2012年3月アーカイブ

あやのみえ旅!! 2012/03/30(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日 FM三重「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている

あやのみえ旅(・∀・)
 
2012年3月30日(金)は 

「木曽岬町 錦見鋳造株式会社ご紹介しました

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このコーナーも、今回が最終回
 
というわけで、最終回に相応しい内容
全国に誇れる"三重の技"に注目してお送りしました。
 
私が訪れた「錦見鋳造株式会社」は、
世界中から注目を浴びる
鋳物製 "魔法のフライパン"を製造している企業

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一時は、注文してから届くまで
3年、5万人待ちという時期があったほど
とにかく大人気のフライパンです!
 
鋳物製品で、代表的なものだと・・・
ステーキ皿や、すき焼き鍋、ダッチオーブンなどがありますが、
それらを少し浮かべてみてください。
 
どれも素材のよさを引出し、
おいしく仕上がるという特徴がありますが、
その一方で、重量がほかの調理具と比べると"重い"ですよね。
 
たまに使うのなら、それほど気にならないかもしれませんが
もう少し手軽に使えたら、毎日でも使うのに・・・
なんて思う方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
 
そうした声にこたえたのが、この魔法のフライパンです☆
 
今回お話を伺ったのは、
錦見鋳造株式会社 代表取締役社長 錦見泰郎さん!

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もちろん、その手には魔法のフライパンが♪
 
この魔法のフライパンの1番の特徴が"厚み"

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鋳物で常識とされていた厚みは約4~5ミリに対し、
この魔法のフライパンは、1.5ミリ!!
そう3分の1の厚さなんです。
 
その理由を尋ねると・・・
 
「ある新聞に、こんな記事が書かれていた
 "厳しい時代を生き抜くには、価格競争ならば3分の1にするか、
 技術競争なら3倍難しいことをやれるかがカギ"と・・・。
 そこで、どうせするなら3倍難しいことをやってやろうじゃないか!
 不況に立ち向かうためには、周りと同じものを作っていてはいけない
 
これが、1.5ミリへの挑戦に繋がったんですね。

今から20年前の1992年のことでした。
 
それからおよそ3年後 2ミリのフライパンが完成!
(すでに1.5ミリには到達していたが
 不良が多く販売には至らなかった)
 
2ミリのフライパンは、2千枚以上を売り上げる大ヒット☆
有名料理店のシェフをはじめ、各方面から高い評価を得ました。
 
しかし、一番使ってほしい主婦やお年寄りには受けなかった・・・
 
そう、まだ少し重かったようなんですね。
ちなみに、その当時の重さは1,200グラム
 
これで終わってはいけない!と、考えた錦見社長は
そこからさらに改良を重ねました。
 
そしてついに、1.5ミリが完成!!
重さも980グラムを達成しました。

写真は、2ミリと 1.5ミリのフライパン

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わずか0.5ミリ差ですが、やはり見た目にも違いがありますね。

そして、これでついに~!!
 
と、思った矢先・・・
「電磁調理器には使えない。底の強度に問題が」などクレームが入りました。
 
薄さを追及したことが、あだとなる結果になってしまったんですね。
 
そこで、錦見社長は "薄くて軽いだけではいけない"
日々使うものだからこそ、丈夫でなければ・・・。
 
そこからさらに半年あまり、改良に時間を費やし
ようやく耐久性をクリアしたフライパンが完成しました!

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こちらが、工場で耐久テストを行っている様子です

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かなり強い力で、カンカンと何度も繰り返し叩いていました。

こうして出来上がったフライパンは、各メディアに取り上げられ
"魔法のフライパン"として、世に送り出されたのです。
 
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長い月日と、研究、さらに費用をかけて誕生した
魔法のフライパンですが、魅力は厚さだけではありません。

料理をおいしくする魔法も備えているんです!
 
そこは鋳物の強み☆
 
鉄のフライパンと大きく異なるのは、鋳物に含まれる炭素!

