2011年9月アーカイブ

あやのみえ旅!! 2011/09/23(祝)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている
 
あやのみえ旅(・∀・)

2011年9月23日(祝)は 

伊勢市 伊勢内宮前おかげ横丁で開催中の

第17回 来る福招き猫まつり」をご紹介しました

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来週 9月29日は
"くるふく"の日付の語呂合わせから「招き猫の日」です!

毎年この日に合わせ、おかげ横丁では
「来る福招き猫まつり」が開催されていて
今年は、なんと3万体の招き猫が並んでいます

どこを見ても、招き猫、猫、猫・・・(笑)

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会場は福に満ちた感じなんですよ~♪

そうしたこともあってか、訪れる人たちも
なんだかいつも以上に明るく見えました!

さて今年は東日本大震災の発生や
今月初めには三重県でも大きな被害をもたらした
台風12号の豪雨災害もありました。

そうしたこともあって

今年のテーマは"福と幸"をかけて

「福幸招いて、復興ニャ!」だそうです♪

そのため、震災を意識した作品もたくさんありました!

さて、まずは屋台から見ていくことにしましょう・・・

と、その時太鼓櫓では、紙芝居が!!

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今では横丁名物の1つですよね~。

そして、その先にある屋台には・・・

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陶器の招き猫をはじめ、布でできたものや、手拭い、バックなど・・・

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招き猫をモチーフにした作品が並んでいました

食器もありますね~

おっ! その中に、ひときわ存在感のある招き猫発見!(笑)

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なんと、1メートル近くもあるんですよ。

それに驚いていたら、なんと会場には
こんな巨大な招き猫も~!!

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ニャー!!

今にも動き出そうです!(笑)

というか、私の身長と同じ1.5mだわw

さすがに、これを家に置くのは難しいでしょうが
仮に玄関にあったら
いっぱい福を呼んでくれそうですよねー(・∀・)

ちなみに私が買ったのは、この子達♪

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両手あげて
「福をこいこい!」とよんでいます

実は私、まつりに来るたびに買っているので
我が家には招き猫がいっぱいなんです^^;

でも、来るとついつい買っちゃうんですよね~
それほど、かわいい招き猫ばかり!

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そして、続いて訪れたのが

招き猫現代作家展
「ネコマチ商店街」です

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昔の商店街をイメージした作家展で
会場には、およそ15人の作家さんの作品が並んでいます。

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戦後の焼け野原から、たくましく立ち上がった
昭和時代の復興の姿と、希望と夢に満ちた空間が広がっています。

なんだかタイムスリップした気分ですよね!

その中に並ぶ、作家のみなさんの作品の数々・・・

こちらは、四日市の水谷満さんのブースです

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こんなユーモアな招き猫もありましたよ~

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なんだか、家族との絆も感じられる温かい作品です

そして、五十鈴茶屋本店前特設会場でも
作家による作品展示が行われています。

山形県在住の作家 もりわじんさんの展示では・・・

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今年は「復興(福幸)」)がテーマであるということで
復興への願いを込めた作品たたくさん並んでいました。

よ~く、見てください この猫たち片足上げてますよね?

これは「ハズミ猫」

心弾んで、楽しく暮らそうとの願いから・・・

まさに「猫ふんじゃった」にかけて
「猫弾んじゃった」ですね!

このほか、景気がよくなるように・・・
「笑」と「景気」と書いて 
"ショートケーキ"なんていう作品も!

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名前を見ただけでも
なんだかくすっと笑ってしまうような
どれも明るい気持ちになれる作品ばかりです!

そして、こんな大作もありました!!

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なんと、生まれ日"366体"の招き猫が並ぶ「誕生日展」です

私の誕生日である・・・

8月27日の猫は・・・ どこかな?どこかな?

あったー! 写真(
奥)の招き猫!!

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口を開けて、大笑い!w

これらは全て手作りなので、顔が1つ1つ違うんですよ~

それにしても、私の猫は・・・

わたしらしい(笑)

みなさんも、自分にとって大切な記念日の招き猫
探してみてくださいね☆

ちなみに、どうして誕生日にちなんだ作品を
作ろうと思ったんですか?と尋ねたところ

「誕生日は、国境も人種も関係ない。
 すべての人がもっていて、みんなが祝う大切な日
 招き猫は、日本古来のものだが世界共通の何かが欲しかった」


とおっしゃっていました。

その言葉からも
わじんさんのやさしい思いが伝わってきますね。

ちなみに、わじんさんは
これまでカルカッタやソウル、ニューヨークなど
世界の各都市でも展覧会を開催されているそうです
その時の反応とかも気になりますね~

わじんさんは、型にはまらない
多面的な魅力をもつアーティストですが
実際お話をしてみると、明るくてすごくいい方!!

