「'楽しい'本を読んで何かを学ぶということは、人生の選択肢を広げることだ」と聞きました。
これからの時期におススメの絵本と物語を、多気町立勢和図書館 司書で日本図書館協会 認定司書の林千智さんにご紹介いただきました。
放送でご紹介したのは次の4冊です。
『ホワイト・クリスマス』
ウォルター・デ・ラ・メア 詩 / カロリーナ・ラベイ 絵 / 海後 礼子 訳 / 岩崎書店
『クリスマスってなあに?』
ジョーン・G・ロビンソン 文・絵 / こみや ゆう 訳 / 岩波書店
『パディントンのクリスマス』
マイケル・ボンド 作 / ペギー・フォートナム 画 / 松岡 享子 訳 / 福音館書店
『星のひとみ』
サカリアス・トペリウス 作 / 万沢 まき 訳 / 丸木 俊 絵 / 岩波世界児童文学集14
番組ではご紹介しきれなかった、林さんおススメのその他の本です。
『小やぎのかんむり』
市川朔久子 著 / 講談社
一言)林さん、今年一押しの作品です。悩める中学生が主人公で、現代の社会問題を盛り込んだ作品。 人は、人との関わり合いの中で再生し、自然の力で再生する、そんな物語です。泣けます。
『植物図鑑』
有川浩 著 / 角川書店
一言)映画化された作品。心理描写など、映画では描き切れなかった原作ならではの良さがあります。甘々な恋愛モノ。 植物を使ったレシピもついています。
『スキマの植物図鑑』
塚谷裕一 著 / 中央公論新社
一言)「植物図鑑」に続いて、植物シリーズ。町中の隙間に生える植物を紹介しています。 これを読むと、野草が愛おしくなるかも。
『かしの木の子もりうた』
ロバート・マンチ 原作 / 細谷亮太 文 / いせひでこ 絵 / 岩崎書店
一言)明日の元気につながるねむり。心をこめて読んであげたい一冊です。 年代で、グッとくるページが違うかも。
絵を描いたいせひでこさん、2017年1月9日(月・祝)午後2時から勢和図書館で講演をされます。
詳しくは多気町立勢和図書館 電話0598-49-4500までお問い合わせください。
山上和美でした♪