「熱しやすく、冷めにくい」性質があり
この炭素のチカラが調理をスピーディーかつ、おいしく仕上げるそうです

その中で1つ気になったのが・・・

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とって(手にもつところ)もすべて鋳物。

熱が伝わりやすいのに、調理している最中に手が熱くならないのか・・・??

伺ってみると、手元まで熱が伝わるまでに
調理が終わってしまうという回答が^^;たしかにそうですよね。

というわけで、そうした点も確かめるべく
実際この魔法のフライパンを作ってみました!

いや~、びっくり!!
 
野菜や鶏肉を焼いてみたんですが
熱の通りがよくて、野菜は、シャッキシャキ!
 
それに、お肉を焼いた時は、
まるで炭火で焼いたような香りと香ばしさがありました♪
 
とにかく、中華料理店とまではいかなくとも、
それに近い味を再現することができます。
 
私の腕というよりは、魔法のフライパンのおかげです。はい^^
 
ちなみに、このフライパンは
始めにも話したように熱しやすく冷めにく特徴があるため
調理の途中に、水分が多い野菜(もやしなど)を加えても
温度が下がらず、一気に調理できるため
時間も短縮(エコ)、さらに食材をパラパラに仕上げてくれます。
 
かしこ~い!!
 
それに加え、錦見さんは、鉄鋳物は長持ちするし
使えば使うほど油がなじんでよくなりますよ!
ともおっしゃっていました。
実際に使ってみて人気の理由がよ~くわかりました☆

ちなみに、製造の様子を少し見させていただいてビックリしたのですが、
製造担当者は7人ほど・・・

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たった、たったこれだけの人数で作っているんです!
ちなみに、最終の仕上げは、
とってもかしこいロボットくんが頑張ってました!
 
まるで、人間のように丁寧にかつ精密に・・・^^;
 
こうして出来上がった大ヒット商品 魔法のフライパンの価格は
中サイズの26センチで10,500円
 
普通のフライパンにしては高いかもしれませんが、
実際使ってみると納得の価格でしたよ!
 
もちろんガスだけでなくIHにも対応しています♪
 
現在は、東急ハンズや伊勢丹など
大手百貨店を中心に50店舗以上で販売され
ネット販売も行っていますので、ぜひチェックしてくださいね!
 
ちなみに現在、海外の展覧会などから出品依頼が来るほど
この魔法のフライパンは世界中から注目を浴びているそうです
 
三重から世界へ~~~!!

すごいですよね。まさに、三重の誇り☆
 
なお、錦見鋳造は2007年に元気なモノ作り中小企業300社
経済産業省 日用品ブランド育成事業に認定されています。

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錦見社長は、今後について
これからも世界中の人々に必要とされるよう、技術、開発に挑戦し、
鋳物の可能性を広げていくともおっしゃっていました。

挑戦は、まだまだ続くようですね!
 
実は今回ご紹介した錦見鋳造は、
もともとは、大企業の下請けメーカーで
その当時は「おまえの代わりならいくらでもいる」
とまで言われた時代があったそうです。
 
そうした環境から脱却したいと、
必死に努力し、今の成功を掴んだんですよね。
 
そう思うと、目標をもち挑戦すること
そして地道な努力がいかに大事かということを改めて実感しました。
 
技術はもとより、企業理念(取組)も
学ぶべきところが多そうですよね!
 
それにしても、錦見社長パワフル!
今後もいろいろ考えているそうなので、私もとっても楽しみです☆
 
さて、これまで3年間にわたり
三重の魅力を発信し続けてきた「あやのみえ旅」いかがだったでしょうか?

内容が不十分なところも多かったと思いますが
毎週お付き合いいただき本当にありがとうございました!
 
あやのみえ旅のコンセプトは、
ただ、伊藤あやの旅報告ではなく、

あくまでも「みなさんが三重を旅する、愛するきっかけを作る」ことにありました。

番組を聴いて、三重のよさを発見し
時には実際に足を運んでいただけたならうれしいです。

これまで放送してきた取材先は、およそ150カ所
 
取材を通して改めて、
三重って本当にいいところだなぁと実感しています。

人も温かいし、楽しめる場所もたくさんある!
そしてこうして世界に誇れる技術もたくさんある!
 
