三重映画さんぽ 2回目は「潮騒」のご紹介


三重映画フェスティバル実行委員会ご協力のもと、
三重県ゆかりの作品やロケ地をご紹介する『三重映画さんぽ』
2回目は三重映画フェスティバル実行委員で芸能史研究家の前田憲司さんに
映画『潮騒』についてご紹介いただきました。

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前田さんは、芸能全般から映画まで、とても幅広く、豊富な知識をお持ちです。
平成16年には撮影の舞台となった鳥羽市神島を訪れ、撮影に関わった地元の方々を取材されました。
すべての作品に関わられたお宅には、スナップ写真やサイン、台本などが。
そして、女優さんたちの素顔もお聞きになったそうです。



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『潮騒』
原作は三島由紀夫。
実際に、神島に滞在し綴った、漁師と海女の純愛物語です。


映画化は5回もなされ、毎回同じ場所・神島で撮影されたという稀な作品です。
歴代主演を務めた女優さんは、
吉永小百合さん、山口百恵さん、堀ちえみさんなど、時の大スターたち。


ロケ地である神島で、今年度、新たな動きがありました。

映画のメインシーンの場所となった監的哨、
耐震工事を終え、立ち入りが可能となりました。
また定期船乗り場に付近に、潮騒文学を伝える場所として「潮騒公園」が完成しました。


映画「潮騒」を観て、ロケ地を訪ねてみてください。



「三重映画さんぽ」
次回は、観光PR映画『お伊勢さん』について、伊藤裕之さんにご紹介いただきます。
放送は6月25日(火)の予定です。



山上和美でした♪