いい方というか・・・おもしろい!
作品はもちろんですが
そのおしゃべりからも笑顔をたくさんもらいました♪

さて、ここまでにもいろんな招き猫ご紹介してきましたが
展示や販売だけでなく、会場では
体験イベントも行われているんです

たとえば「猫型オカリナ絵付け体験」に・・・

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番組のラストでは「招き猫絵付け教室」をご紹介しました

真っ白の招き猫をベースに赤や青、黄色などの絵具を塗って
オリジナルの招き猫を作るというものですが
絵具は混ぜることもできるのでその色は無限大ですよね!

まさに世界に1つだけ☆

こちらが、今回インタビューさせて頂いたみなさん!

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中には「ラジオ聞いてますよ!」と言ってくださる方もいて
とってもうれしかったです♪

それにしても、みなさんとってもお上手!!

時間は30分から1時間程度でできるそうです
おでかけの際は、ぜひ体験も楽しんでくださいね!

このほか、会場内では
常滑や瀬戸などの焼き物産地からの招き猫が大集合した「来る福市」や

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招き猫の絵手紙の展示に
猫の大好物を仕留める射的や、輪投げなどの「来る福遊戯屋台」

期間限定の和菓子もありました!

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「福猫最中」は、五十鈴茶屋でお求めいただけます

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このほか、各店では
「来る福ランチ」を販売しているところもありますよ~

招き猫にちなんだ料理ということで
猫が好きな魚料理や、猫まんまのようなものまで!
また、小皿など限定商品が付いてくるお店もあるようです

そして、私が今楽しみにしているのが「来る福郵便」

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招き猫のポストに投函すると
9月29日の「招き猫の日」の特別な消印付きで届くんだそうです!

自分に送るもよし!大切な人にありがとうのメッセージを込めて
贈るのもいいんじゃないでしょうか?

わたしも、早速投函だ~(・∀・)♪

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もちろん、猫のポストカード

※会場でハガキや切手も販売されています

いや~、届くのが楽しみ!!

とにかく会場はここだけでは全てをご紹介できないほど
楽しいイベント盛りだくさん♪

来る福招き猫まつりは、
"来る福"の9月29日「招き猫の日」までの開催

ぜひ各会場を巡って頂いて
たくさんの福を頂いてくださいね!

みなさんにも、たくさんの福が訪れますよ~に☆



■伊勢内宮前 おかげ横丁

住所 伊勢市宇治中之切町52番地
電話 0596-23-8838
HP http://www.okageyokocho.co.jp/

あやのみえ旅!! 2011/09/16(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている
 
あやのみえ旅(・∀・)

2011年9月16日(金)は 

今年開業60周年を迎えた 志摩市阿児町

「志摩観光ホテル
をご紹介しました

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志摩観光ホテルといえば、
客室127室の志摩観光ホテル「クラシック」に加え、
2008年10月には、
全室スイートルームの「ベイスイート」も開業し
毎年、多くの観光客が訪れる人気ホテル☆

映画の舞台になったり、
昭和天皇をはじめとする皇族や、
山下清さん、三島由紀夫さんら
著名人も数多く宿泊されています!

そんな志摩観光ホテルが開業したのは、
1951年(昭和26年)4月3日のことでした。

そう、今年で開業60周年を迎えたんです!

開業当時の建物は"旧館"として
現在も残されていますが
2007年に耐震性、老朽化などの理由から閉鎖されました。

それが、今年の開業60周年に合わせて
耐震化を行い、今年度いっぱい
特別に一般公開されているんです!!

大変貴重な機会と言えますよね!

こちらが今回ご案内いただいた
志摩観光ホテル 寺嶋春彦さんです

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ホテルマンだけあって、
話し方も、案内の仕方も全てがジェントルマン!!

それでいて、笑顔が素敵で
やさしい雰囲気の方でした~♪

そんな寺嶋さんの後ろに並んでいるのが

「志摩観光ホテル 歴史の記録」です

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※1Fフロント横に展示中

ショーケースには、天皇陛下御巡幸・行幸啓の記録などの
貴重な写真や、著名人の芳名帳のサインなどが展示されています!

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よ~く見ると、名前がわかりますよねッ

では、旧館へ向かう前に少しお勉強を・・・

こちらの特徴と言えば、なんと言っても

日本を代表する建築家
村野藤吾さん
が手がけているということです

その建築のすばらしさから
これを"見るためだけに"訪れる方も多いんだそうです。

村野さんの代表作は、みなさんもよくご存じの
東京の高島屋東京店や、
広島県の世界平和記念聖堂など多数。

志摩観光ホテルとしては、開業から
現クラシックに至る増改築のすべてに関わっていらっしゃいます。

そんな開業当時は、物資が乏しい戦後でした

そのため、村野さんはかつて自分が手がけた
鈴鹿市の帝国海軍航空隊の将校集会所に用いられた
柱や梁を建築材料としてここへ運び
志摩観光ホテルを建設したそうです。

それでは、みなさんお待たせしました~

開業当時の面影を残す旧館へとご案内します(・∀・)♪

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と、階段を上った瞬間!!

