「ブラックベリー」てってご存知ですか?
ブラックベリー=黒いちご。
こんなふうに木になり、熟すと赤紫色になります。
伊勢市小俣町元町の「手作り工房きりん」の広垣清江さんのところでは、10アールの畑で、180本のブラックベリーを育てています。
今年で6年目、土づくりから初めて、肥料も手作りだそうです。
ブラックベリー、大きさはなんと500円玉ほど。
生で食べると、プリプリっとした食感で、甘酸っぱく、中はジューシー。
ポリフェノールが豊富に含まれています。
旬は7月。
皮が柔らかいので、生の状態では2日ほどしか持たないそうです。
「手作り工房きりん」さんでは、ブラックベリーの生の販売は年2,3回ほど。
その代り、ジャムやアイスクリームに加工して販売しています。
アイスクリームは伊勢の山村乳業さんと作っていますが、これが美味。
ブラックベリーの甘酸っぱさが深いんです。甘さ控えめで、後口さっぱり。
ブラックベリーのジャムは少ない甜菜糖とレモン果汁で作っています。
添加物を一切加えていないので、賞味期限は70日という短さ。
こちらも深く濃厚な甘酸っぱい味わいがクセになります。
ジャムの隣りは「バジルペースト」。
塩分控えめで、バジルの香りが高く、鮮やかな緑色がとてもキレイ。
茹でた野菜や焼いた白身魚によく合います。
土、肥料、ブラックベリー、バジル、あらゆるものに、広垣さんの手が加わり、思いが詰まっています。
「手作り工房きりん」さんのアイスクリームやジャム、バジルペーストなどを定期的に販売しているのは、度会郡玉城町にある農産物直売所「ゆずりは」さん。
アイスクリームは、今、津市長岡町にある「CafeSanche」さんでも食べられます。
インターネットでも販売していますが、広垣さんのモットーは対面販売。お客さんの声が原動力だからです。
伊勢・外宮前の朝市や三重県総合文化センターで行われている手作り市にも定期的に出店されるそうです。
山上和美でした♪