番組は終了となりますが、
ぜひみなさんも、これからいろんな場所にでかけ
三重の魅力に触れてくださいね☆

そして、私の知らない三重のよさをまた教えてください^^
 
                        伊藤あや
 
■錦見鋳造株式会社
 
住所 桑名郡木曽岬町大字栄262番地
電話 0120-893-114(フリーダイヤル)
H P http://www.nisikimi.co.jp/
    ※料理ブログもぜひ参考に♪

あやのみえ旅!! 2012/03/23(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日 FM三重「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている

あやのみえ旅(・∀・)
 
2012年3月23日(金)は 

四日市公害資料室」ご紹介しました★

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今年で、四日市公害訴訟判決から40周年

これ機に改めてみなさんとともに
四日市公害について考えていこうと
今回は、四日市市環境学習センター内にある
「四日市公害資料室」をご紹介しました。
 
資料室がある四日市市環境学習センターは、
身近な環境から地球環境まで幅広い視野で、
環境問題についての理解と認識を深め
環境にやさしい行動を推進していく為の環境学習の拠点
 
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環境にまつわる本の閲覧をはじめ、

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自然体験講座など各種イベントも開催されています。
 
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公害資料室は、その奥にあり
当日は、谷崎 仁美さんにご案内いただきました
 
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中には、公害を紹介するパネルや
 
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写真、年表など様々な資料が展示されています。

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改めて公害の歴史を振り返ると・・・
 
戦後復興期である昭和30年代

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四日市の港を埋め立てて
石油化学コンビナートという大規模な工場の団地がつくられることになりました。
 
もちろん、経済的に豊かとはいえない時代ですから
コンビナートができることによって、町の発展も期待され
町中がその実現に大いに喜んだそうです。
 
そして、公害の原因ともなった
もくもくと煙が立ち上る煙突さえも
経済復興のシンボルとされていたそうです。
 
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こうして全国有数の
石油化学工業都市として歩み始めたわけですが

しばらくすると体調不良を訴える人が続出
それは人体だけでなく、海の生き物など
様々なところで問題が発生しました。
 
これが、いわゆる四日市公害です。
 
資料室には、そうした被害を記す写真も数多く展示され
 
こちらは、ぜんそくで苦しむ患者さん
 
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また、海に住む魚は形が歪み・・・
 
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ひどい異臭もしたそうです。
 
学校ではうがいが徹底され・・・
 
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そう、こうした小さい子どもたちにもその被害は及んだのです。
 
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原因は、工場によるものだと早くから特定されていたものの
悲しいことに、当時の法律では
それだけでは補償を受けることができませんでした。
 
そこで、患者の中の9人が
工場を訴える裁判を起こしたのです。
 
判決は、患者側の勝訴。
 
ようやく、工場の煙が四日市ぜんそくの原因と認められました。
 
ただその裁判は、なんと5年もかかったそうです。
 
んー。長過ぎます・・・(>_<)
 
被害に苦しむ患者さんにとって
5年という歳月は辛いものだったと思います。
 
そして裁判の結果、
患者の救済のための法律が整備されるとともに
工場での公害を防止する研究が行われ、改善へと向かったのです。
 
町の期待を背負って進められたコンビナート
それが、逆に町の人々を苦しめることになろうとは・・・
 
こうした悲劇を繰り返してはならないと
今回改めて、そう強く感じました。
 
四日市公害の訴訟判決からから今年で40周年
 
月日が流れ、過去のことのように思われるかもしれませんが
今もなお、ぜんそくなどで苦しむ患者さんがたくさんがいます。
 
ですから、決して終わったことではないんですね。
そうしたことも私たちは忘れてはいけませんし、
次の世代へも語り継いでいく必要があるといえるでしょう。
 
さて番組最後では、現在の四日市についてご紹介しました。
 
公害の原因とされる物質は
現在、国が定める基準値以下となっているため安心ですが

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現在四日市は、新たな問題を抱えています。
 
それがこのモニターに示されている排気ガス!
 