ん?あれ?なんだろう・・・

    この"体にしっくりくる"感じ・・・

すると、寺嶋さんは

「この階段も村野さんの設計で
 階段の幅、高さ、角度に至るところまで
 利用する方のことを考えて造られているんです」
と・・・

さすが!! 建築者の技量ですね~

そして、階段を上がると机やイスなどが並んでいて
これらもすべて、村野さん作品です

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イスに腰掛けるとそのよさがよくわかりますね~
ひじかけの手の置き場所から、座り心地に至るまで・・・

その中でも気になるのが、後ろにある障子!

よ~く見てください
普通は、十文字のようなものが多い中
海をイメージされてか波のようなデザイン☆

ちなみに、女性誌の撮影背景にも使われるんだそうですよ!

それにしても、建物のみならず
イスやテーブルに至るまで
プロデュースされているとは驚きですね!

まるで美術館に訪れたようなすばらしい作品の数々です。

また、館内にはおよそ30点の絵画が飾られていて
中には、大変貴重な作品もあるんです。

とくに人気なのが、こちら・・・

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「野遊び」藤田嗣治 作

※レストラン ラ・メールに展示

藤田さんは、日本人でありながら
フランス人「レオナール・フジタ」と称された人物。
この「野あそび」が掛かるテーブルは
「フジタテーブル」と言われていて
この席に座りたいと、多くのリクエストが
寄せられる席になっているんだそうですよ!

こうした絵画については
「絵画マップ」も用意されていますので
それを片手に絵画の旅を楽しんでください!

それでは、みなさんお待たせしました~ (←待たせ過ぎ?)

いよいよ、旧館です!!

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おっ! なんだか足を踏み入れた瞬間
空気が変わったような・・・

まさに、平成から昭和の風♪

旧館は、純洋式ホテルですが
日本の風土、文化をうまく取り入れた造りとなっています

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特に、梁や柱が特徴で木のもつ湾曲や
やさしさがうまく生かされています。

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何時間でもここに居たいような
心地よさを与えてくれる空間ですよ~

それに、暖炉もありましたッ!

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さて、その奥には、扉がありますが・・・

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実はこの扉は、今回の一般公開に合わせて作られたそう。

つまり、これまでは壁で仕切られていて
立ち入ることができませんでした。
だから、このためにできた扉なんです。

そして中へ進むと・・・

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まず目に飛び込んできたのが「茶室」

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当時は、ここでお茶会をされていたそうですよ。

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※逆光のため写真が暗くごめんなさい(>_<)!!

それにしても、ホテル内に専用の茶室なんて粋ですね~

茶室を設けたのには、もう1つ理由があるそうで

実は開業当時というのは、どちらかというと
日本人の宿泊客よりも、真珠養殖の関係などで
外国人の利用が多かったそう。

そのため、日本の文化に触れる機会のない方々へ
少しでもそのよさを感じ
記憶に残してもらえればという想いもあったようです

ちなみにこの部屋の名前は「愚庵(ぐあん)」

名づけたのは、津に生まれ
日本を代表する陶芸家として活躍した
川喜田半泥子翁です!

この他、川喜田半泥子翁は
翁の山に自生する松の大木も寄付されています

寺嶋さんは、こうした地元の方々の協力があって
このホテルが誕生できたのだと当時を振り返っていました。

続いて訪れたのが「和食堂(浜木綿)」です!

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今は、和食堂となっていますが
開業当時はレストランとして利用されていたそうです

照明もオシャレだな~と、上を見上げていると

なにやら、ロフトのような・・・を発見!(写真:左上)

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実はこれ

「オーケストラ・バルコニー」なんですって!

つまり、オーケストラを招いてここで演奏していたと・・・

その専用の部屋なんです。すごい!!

高さは、客席から見上げる位置
3メートルほどの所にあるんですが
その音色を聞きながらの食事ですか~

いや~、想像しただけでも優雅!
贅沢な時間ですよね~♪

またここから眺められる景色も、すばらしいんです!!

こちらは、客室からの眺め・・・

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眼下には、広いお庭が広がっていて
そこには四季折々の花や木がたくさん植えられています。

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陛下は、特にこのお庭を気に入られていたようです。
散歩するのも気持ちよさそうです☆

さらに遠くを見渡せば 英虞湾が!

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こうした景色を見るだけでも
私は「来たかいあった!」と思いました^^

その景色を気に入ったのは、この方もそうではないでしょうか?

