三重映画さんぽ 三重県のフィルムコミッション

三重映画フェスティバル実行委員会の協力によりお送りしている「三重映画さんぽ」

今回は映画やドラマのロケ等の支援を行う
フィルムコミッション活動を活発化させるため、
三重県が取り組む内容について
三重県観光局の谷本和也さんにお話を伺いました。

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三重県内には、
いなべ、桑名、菰野、四日市、伊賀、津、松阪、伊勢志摩、東紀州、
そして今年1月末に奥伊勢フィルムコミッションが設立、
また、6月には亀山でもフィルムコミッションが設立される予定で、
亀山も含めると計11か所となります。

各地域にある海・川・山などの自然や古くからある街並み、
神社仏閣、港、ロープウエイなど、
撮影の目的によって、それに合う場所が、
三重県は撮影場所として提供できると思っています。

三重県では、みえフィルムコミッション協議会という組織を作り、
県内各フィルムコミッションの連携強化を図るため
情報交換会や研修会を開催しています。

県内フィルムコミッションの方々も顔の見える関係になり、
「この撮影場所はうちにないけど、
 どこどこのフィルムコミッションならあるなあ」と、
三重県が直接関わらなくても
フィルムコミッション同士で情報交換をされるケースもあります。

「フィルムコミッションの取り組み」という資料によると、
伊賀市において映画「アナザー」、
菰野町において映画「グッドラック~恋結びの里」、
尾鷲市において映画「千年の愉楽」の撮影協力、
平成25年度から26年度にかけて大ヒットした
映画「WOODJOB!~神去なあなあ日常~」のPRに
三重県が関わっています。

製作会社や津市等と連携を図り、
ロケ地マップやタイアップポスターを作成し 県内施設に配布したり、
三重テラスでイベントを組んだり、
JR山手線でのラッピング列車を運行させたりと。

最近、映画やドラマの撮影が三重県で増えてきているので、
自治体はもちろん、
地域の方々の撮影に対する理解や協力度合いも高まっています。

フィルムコミッションの中には、
エキストラの登録制度を設けている団体もあります。

登録すると、エキストラが必要な撮影のときなどに連絡が入ります。

撮影や映画などに興味・関心のある方は、ぜひご登録ください。

三重県観光連盟の公式サイト「観光三重」に
各フィルムコミッションの紹介ページがありますので、
詳しくはそちらをご覧ください。

映画の撮影を支援することで、
三重県のPRや誘客につなげていきたいと考えています。

山上和美でした♪