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現在は、四日市市は排気ガスによる環境の悪化が問題となっているんです。
 
私も当然、市内を車で通りますし、
決して四日市市民の方だけの問題ではないと感じました。
 
1人1人のできることというのは限られているし
小さいことかもしれませんが、その積み重ね
努力によって改善できるところはあると思います。
今一度、わたしたちの生活を見直す機会にもしたいですね。
 
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さて、公害訴訟判決から40周年の節目に合わせ
3月から12月にかけて、四日市市の本町プラザで
月に1度、土曜日に四日市公害を考える講座が開かれています。
 
講座は、全部で11回
このテーマだけ!といった参加も可能で、
公害を知らない方にでも気軽に参加できるような内容になっています。
 
番組の中では時間の都合もあって
詳しくご紹介ができなかったところもありますので
ぜひ講座に参加して いろんな角度から
四日市公害について考えていただければと思います。
 
なお、各講座とも参加は無料
詳しくは、四日市公害の語り部活動をされている
榊枝さんの携帯 080‐5168‐4120 までお問い合わせください

■四日市公害資料室
 
住所 四日市市本町9-8 本町プラザ4階
    四日市市環境学習センター内
電話 059-354-8430
HP http://www.eco-yokkaichi.com/index.html


あやのみえ旅!! 2012/03/16(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日 FM三重「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている

あやのみえ旅(・∀・)
 
2012年3月16日(金)は 

「伊賀市 せせらぎ運動公園ご紹介しました★

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ここの公園は、ただの公園ではありませーん^^

というのも、このせせらぎ運動公園がある場所
伊賀市大山田地区(旧大山田村)は、

遥か昔、亜熱帯地域であったとされ、なんと!
360万年前のワニやゾウの足跡化石が残されているんです。
それも日本最古で、最大級のものとみられているんですよ。すごーい!!
 
と、偉そうに言いましたが、
今回の取材で初めて知りました・・・(汗)
 
というわけで、私と同じように初めて知った!という方
一緒にお勉強していきましょう!
 
今回お話を伺ったのは、ボランティアガイドの前川正男さんです。

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早速、足跡について伺ってみると

もともとからこの川辺には、数個の穴が見つかっていたそうですが
ただ、その数も少なかったため偶然にできた穴だろうと、
町の人々は、特に気にすることもありませんでした。

逆にその穴を、便利な穴として
川で釣った魚を入れたり、
時には水たまりで子供が遊んだりしていたそうです^^
 
それが、今からおよそ20年前の1993年の台風によって、
川の表土が削られたことにより、下の地盤が現れ
そこからたくさんの穴が見つかりました。

そこでようやく、なんだこれは!ということになり
地質学者などを招いて調査が始まると・・・
 
その穴は、約360万年前の
ステゴドンの仲間シンシュウゾウの足跡と推定され、
日本最古で最大級のものであるのではという結果が!!
 
ビックリですよね~。さぞかし、住民の方々も驚かれたことでしょう。
 
それにしても、なぜ川なのに穴がきちんと残されていたのでしょうか。
 
その理由を尋ねてみると足跡のある場所は、粘土質の土。

そこに、質の異なる土や砂が埋まり、
まるで足跡の型をとるかのような形で今へと残されたそうです。
 
仮に、台風が来なかったら、

仮に、異なる層によって形成されていなかったら・・・
 
偶然が、さらなる偶然によって
今回の発見につながっていたんですね。
 
そして、今回取材を通して知ったもう1つの大きな発見!
 
古琵琶湖の初期である「大山田湖」の存在。
 
長い年月をかけて、かたちを変えながら北に移動し、
40万年から50万年前に現在の琵琶湖になったそうです。
 
琵琶湖の原点とは、これまた驚き!!
 
そうしたこともあって、琵琶湖博物館には
大山田地区の化石をはじめとする
資料もたくさん展示されているそうです
 
さて、こうした貴重な歴史を多くの人に知ってもらおうと、
大山田にある せせらぎ運動公園には、
ゾウやワニの足跡化石のレプリカが展示されています!

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展示といっても、自由に触れたり、その上を歩いたりすることもできます♪
 
それにしても、大きな足跡!!