志摩観光ホテルが映画の舞台となった

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『華麗なる一族』の作者 山崎豊子さん!

『華麗なる一族』は、映画化、ドラマ化もされましたね

実はロビーには、山崎豊子さんが
執筆の際に使用したという机とイスもご覧いただけます。

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山崎豊子さんは、志摩観光ホテルを

「ここはわが作品のふるさと」とも語り、

海外に出ている時以外は
必ず志摩観光ホテルでお正月を迎え
新しい作品を生み出す心の糧にしていたそうです。

『華麗なる一族』の冒頭部分を書くのに
あらゆる角度から夕日を眺め、あの一文を書き上げたそうです。

まさに、この景色があったからこそ、生まれたと言えますよね!

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他にも館内には・・・

鉄板焼コーナーや

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寿司コーナー

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客室も3部屋公開されています。

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番組内ではご紹介できないほど、みどころ満載☆
ぜひ、実際に訪れてそのよさを感じてくださいね

なんと言っても、(繰り返しますが・・・)

これらが見られるのは今年度いっぱいです!!

それにしても、また再び閉鎖されるなんて
本当に残念ですね。。。

と、寺嶋さんに言うと

「実は一時、完全に取り壊す話があったんですよ」と・・・

詳しく聞いてみると

2008年に開業した「ベイスイート」の計画が持ち上がった際、
この旧館を取り壊すと決定し、公に発表されたそうです。

すると、旧館を利用された方をはじめ
建築関係の方々からも
(建築物としても大変貴重な施設であることから)

"なんとか保存してほしい"
という声が
多数寄せられたそうです。

それは、志摩観光ホテルにとっても予想外の結果でした。

そして、再び議論し保存するに至ったそうです。

その声について寺嶋さんは

「本当にうれしい言葉で従業員一同大変喜んだ」
とおっしゃっていました。

きっと、建築に限らず
料理やサービス含め志摩観光ホテル全体を
愛してくださっているからこその声だと私は想像します。

そうした多くの人に愛されている
志摩観光ホテルへぜひみなさんも訪れてみてください^^

そして、いつまでも
このすばらしい旧館が受け継がれますように・・・☆

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なお、旧館の公開時間は午前9時~午後7時まで
もちろん、見学自由・無料でご覧いただけます!

中には、志摩観光ホテルというと
「高級なイメージで、なかなか足を踏み入れにくい」と
考えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、

今回お話を伺った寺嶋さんは

お茶するだけでも、またお庭や
美しいな夕日を眺めるためだけでもいいですよ!
気軽に訪れてくださいね!と、おっしゃっていました。
ぜひ、この機会におでかけくださいね♪

最後は、本日のおまけ☆

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このシャンデリアも、
建築家 村野さんの作品なんですよ

いやー、本当にすごい!


■志摩観光ホテル 「クラシック」

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※今回はクラシックが対象のため 「ベイスイート」の写真はありません

住所 三重県志摩市阿児町神明731
電話 0599-43-1211
HP http://www.miyakohotels.ne.jp/baysuites/index.html/

特別公開専用ページ
http://www.miyakohotels.ne.jp/baysuites/infomation/01.html/

あやのみえ旅!! 2011/09/09(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている
 
あやのみえ旅(・∀・)

2011年9月9日(金)は 

大台町栗谷にある

「夢楽 憩いの館
をご紹介しました

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この栗谷地区は、
大台町の中でも旧宮川村に位置していて
国道422号線沿いにあります

世帯数は100軒に満たない
山里の小さな集落ではありますが

自然いっぱーい!


そして、なにより
町のために頑張る元気いっぱいの
「栗谷地区活性化を図る会」のみなさんがいます♪

その活動の1つとなっているのが
平成16年5月にオープンしたこの「夢楽」

まさに夢と楽しさが詰まった場所なんですよ~

入り口入ってすぐに感じたのは、木の香り!

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7年前に建てられたとは思えないほど
いい香りがするんです!

それだけ、ふんだんに木が使われているのが特徴で
建物は、100%地元産の木材!

伐採から、製材・建設までを
「栗谷地域活性化を図る会」有志が
全面協力し建設したそうです。

その作業日数は、なんと!

述べ
400日にもおよんだそうです。
つまり1年以上ですよね。すごい☆

そこからも「自分たちの手で!」という
熱い思いが伝わってきますね。

そして、木と言えば建物だけではありません。

入り口には・・・


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木工製品!!

さらに、館内の奥に進むと
木のテーブルが並ぶなどとにかく"木"づくしなんです

ちなみに、こうしたテーブルも
みなさんが持ち寄ったものなんだそう。

そして、こんなステキな場所を発見しましたよー(・∀・)

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そう。囲炉裏なんです!

