橋さんはビジネスでの成功者なのに、その姿勢はとても謙虚。
だけど心の中には熱い思いがあり、
考え方やビジネスに臨む姿勢など、学ぶことがとても多くありました。


こういう人を'ヒーロー'と言うんだろうと思います。



山上和美でした♪