weekend cafe 9月16日

お釈迦さまは菩提樹の木の下で座禅を組み、悟りを開いたと言われています。
菰野町竹成にある大日堂にも大きな菩提樹の木があります。
葉っぱはハートのかたち。実が落ちるときは、葉っぱも実も薄い茶色になり
クルクルと回転しながらゆっくりと地面につきます。
このはかなさがなんとも言えませんね。
そういってお話をしてくださったのは、菰野町竹成観光協会、大日堂五百羅漢
役員の岩花和正さん。穏やかな口調で訪れる人を優しく案内してくれます。
岩花さんと同じように、大日如来と五百羅漢のことを紹介してくださるのは
大日堂五百羅漢、総務そして菰野町竹成観光協会役員の伊藤功一さんと
服部紀敏さん。今日は3人のお客様と一緒にトークタイム。

菰野町竹成地区の集落の中心に大日堂があります。
ここの敷地には高さ7メートルほどの小さながありここに469体もの石仏像。
これが竹成五百羅漢です。閻魔大王に七福神、松尾芭蕉、そして神様も仏さまも石像となって置かれています。

大日堂の中は、とっても安らげる場所になっています。
最近は、町内に住んでいるスリランカの人達がお参りにくることも多くなったそうです。ご住職はいなくて、地域の皆さんの手で守られているお寺。
多くの人が集える場所でありたいそうです。

境内は季節によって、さくらや藤の花、菩提樹の花を楽しむことができます。
岩花さんは、大日堂の前にあるお和菓子屋さんのご主人。
甘いものを買って、お花を愛でるのもいいですね~。
竹成の皆さんが、ずっとずっと大切に守られてきた場所。
これからも訪れる人々に安らぎの時間を届けてくれることでしょう。
大日堂は毎週日曜日に開けられます。
ぜひ、お越しください。

大平山松樹院 
三重郡菰野町竹成2070
※日曜日のみ大日如来像を見ることができます。

s-DSC_0624.jpgs-DSC_0626.jpgs-DSC_0629.jpg