インタビュー 第5回 女子ラグビー 伊藤絵美さん

今日を頑張るあなたに送るインタビュー。

毎月第1火曜日は、県内で活躍されている方々のお話をお届けします。

今朝は、今年3月に設立された四日市市を本拠地とした県内初の女子ラグビーチーム「パールズ」のキャプテン伊藤絵美さんです。

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伊藤さんは昭和60年、桑名市生まれ。 大学卒業後、高校の体育教師として9年間勤務した後、ラグビーに専念するため教員を退職。 現在、住友電装株式会社総務部広報グループに勤務し、ラグビーを続けていらっしゃいます。

伊藤さん、学生時代はバスケットボールの選手でした。 ラグビーとの出会いは最初の赴任先朝明高校。バスケ部がなく、ラグビー部の顧問になられたそうです。

ラグビーの経験はほとんどないものの、人とのつながりが濃厚なラグビーに魅了され、すっかり病みつきに。 さらにバスケットでの経験がラグビーに活きたそうです。

ポジションはバックス。2015年には女子アジアラグビーチャンピオンシップで優勝するなど、日本を代表する選手です。

このまま教員とラグビーの両立を続けるか。 人生の選択に迷った伊藤さんは、深く悩み、一つの決断をくだしました。

教員を辞める。

安定した立場を捨て、自分の可能性を信じる選択をしました。

伊藤さんの場合、競技だったことから、体が100%動く時間を大事にしたかったから。 また生活や仕事を優先して、歳をとってからチャレンジしなかったことを後悔しないように。

そのおかげで、住友電装、三重トヨタ、四日市九鬼産業、第三銀行など、サポートしてくださる方々もあらわれました。

伊藤さんの今後の目標は、8月20日(土)国体の東海予選で勝ち、10月岩手国体で上位目指すこと。

伊藤さんは社会人になってから、ラグビーという人生をかけたいものに出会いました。

自分にふさわしいものを引き寄せる秘訣...「努力」。

 

◆伊藤さんの好きな言葉◆

「努力は運を左右する」

 

インタビュー、次回は9月6日(火)の予定です。

山上和美でした♪