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私の靴と比べたら、その差は一目瞭然!
 
直径60~70センチ
それに深さも5~10センチほど!
 
その沈み具合だけでも、
どれだけ大きいゾウなのかが想像できます。
 
ちなみに、背の高さは4メートルと
アフリカゾウよりも大きいことがわかっています。
 
アフリカゾウでも十分大きいけどー!
だから、正直、想像つきません(笑)
 
それが、1頭だけでなく何頭もの足跡が見つかっていることから
この地で生息していたのではないかということも明らかになっています。

そして、さらに研究を重ねていくと・・・
 
古琵琶湖である伊賀湖や甲賀湖に残されている
足跡と比べてみると、大山田から離れるにつれ
だんだん小さくなっているとか。
 
つまり、これだけ大きな足跡が残っているのも
ここだけと言えるんです。これもすごいことですよね!
 
このほか、大山田湖の水辺には、
ツルや、アマミノクロウサギの仲間などが生息
水中では、全長が1m近いコイや、
スッポンが泳いでいたこともわかっています。

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そして、公園にはそうした風景を描いた絵が♪

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こう見せられても、やはり実感が・・・^^;

中でもワニは、クロコダイルの仲間と推定され
足跡の大きさから、全長が2~2.5m程度もあったそうです。
 
こうしたワニ類の足跡化石の産出は、
世界的にも学術上極めて貴重とされているそうですから
ますます、この大山田の歴史が
どれだけすごいものかを実感しますよね!
 
なお調査については、現在も続けられているということですから、
 
もしかしたら?
 
今後新たな発見があるかもしれません。
 
それは、誰にもわかりませんが、
そんな風に思い描くだけでも、ロマンを感じますよね☆

まさに三重の誇りです。

ちなみに、そうした足跡にちなんで、こちらの遊具は・・・

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ゾウ(笑) ほかにも・・・

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ツルやカメが・・・ 納得です^^

今回ご紹介した大山田地区には、
大山田温泉『さるびの』などの観光スポットもたくさんありますので
ぜひこの機会に、伊賀市大山田地区に出かけてみてくださいね♪


■せせらぎ運動公園

住所 伊賀市平田725番地
電話 0595-48-0303 (大山田観光協会)

HP   http://yamadakk.igaueno.net/

あやのみえ旅!! 2012/03/09(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日 FM三重「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている

あやのみえ旅(・∀・)
 
2012年3月9日(金)は 

「津市 津あけぼの座スクエアご紹介しました

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2012年3月9日(金)

津あけぼの座の2つ目の劇場となる
"津あけぼの座スクエア"が津市栄町 四天王会館3階にオープン!

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私がお邪魔した日は、オープン前で

関係者のみなさんが、忙しそうに会場準備を行っていました

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"カンカンカン" その音を聞くだけでも、オープンが待ち遠しくなります!

さて今回詳しいお話を伺ったのは、

NPO法人 パフォーミングアーツネットワークみえ 油田晃さん(左)と、

3月9日のこけら落とし公演として招かれた
烏丸ストロークロック代表であり、劇作・演出家 柳沼昭徳さん(右)です。

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まずは、油田さんに演劇の歴史や魅力について伺ったところ

演劇の歴史は、映画や文学よりも古く
映画がおよそ100年、文学が1000年と言われている中、
演劇はなんと、2000年~3000年も続いているそうです。

すごい歴史ですよね!

それだけ続くのには、やはり演劇には
人間的なものを揺さぶるものがあるのではないかとおっしゃっていました。

たしかに演劇って"見るもの"よりも、"体で感じるもの"

だからこそ、心により響くのかなぁと思いますね。

それに、劇団の演出方法によって
仮に同じストーリーでも違って見えたりしますし、
そういうおもしろさもありますよね!

ちなみに、油田さんは
「演者の体調によっても、微妙に違ったりするんですよ!
だから、連続公演であっても日によって差がでます」

ともおっしゃっていました。

これぞ、"生のおもしろさ"ですよね。

そんな生の演劇を迫力満点で楽しむことができるのが

この「津あけぼの座」

津市上浜町(近鉄江戸橋駅近く)に2006年に開館以来、

全国各地から劇団を招いたり、1人芝居や朗読会

このほかワークショップなど様々なステージが繰り広げられています。

私も何度かお邪魔したことがありますが、ここのよさは
とにかくステージと観客席が近いこと!!

