今年生誕110年・没後50年を迎えた映画監督・小津安二郎。
生まれは東京・深川ですが、
9歳~19歳までを、父の故郷である松阪で過ごしました。
第2小学校、旧制・宇治山田中学を卒業し、
その後、飯高の小学校で代用教員を務め、
1年後、退職、上京後、映画会社・松竹に入り、
映画監督・小津安二郎が始まります。
小津映画には'東京'と付く作品タイトルが多く、
松阪では撮影していないから
三重の要素は薄いのではないかと言う声もありますが、
小津作品を観ると、
三重で培った感性や経験から形作られた映像表現を感じずにはいられません。
詳しいお話を、全国小津安二郎ネットワーク会長の藤田明さんに伺いました。
12月7日(土)松阪市産業振興センター3Fで
映画『麦秋』の上映と監督の甥・長井秀行氏のトークショー
12月8日(日)松阪市飯高老人福祉センターで
弁士・澤登翠さんによるサイレント映画『浮草物語』の上映と座談会
記念事業について詳しくは松阪市教育委員会文化課 電話0598-53-4397へ。