インタビュー 第24回 国際交流活動30年 吉岡美智子さん

今日を頑張るあなたに送るインタビュー。
県内で活躍されている方々のお話をお届けします。

今朝は、国際交流活動30年 津市吉岡美智子さんです。

IMG_7295.JPG

1947年2月、津市出身。
主婦業をしていた30代後半、当時中学生だった次女の留学をきっかけに、
津市国際交流活動団体「ホームステイ・イン津」30年、
三重県国際交流ボランティア団体「コロコーラス」21年
関わっていらっしゃいます。

子ども時代、大正生まれのお父様が語学が堪能で、
外国人をよく家に連れてきていたという経験をしたそうです。

吉岡さんが国際交流に関わったのは、
自分が頼りにしてもらえることや
できることがあれば参加したいほうだったから。

これまで受け入れたホームスティは約40ヶ国。

文化が違う人の受け入れに戸惑う人が多いが、
吉岡さんは子どもの頃の経験から違和感がないので、
自分の生活を日本の生活だと紹介して、なじんでもらうようにしているそうです。

言葉の壁は、
ボディランゲージや書くこと、書いてもらうこと、
また日本語で伝えることでクリアに。

日本に来ている方は日本のことを知りたいはずで、
言葉も覚えたいと思うはずだから。

同じ人間だから理解しあえる。
同じ人間だから通じえあえる。

外国人との交流での喜びは、
歳を重ねた今でも、違和感なく若い方と友達にもなれるし交流できるところ。
こちらが「歳だからね」というと、
「そんなことは関係ない、あなたとの友人関係だから」と言われるそうです。

年齢や見た目じゃなく、人と人のつながりです。

イベントを企画すれば資金面での苦労が、
ホームスティを受け入れるとすべて持ち出し。
見返りは一切求めません。

苦労はあるけれど、見返りがあったら違う感じになって、
心からできなかったんじゃないか、と。

吉岡さんの原動力

人が好き

人と人がつながると、嫌な人いません。
いつか心が通じます。

人と人とのつながりが、ものすごく大切で大事なことだと思っています。

ホームスティでもイベントでも、知らない世界を知るためのチャンス。
お話があったときは私にチャンスが来たと思って拒否しませんでした。

友達宝物
外国の方だけじゃなく、日本人も。
こういう生き方をすれば素晴らしい人間になれるんだと、
自分では見つけられないから友人関係から見出し、
自分の人生をいろいろ考えています。

みんな同じ人間。
自分の生き方も広い視野で考えると、楽しい人生が送れるのではとのことでした。

山上和美でした♪