演者の顔の細かい表情もはっきりと見え
時には汗が飛んできたりと、間近でその迫力を感じながら
楽しむことができます。劇場の一体感も感じますね。

私も大好きな劇場の1つです♪

さてそんな津あけぼの座の2つ目の劇場となる
スクエアの収容人数は、最大150人!

今後は大・小2つの劇場を使いわけて公演を行うということで
演劇の幅もさらに広がりそうです。

そしてスクエアのもう1つの特徴が、舞台です

普通ステージは、奥に固定されているところが多いですが

ここは、ステージ、観客席は一切固定せず
演劇によって、毎回内容に合うよう作り上げていくという
自由なつくりとしたそうです。

これは、他の会場ともひと味違った演出も楽しめそうですよね★

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さて、後半では、3月9日から11日まで
津あけぼの座スクエアで開催のこけらお落とし公演
「化野の露」について、柳沼昭徳さんにお話を伺いました。

ストロークロックは、京都を中心に全国各地で公演を行っていて
これまで、「CAMPUS CUP2001」大賞、
Kyoto演劇大賞など、数多くの賞を受賞する実力派劇団です!

「化野の露」は、これまで多くの観客を魅了した3つの短編劇で
 
結婚、お金、老後といった多くの人が直面する
普遍的な問題を抱えた20代~70代の男女3組が
困難や窮地に追い込まれる中
強く結びつくさまを繊細なタッチによって描いた
まさに、烏丸ストロークロックの真骨頂ともいうべき作品。

そして今回は特別に演出で、生演奏を取り入れたとか!

まさに、津あけぼの座スクエアのスタートには

ぴったりの内容と演出ですよね!!

なお今後も、津あけぼの座スクエアでは様々な公演を予定しているほか、
スクエアがある四天王会館には、カフェやノビ文具店、
デザインチームによるショップ&ギャラリースペース
ハッチ・ラボなどの店舗と連携してながら

「人が集う、交流、体感する劇場を目指していく」ということです。
個人的にも、どんな変化を見せどのように愛される劇場になるのか楽しみです!

芝居に興味のある方はもちろんのこと、
見たことがない方もあけぼの座スクエアのスタートとともに
演劇の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

ぜひ気軽に訪れてみてくださいね~☆

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関係者一同、お待ちしていまーす(・∀・)♪


■津あけぼの座スクエア

住所 津市栄町1丁目888 四天王会館
電話 059-222-1101
HP http://akebonoza.net/

※津市上浜町の津あけぼの座もチェックしてくださいね!


あやのみえ旅!! 2012/03/02(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日 FM三重「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている

あやのみえ旅(・∀・)
 
2012年3月2日(金)は 

「桑名市 多度グリーンファームご紹介しました

桑名市多度町にある観光農園「多度グリーンファーム」

ここの1番の特徴は、

なんといっても豊富な収穫体験メニュー!

今が旬のいちご狩りをはじめ、春じゃがいも掘り、
ミニトマト狩り、ブルーベリー狩り、いちじく狩り
落花生掘り、さつまいも堀り、
キウイフルーツ狩り、枝豆狩りなどなど
季節によってとれるものは変わりますが、
1年を通して、何かは収穫体験ができるという場所なんです♪

それにしても、すごい数^^;

今回お話を伺ったのが、横井 真人さんです

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まずはじめにご案内いただいたのが、1番人気で今が旬のいちご狩り♪

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多い日だと、土日で500人ほどが訪れるほど、人気なんだそうですよ!

そして、広くてキレイなビニールハウス

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敷地もとにかく広くて、
いちごのビニールハウスだけでも、17ハウスもあるんです!

そして、太陽の恵みをたっぷり受けて真っ赤に育ったイチゴ♪

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大きいですね~。それでは、いっただきまーす!

