三重映画フェスティバル実行委員会ご協力のもと、
三重県ゆかりの作品やロケ地をご紹介する「三重映画さんぽ」
今回は11月17日(日)に津市一身田の一身田寺内町まつりとともに開催される
『なつかしの映画会』をご紹介しました。
お話いただいたのは実行委員の長谷川哲也さんです。
一身田は日活・大映・松竹の撮影所があった京都から比較的近かったこと
戦災を免れたこと、
専修寺を中心として末寺が多く、長い土塀があり、
環濠沿いに蔵があったことなどが撮影条件として適しており、
昭和のはじめから戦後まで、時代劇映画の撮影がよく行われていました。
『かごや判官』
『鞍馬天狗 天狗廻状 続編』
『江戸最後の日』
『伊賀の水月』
『無法松の一生』
・・・など20にも及ぶ映画が撮影されました。
その中、今回上映されるのは『番長皿屋敷』
戦前戦後の時代劇の大スターの一人 林長二郎(のちの長谷川一夫)と
大女優田中絹代が出演した作品です。
作品は完全版ではなく、画像が一部欠落し、物語が途中で終わっていますが、
高田本山山門や寺町通りなど一身田の街並みが映像の中に鮮明に映し出されています。
「なつかしの映画会」
11月17日(日)①11:00~、②13:30~、③14:30~
場所は高田本山専修寺宗務院2階 大会議室
入場無料です。
懐かしい一身田の街並みをご覧ください。
山上和美でした♪