10/19〜11/4「日本赤十字社展〜赤十字 人道の軌跡〜」三重県総合博物館MieMuで開催!!

2019.10.18(金)

Weekend Palette・MIEリポート

 

毎年のように災害が起こっている日本。

 

地震だけではなく

火山の噴火、台風、豪雨など

多くの災害が起こる可能性を秘めています。

 

そんな中、三重県内外をはじめ世界に向けて人道的な活動に取り組んでいる「日本赤十字社三重県支部」が、明治22年10月19日に設置され130年を迎えるということで、

 

130周年を記念して「三重県総合博物館MieMu」で展示が行われます。

10月19日(土)〜11月4日(月)

日本赤十字社三重県支部創立130周年記念事業

「日本赤十字社展ー赤十字 ー人道の軌跡ー」

 

 

今回は「三重県総合博物館MieMu」におじゃまして来ました。

 

お話を伺ったのは「日本赤十字社三重県支部」のお2人です!

組織振興課 主事

浜口 博樹さん(写真・右)

小川 舞由子さん(写真・左)

三重県総合博物館MieMu 2階交流展示室

日本赤十字社展は、赤十字の創設ににかかわる資料や歴史的な活動についての絵画・古文書などが展示されています。

展示は4つテーマに沿って、作品や貴重な資料、写真やパネルなどで紹介されています。

 

 

日本赤十字社展


 

1.赤十字の誕生

東郷青児 作:「ソルフェリーノの誓い」日本赤十字社 蔵

 

世界に赤十字が誕生したのは156年前。

スイス人「アンリー・デュナン」の提唱により創設されました。

 

イタリアで起こったソルフェリーノの戦いで、負傷した兵士を敵・味方の区別なく助けたアンリー・デュナン。その考えに賛成した国が集まって1863年に約束されたのが赤十字のはじまりとされています。

 

「日本赤十字社」は、前身である博愛社の初代社長「佐野常民」さんが、143年前に創設されました。

 

 

赤十字事業の創始者「アンリー・デュナン」が描かれた絵画や、活動に感銘を受けた佐野常民さんが「博愛社」(日本赤十字社の前身)を設立した際の貴重な資料を展示。

 

2.救護活動の歴史


 

明治23年から、救護活動に従事する赤十字看護師を養成。

明治29年に刊行した独自の教科書「看護学校教程」や「戦時召集状」。

 

他にも、世界の赤十字で初めて平時の災害に対する救護活動、今年で60年を迎える「伊勢湾台風」の救護記録など、これまでに起きた災害に対する赤十字活動の歴史を知ることができます。

 

3.血液事業のあゆみ


 

血液事業の歴史、三重県での取り組みなどが紹介されています。

 

献血の意義や必要性についての資料
献血パックや献血手帳など
命の大切さや、助け合いについても学んでいただけます。

 

特別展「平成の災害と赤十字」


 

災害が多かったと言われる「平成」。

「平成」で起きた数々の災害を振り返るエリアです。

災害時に必要なもの
緊急セット
一昨年、去年に起きた災害。

過去の災害を知り、今後の備えに繋げたい展示です。

 

 

 

関連イベント開催!!


 

ご家族皆さんでお越しになって、

親子で一緒に学べるイベント!

 

 

詳しくは

「日本赤十字社三重県支部」HPをご覧ください!

👉日本赤十字社三重県支部HP