ん~~~~~ (・∀・)おいし~い☆

とっても甘くて、ジューシー
それでいで、さっぱりさわやか♪

思い出しただけで、また食べたくなる味です。ハイ^^

もちろん、ここは食べ放題!

それもなんと!

ハウス内であれば、場所を自由に移動して食べれちゃうんですって♪

これは他ではなかなかないですよね~。

それに、ハウスの通路は段差もなく広いので
車いすはもちろん、ベビカーでも安心してお出かけいただけます。

「なかなかない」といえば・・・

こちらでは、こ~んなお楽しみもあるんです!!

それは~~~

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摘みたていちごで、チョコレートファウンテン☆

(・∀・)贅沢過ぎるーw

タワーから流れるホットチョコレート・・・

あたりは、あま~い香りに包まれていました。

まずは、摘んだいちごをフォークに刺して・・・

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そしてチョコをたっぷりつけて、こちらもいただきまーす!!

ん~。ホッペがとろけちゃうほど、おいし~~~~い!!

甘いチョコとイチゴの酸味がバツグンです☆☆☆

とっても甘いんですが、これが意外とペロッと食べれちゃう^^

いや、正しくは、パクパク食べれちゃ うかしら?(笑)

気が付けば、仕事を忘れて食べまくりw

ごちそうさまでした~

ちなみに、このチョコレートファウンテンは、
今シーズンからスタートした初企画ということもあって
中学生以上の限定コースです。お気を付けくださいね!

さて、いちご狩り、チョコレートファウンテンとご紹介してきましたが
実は、多度グリーンファームでは、
まだまだいちごを使ったお楽しみがありまーす。

続いてはこちら!!

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そう、摘みたてイチゴを使ったスイーツなんです♪

もう食べれなーい(>_<)というくらい食べたのに?

なぜか私のおなかは・・・「まだいける!」と。

そう、別腹ができちゃいました(笑)

というわけで、こちらもペロリと^^;にゃはは

まさに、いちご三昧の1日♪ 幸せ~☆

そして、ほかにもこちらでは、おいしいスイーツがたーくさん♪

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おっ、ロールケーキもおいしそう♪♪

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ちなみにこちらのカフェは、"カフェのみ"の利用もOK!

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近くを訪れる際は、ぜひ気軽に立ち寄ってみてくださいね!

そんなカフェの隣には・・・

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地元野菜や果物をはじめ、いちごシャーベット!

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そして、もちろん朝摘みいちごの販売も~!

と思ったら・・・

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売り切れ!!

聞くところによるといつも、午前中には売り切れちゃうとか^^;

ちなみに、贈り物にするときには

こんなケースにも入れて頂けるそうです

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ふたをすると・・・

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かわいいですね~。それにインパクトもある♪

そして最後に私はトマト狩りも体験してきましたよ

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まだ、食べるんかい!(笑)

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おー!なってる!なってる~

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へ~、こんな風にトマトってなるんだ~と、興味津々

なんせ人生初めてのとまと狩りですから^^

それにしても、こちらも真っ赤に色づいていますね~

そして味はまるでフルーツのように甘いんです。

とってもおいしかったですよ。こちらもぜひ☆

さて今回お話を伺った横井さんは

とにかくアイデアマンで、明るく楽しい方!
これからお客さんを楽しませる企画を
たくさん考えているということですから今後も楽しみですね!

なお、今回ご紹介したいちご狩りは、
いい状態でいちごを提供できるよう、完全予約制です。
※予約は、毎月15日に翌月分の受付開始

料金は、30分食べ放題で、
大人1700円、子ども1500円 幼児1100円

チョコレートタワー付きいちご狩りは、
中学生以上の限定コース 40分で、2500円となっています

始めに話したように、このほかにも、
様々な収穫体験ができますが開催時期や、
料金などはそれぞれ異なりますので詳しくはお問い合わせくださいね。


■多度グリーンファーム

場 所 桑名市多度町御衣野4132
    (花ひろば向い)

電 話 0594-48-7447

ブログ http://ameblo.jp/tadogreenfarm/
    ※携帯サイトもあります