三重映画フェスティバル実行委員会のご協力によりお送りしている「三重映画さんぽ」のコーナーです。
今年も、映画界の最高峰の賞、アカデミー賞の発表がありました。
桑名市に、昨年度第88回アカデミー賞科学技術賞を受賞された方がいらっしゃいます。
中垣清介さん。
1980年、四日市市出身。
イギリスのソフトウェア会社The Foundryに所属し、3Dへの着色を格段に効率化させるシステム『MARI』を開発されました。
『MARI』はコンピューターグラフィックスの分野で幅広く使用されており、その代表的な映画の一つが『アバター』です。
あの美しい映像は、中垣さんたちの技術によって生み出されたんです。
中垣さんは、今、桑名に住み仕事をしています。
仕事で使うのはパソコン3台。 科学技術が進歩した現代だからこそです。
輝かしい実績を収めた中垣さんですが、若い頃は将来何をしていくか考えておらず、一度大学を辞め、新たに学び直した経験があるそうです。
そんな中垣さんからのメッセージ。
『将来、自分の好きなことを仕事にできたら幸せ。
勉強はもちろん大切ですが、いろんなことに挑戦して、
その中から自分の好きなことを見つけて挑戦していってほしい』
自分の力次第で、どこに居ても世界を相手に活躍することができるんですね。
山上和美でした♪