三重映画フェスティバル実行委員会のご協力により、毎月最終火曜日にお送りしている「三重映画さんぽ」、今回は三重県視聴覚ライブラリーの担当者・辻由子さんです。
三重県視聴覚ライブラリーは三重県内の学校を始めいろいろな団体向けにビデオやDVD、今は懐かしのイメージが強い16ミリフィルムの映像教材の貸出を無料で行っています。また上映するためのビデオデッキやプロジェクター、スクリーン、スピーカーなどの機材の貸出も行っています。
三重県視聴覚ライブラリーは三重県総合文化センターの中の三重県生涯学習センター3階にあり、所蔵作品は約5000本。よく利用していただいているものは、学校向けの学習用教材、交通安全、防犯学習など。特に、防災学習の教材が人気です。地域での研修や上映会にご利用いただける作品があります。主に公民館や、自治会、子ども会や老人クラブなど、県内各地の様々な団体の方々にご利用いただき、三重映画フェスティバル実行委員会主催の「ぐるっと三重上映キャラバン」や三重県立熊野古道センターの「熊野古道センター映画祭」でも活用されています。
ライブラリーの受付イメージ。
三重県生涯学習センターでは視聴覚ライブラリーが所蔵する映像教材の中から、テレビや映画館で上映の機会が少なくなった往年の名作を中心に上映する「名作映画会」を実施し、県民の皆さんに作品の持つメッセージや芸術性を味わっていただくことを目的に開催しています。
名作映画会は、生涯学習センターと上映ボランティアが協働で実施。上映ボランティアは映画会の運営・司会・機器操作を担当しています。下記写真は上映ボランティアの皆さんの様子です。
「名作映画会」は年6回、偶数月の4月6月8月10月12月翌年2月の土曜日に生涯学習センター2階にある視聴覚室で開催しています。
次回は12月12日土曜日開催で、時代劇の「続・丹下左膳」を上映、翌年2月13日はアルフレッド・ヒッチコック監督作品「舞台恐怖症」を上映予定です。
写真は10月の名作映画会の様子。
詳しくは三重県生涯学習センター3階 電話059-233-1153までお問合せ下さい。
三重県視聴覚ライブラリーホームページアドレス
http://www.center-mie.or.jp/manabi/library
12月名作映画会案内ページ(チラシが閲覧・ダウンロードできます)
http://www.center-mie.or.jp/manabi/event/sponsor/detail/5248
尚、三重県視聴覚ライブラリーとともにあった個人の方にご利用いただいていた映画を観るスペース「学び場 視聴覚コーナー」は、機械の老朽化により、今年3月31日をもって終了しています。
山上和美でした♪