日曜日は、そんな囲炉裏を囲んでの
「郷土食ランチ」も味わえます♪

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いや~
 おいしそ~☆

※私がお邪魔した時はランチの日ではなかったため、
  写真は、大台町観光協会からご提供頂きました

地元野菜を使ったランチは

揚げ物、煮物、酢の物 サラダなど
旬の野菜をたっぷり使った料理で、
デザート付 800円!

限定15食です。

囲炉裏を囲みながら
おいしい郷土料理を味わえるなんて贅沢ですよねぇ~

今度は、日曜日にリベンジだー!

このランチは基本日曜日のみですが、
人数次第では他の曜日でも相談可能で
このほか、お弁当の予約もやってるそうですよ~

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さて、そんな夢楽では
様々な体験メニューがあるのも特徴です!

まずは・・・

◆そば打ち体験

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※写真は、今回「夢楽」をご案内頂いた中江美春さんです!

そして・・・

朴の木団子作り体験

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よもぎの香りとモチモチとした食感(・∀・)とってもおいしかったです♪

もぅ何個でもいけちゃうくらい(笑)

ちなみに、朴の木の葉も
この地域でとれたものなんですよ~

そして3つ目が

こんにゃく作り体験

なお、こんにゃくづくりは
こんにゃくいもが収穫できる
10月以降ということですので
詳しくはお問合せくださいね

※各種体験は事前予約が必要


後半では、そんな体験の1つ
そば打ち体験の模様をお送りしました♪

あっ、まずはお詫びを・・・

実は、そば打ち体験前に
停電になってしまったため
体験中の画像が少し暗くなっています。
ごめんなさーい(>_<)

ではでは、気を取り直してそば打ち体験へ・・・

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こちらでは、練る、伸ばす、たたむ
切る、 食べるまでの一連の流れを体験することができ
蕎麦は、栗谷産のそば粉を使用します

とことん地元にこだわってます^^

まずは、そば粉とつなぎ粉を混ぜ・・・

それらに水を加えて、コネコネと練りまーす!

まとまるとこんな感じ♪

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器から取り出して、今度は打ち粉をまぶしながら伸ばしていきますよ~

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そして、麺棒を使ってさらに・・・

と、その前に 麺棒の使い方をレクチャー!

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ポイントは、手をグーにした"猫の手"なんだとか!

いや~、それにしても さすが中江先生!
手際がいいですね~♪

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そんな、中江先生の協力もあって、無事!

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のびました~~♪♪

という一方で、

(; ̄д ̄)ハァ・・・

結構力がいるものなんですね
(笑)

そして、いよいよ!!

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♪ でっきるっかな?でっきるっかな? さてさて、ホホ~

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これから切るというそばは
基本、板の下で隠れているので見えません。

切り方は、板を少し奥へずらし
出てきたそばに向けて包丁を降ろすという方法

なので、そばの細い、太いは
はじめにどれだけ板を押すかにかかっています!!

力加減も大切なんですね~

果たしてあやさんのそばは・・・??

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おっ!

なかなかイイ感じじゃなーい??(・∀・)

遠目やとね(笑)

で、なんとかできました~☆

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なかなか難しかったけど、
(。・∀・)ノ゛楽しかった~!

たしかに、不揃いではあるけれど
一生懸命作ったものなので、絶対おいしいし
手作りならではの味がありますよね~!

と、私の不揃いさをフォローしてみました(笑)

それにしても、そばを打つというのは
一見簡単に見えて、ずいぶん力が必要なんですね!

でも、みんなでワイワイしながらなら
それも楽しく感じられると思いますよ!

そしてその後、そばを頂きましたが

\(⌒∇⌒)/おいしーい★★★

見た目は抜きにして、

3つ星です!(笑)

ちなみに、そば打ち体験後
試食もできますし、そのまますべて持ち帰るのもOK!

ぜひ家族や友達などみんなで体験してみてください

さて、こうして訪れた人に
多くの楽しみとおいしさを届けてくれる「夢楽」

しかし、小さい町の集落であり、
高齢化も進んでいることから
運営するのは決してラクなことではないようです。

それでも、みなさんは
本当にイキイキとしていて

「多くの人と交流できる!」や
「週に1度、ここで腕を振るうのを楽しみにしている」など

訪れる人だけでなく、夢楽は
地域にとっても大切な場所となっているんです

また、地域に向けては

カラオケを楽しんだり
年に1度80歳以上の方を迎えて
ランチでおもてなしをしたりもしているんだとか!

夢楽のモットーは

「とにかく、無理はしない。
 自分達も楽しみながら、
 自分たちのできる範囲でがんばっていくこと」

自分たちが楽しめば
その気持ちは、絶対訪れる人にも伝わりますもんね!

