三重映画さんぽ「第13回三重映画フェスティバル」市川崑監督

三重映画フェスティバル実行委員会のご協力によりお送りしている「三重映画さんぽ」

今回は、第13回三重映画フェスティバルと称して、伊賀市での市川崑監督の映画上映会に向けて取り組まれている、三重映画フェスティバル実行委員会の木村直史さんにお越し頂きました。

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市川崑監督は、1915年(大正4年)に三重県の宇治山田市で生まれ、4歳まで過ごされました。

今年で生誕100周年です。

三重映画フェスティバル実行委員会は、毎年三重県にゆかりある映画人にスポットを当ててイベントに取り組んでいて、今年は市川崑監督を記念しての企画を行います。

市川崑監督の代表作品である「金田一耕助」シリーズのひとつ「病院坂の首縊りの家」で伊賀市中心部でのロケを取り上げ、当時の思い出話を開催します。この作品の公開は1979年、今から40年近く前です。映画に登場する伊賀市の街並みは、すでになくなっている場所もあれば、旧小田小学校舎や車坂町など今もそのままの形で残っている場所もあります。

 第13回三重映画フェスティバルでは市民の方にご登壇頂き、当時のロケの身近な思い出話を聞けるように企画。今のようにフィルムコミッションのない時代だったので、当時の具体的な記録としてはあまり残っていないのですが、ひとりひとりの記憶の中だからこそ、どこにもない貴重な話が聞けることを期待しています。

 第13回三重映画フェスティバルは市川崑監督の生誕100周年を記念し、トーク「病院坂の首縊りの家」伊賀市ロケの思い出、上映会「犬神家の一族」の2部構成です。12月6日(日)13時30分から、伊賀市の前田教育会館蕉門ホールです。定員150名、入場無料です。ご来場ください。

山上和美でした♪