また、今後については

みんなでアイデアを出し合いながら
よりよい報告へ進んでいけたらともおっしゃっていました

いつまでも、みんなの憩いの場として
大切に受け継がれていくといいな~!

それにしても、
今回ご出演いただいた中江さん以外にも、
みなさん本当にいい方ばかりなんです!!

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「田舎やから、ここに来るまで大変やったやろ~」って
笑いながら温かく迎えてくれたんですが

でも、そんな距離だって
みなさんの笑顔を見ていたら吹き飛んじゃうくらい
本当に楽しかったです!!

ありがとうございました☆

ぜひこうした笑顔あふれる
「夢楽 憩いのの館」へおでかけくださいね~♪

■夢楽 憩いの館

住所 多気郡大台町栗谷183
電話 大台町観光協会 
0598-84-1050
HP  http://www.ma.mctv.ne.jp/~kawasemi/muraku.html

あやのみえ旅!! 2011/09/02(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている
 
あやのみえ旅(・∀・)

2011年9月2日(金)は 

津市一身田町ある 
三重のまんなか・まちかど博物館

「鉄道おもちゃ博物館
をご紹介しました

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その「鉄道おもちゃ博物館」がある場所というのが・・・なんと!

婦人向け総合衣料店
「中川洋装店」 の一角なんです!

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店内には、服やバックなどたくさんの商品が並ぶ中・・・

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ショーウインドウには鉄道おもちゃが並んでいます!

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このコントラストが、またイイですよねッ★

そして、こちらが館長の中川隆功さんです!

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ちなみに、これらの鉄道おもちゃ
中川さんの手作りなんですよ~

よ~く見てみると

鉄道おもちゃの中には
近鉄や、JR、三岐鉄道に・・・
見慣れた列車が並んでいます!!

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なんだか、知っているだけに
それだけでワクワクしちゃいますね~☆

それにしても、これらを手作りとは・・・もう、びっくりです!
間近で見れば、見るほどそのすごさを実感します。

ベースとなっているのは
みんなもよくご存じの
"プラレール"

プラレールと言えば、新幹線など
いろんな種類の列車が発売されていますよね。

ただ、三重県を走る列車と言えば
近鉄のアーバンライナーなどはありますが
なかなか数少ないのが現状です。

そこで、中川さんは・・・

「ないなら、作っちゃおう!」

という驚きの発想で
こちらの鉄道おもちゃ作りがスタートしました♪

手作りですから、当然
プラスチックの板を切って、貼って・・・
さらに3両編成のため型取りまで・・・と。

もちろん、列車の先頭部分の
行先看板なども手作りです!

どれも手作りとは思えないほど、すばらしい出来!!

それほど巧妙にはできているんですが、

中川さんいわく

「ポイントは、精密に作りすぎないこと!」

あくまでもこれは、おもちゃであり、手作りなんだとか。

ですから、そうした
手作りならではの雰囲気は残しつつというのが
こちらの鉄道おもちゃの特徴だそうです!

それらをじっくり見ていると・・・ あれ??

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なんと
! 三重交通のバス まであるんです!!

三重を走る列車の中に、バス!

もう三重づくし!三重ならではですよね~

そして、普段は展示のみですが
今回特別に走らせて頂くと・・・

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まさに、夢の共演です(笑)

中川さんも、作ってこうして走る姿を見るのが
一番楽しいとおっしゃっていました。

製作期間は、3両編成の列車でおよそ1か月。

列車を走らせるイベントなどがあれば
気合を入れて(?)
新作も作ったりするそうですよー♪

ちなみに、ここに展示されているのが
25列車ほどですが実際は、
車両の数でいうと、1000車両ほどあるんだとか。

他にはどんな列車があるのかな?

(・∀・)見てみたーいw

そして、驚くのはこれだけではありません。

反対側のショーウィンドウには・・・

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なんと、牛乳パックで作った鉄道おもちゃです!!

牛乳パックの中に新聞を入れ
周りは、フエルトを貼って鉄道らしく♪

こちらも、かわいいですね~

昔は、中川さんのお子さんも
これでよく遊んでいたらしいですよ!

朝起きたら、
新しい鉄道おもちゃが・・・

なーんて、うらやましい。
夢のようですよね☆

このほか、中川さんのコレクションとしては

昭和45年頃、中川さんが初めて作ったという
レゴブロックの鉄道おもちゃがあったり

線路9ミリのNゲージの鉄道模型も・・・

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こちらは、中川さんにお願いすれば
一般の見学の方でも走らせて頂けますよ~!

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さらには・・・

列車の行先看板や、駅の看板も!

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どっかで見たことあるよーな(笑)

これらは、使用されなくなった看板で
購入したりして集めたものだそう。

それも、身近なものが多いので
あー!これは~なんて思わず声をあげてしまいました^^

仮に鉄道自体それほど詳しくないという人も
鉄道おもちゃ博物館は十分楽しめると思いますよー!

もちろん、鉄道好きの方も☆

実際、鉄道ファンの方も全国から訪れるそうで
中には何時間もご覧になる方もいるそうです。

レディオキューブでは・・・

瀧アナウンサーも鉄道好き!

もちろんここも何度も訪れているようですが

中川さんいわく

「瀧さん、鉄道を見たままよく体が固まってます!」

な~んて、おっしゃっていました

想像できますね(笑)

それにしても、こうして
自分のコレクションが、多くの人にも
楽しんでもらえるというのはいいですよね!

それが、まちかど博物館のよさでもあります。

中川さんは、昔、自分たちが子どもの頃
おもちゃ屋さんで感じたワクワク感を
地域の子ども達にも与えていけたらとも話していました。

鉄道好きの方に限らず、
地域に愛される鉄道おもちゃ博物館です♪

中川さんもとってもいい方なので
お店にいらっしゃるときは
ぜひ気軽に声をかけてみてくださいね。

そして、一身田を訪れた際は、
ぜひ他のまちかど博物館もお立ち寄りください。

ほかにも、西洋オルゴールの演奏が楽しめる
アンティーク博物館や伊勢木綿など

一身田だけでも
全部で9つのまちかど博物館があります!

職人の技や、館長のコレクションを見ながら
楽しいひとときをお過ごしください!

■中川洋装店&鉄道おもちゃ博物館

住所 津市一身田町2784
電話 059-232-2366

※まちかど博物館は、あくまで館長の生活の場
 仕事の場を公開していただくものですから
 博物館の趣旨をご理解の上、見学くださいね

あやのみえ旅!! 2011/08/19(金)&08/26(金)放送

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている
 
あやのみえ旅(・∀・)

2011年8月19日・8月26日の2週にわたっては 

松阪市殿町にある

「本居宣長記念館
をご紹介しました

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さてみなさんは、
本居宣長についてどれだけ知っていますか?
また、どのようなイメージがありますか?

私がここを訪れたのは、子どもの頃以来だったんですが

今回この記念館でいろいろみたり
話を伺っていると宣長の知らない一面が見られ
驚きと発見がたくさんありました!


そんな発見を教えてくださったのが
今回ご案内頂いた、吉田悦之館長です!

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それでは、中へ・・・ 展示室は2Fにあります!

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たくさんの資料が展示されていますね~

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本居宣長は、江戸時代の中ごろに
松阪の本町に生まれ12歳の時に魚町へ移りました。

昼間は医者として、夜は自分が好きな日本の古い本や
古事記、源氏物語を研究して72年の生涯を生きました。

そんな
宣長の生涯を
今こうして私たちが知ることができるのは
宣長が残した「日記」が大きいと言えるでしょう。

宣長は、生まれた時から(実際はその前から)
生涯を閉じるまでをきちんと日記に書いているんです

当然生まれた頃というのは、
記憶がありませんから
そのあたりについては周りに
徹底した取材をして書いたそうです

それにしても、生まれた時からというのがすごい!!

それには、

「1人の人間として誕生している以上
 本来はそうあるべきだ」


という考えがあったようです

今回話を伺った吉田館長は
宣長はこうして自分を客観的にとらえることができ
また自分を把握できているからこそ
成功したのではないかとおっしゃっていました。

成功といえば「古事記」を解読したことも
大きな成功と言えるでしょう。

宣長は、医者である一方
日本の古い本や言葉を調べる国学者でもありました。

昼は医者として働き、
夜、家族が寝静まったあと
1人で机に向かって書き続けました。
とにかく勉強熱心だったんです。

古事記を読むためには、
もっと勉強しなければと思った宣長は、
加茂真淵先生の弟子になりました。

ただ、真淵先生は、江戸・東京の人であったため
実際にあったのはたった1回だけ
その出会いを
「松阪の一夜(ひとよ)」と言います。

そして宣長は
真淵先生と通信教育をして勉強したそうです。

そう聞くと、大変だなぁと思ってしまいますが
勉強熱心だった宣長さんにとっては
それさえも楽しかったんでしょうね☆

こうした勉強のかいもあって
35年かけて解読することができました
その根気強さには本当にビックリです。

ちなみに宣長は、読めない字があると
5年でも10年でも考え続ける人だそうで
最初に出てくる"天地"という2文字を読むのに
5年くらいかかったそうです。


なんだか気が遠くなるような話ですが、宣長は

決して急ぐことはない。続けていれば
いつかはきっと結論がでるだろうと考えていたのです。


なんと前向きな人なんでしょう。

そうして長い時間をかけてひも解いた古事記伝を
館内でご覧いただくことができます!

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よ~く見ると・・・

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見て何か気づきませんか?

そう、宣長は とても
字が美しいのです

誤字脱字もなく、また定規を使って
書かれたかのような行間と字間
さらに、1行の文字数もそろっている。

それも、今のように
消しゴムのような消すものがない時代に
これだけ正確のですから驚きです!!

こうしたことから、宣長の
几帳面さが伺えますが、
単に几帳面だったからではないんです。

一番大きな理由は、

「この研究は、これで終わりではない。
 将来へと受け継がれるものである」


という考え。

つまり、これを継ぐ人
誰もが読みやすいものでなければならない
という思いがあったのです。

そして、宣長はこの研究について
500年、600年先にでも理解されればいいと考え
将来に期待したそうです。

今、私たちが古事記を読むことができるのも
宣長のこうした力と
思いがあったからこそのこと!
本当に感謝しなければなりませんね☆

人を思いやり、人のために力をつくす
こうした考えは、今にも学ぶべきことかもしれません。

また、宣長はとにかく前向きな人間でした

彼が残した日記には、
楽しかったできごとばかりが記されています。

もちろん、楽しいだけの人生ではありません。
商売でも失敗し、養子にだされるなど
時には挫折や失敗を経験しています。

ただそれを、宣長は表に出さず

人間だから当然つらいこともある。
でもそれは自分の糧となり、
あとで振り返ればいい経験になるんだと
常に前向きに物事をとらえることができる人だったそうです。

「今の苦労だって、いつかは・・・」

それを、宣長は自らの研究によって、多くの人に伝えたのです

悲しみの中からでも、
すばらしい学問が生まれるんだということを生涯かけて・・・

さて、宣長といえば
「鈴」も忘れてはいけませんよね!

館内には、宣長が日ごろから大切にしていた
鈴が飾られています。

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勉強に疲れた時、この美しい音色を聞きながら
体を癒していたそうですよ。
それにしても、いろんな鈴があるんですね!

そんな鈴を聞きながら、
勉強に励んだ場所と言えば
旧宅の2Fにある「鈴の屋」です。

本居宣長記念館のすぐそばには
宣長が12歳から
生涯を終えるまで暮らした旧宅があります。

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建物は今から320年前に建てられたもので
宣長が過ごした頃は、松阪市の魚町にありました。

それが保存のため
明治42年にこの場所に移築されたそうです

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もちろん中を見学したり
鈴の屋を外から眺めることもできますよ!

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玄関すぐの場所には「店の間」があり
ここで、宣長は医者として診察をしていました。

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と言っても、当時は
患者のところで診察することが多かったため
この部屋は、簡単な診察と
薬を準備するなどに使用されていたようです。

ほかにも・・・

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そして、台所も残されています

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ここまでは、一般の方でもご覧いただけるんですが
2Fは外からの見学のみ。

しかし今回は特別にということで
2Fの鈴の屋にもご案内いただきました!

ドキドキしながら、階段をあがる・・・

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そして、部屋の中がこちら!

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そして大きな窓!!

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宣長は、この窓から美しい
景色を眺めるのが好きだったそうです。

ちなみに、当時あった場所からは
今旧宅があるこの松阪(松坂)城跡がよく見えたようです。

鈴の音もそうですが
そうした時間も、宣長にとっては
心休まる貴重な時間だったんでしょうね!

それにしても、ここに座って外を眺めていると
なんだか宣長さんになった気分です(笑)

今回、記念館や旧宅に訪れて感じたのは、
とにかくどの資料も保存状態がいいということ

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こちらは、宣長が10代の時に書いた地図

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それには、宣長自身の力が大きいですが
それを今の時代まで受け継いだ
松阪の人々の努力も欠かせません。

みんなの手で受け継がれているのです。

そして、今度は私たちが
この貴重な資料が残る本居宣長記念館を
後世へと受けなければいけません。

ただ、一言で保存といってもなかなか厳しいのが現状です。

そうした保存の一環として現在 本居宣長記念館では、
ふみの森探検隊 サポーター制度を設けています。

リスナーのホワイトシックスさんからも
この制度についてのメッセージを頂いていました。
ありがとうございました。

これからも、多くの手で受け継いでいけたらいいですね!

そして、ぜひ本居宣長記念館にも訪れてください!

本居宣長記念館では
9月11日まで「宣長の不思議」と題した
夏の企画展が行なわれています!

番組内で紹介したのはごく一部
実際に、おでかけいただいて
宣長のすばらしさを実感してくださいね☆

■本居宣長記念館

住所 松阪市殿町1536-7
電話 0598-21-0312
HP http://www.norinagakinenkan.com/index.html