最も多い交通事故とは??暑い夏の時期に気をつけたい「交通安全」

2020-07-10()Weekend Palette
Weekendリポート
今日のWeekendリポートは、
 
 
 
「三重県庁」におじゃまして
 
この時期の「交通安全」について
 
 
 
 
三重県環境生活部 くらし・交通安全課
 
交通安全班 主査 溝奥 和也さんに
 
お話を伺いました。
 
 
 
三重県内の交通情勢
 
2020.07.09現在、交通事故死者数43人と、昨年と比べて8人の増加。今年に入って交通事故の全体の総数は減少していますが、交通死亡事故だけが増加傾向にあります。
 
 
 
<最も多い事故>
 
交通死亡事故42件中、65歳以上の高齢者の方が25人亡くなっており、高齢者の死亡事故が大半を占めています。
 
その中でも最も多い事故形態は、高齢者の方が早朝または夜間に道路を歩いていて、車と衝突し亡くなるという事故なんだそうです。
 
 
 
高齢者の事故を無くすために
 
散歩をされる方は、暑さの厳しい日中ではなく、涼しい時間帯である夜間・早朝を選ばれる方もいらっしゃるかと思います。
 
 
そんな時、気を付けて欲しいこと。。。
 
 
 
反射材の着用
 
ヘッドライトの光で反射する反射材の活用や、暗い服ではなく、運転者から発見しやすい服装をしていただくこと。
 
また、散歩ルートを出来るだけ車が通らない歩道や、公園などの安全な場所を選ぶようにしましょう。
 
 
 
運転者が気を付けること
 
「散歩コースは安全なルートや場所を選ぶ」
 
「ドライバーは慣れた道こそ油断しない」
 
 
 
また、これからますます暑い季節になります。暑さの中で車の中が高温となり、頭がボーっとしてしまう恐れも。。。
 
 
 
エアコンを適切に使用することはもちろんのこと、暑さで集中できない場合は一を車を停めて休憩するようにしましょう。
 
 
 
運転に集中できないと、咄嗟の事にも反応できず、交通事故を起こしてしまう怖れがあります。
 
 
 
 
 
 
 
飲酒運転はぜったいにダメ!
 
2020年、37日午前155分頃、いなべ郡東員町で、道路横断中の男性が飲酒運転をした女性の車にはねられ亡くなるという、死亡事故が発生。
 
 
 
事故を起こす前に時間を戻すことは
誰もできません。
 
奪った命は、
どんなに後悔しても二度と戻りません。
 
 
 
 
他人を傷つけ、人生を棒に振るような
大きな過ちを犯さないためにも
 
「飲酒運転は絶対にしない、させない、許さない」という強い自覚を、お酒を飲まれる方をはじめ、社会全体で共有していかなければいけませんね。
 
 
 
 
 
溝奥さんの想い
 
これから、ますます暑くなります。
交通事故は一瞬の気の緩みから起こります。
 
 
車を運転するときは運転に集中して、暑さで注意散漫とならないよう、体のコンディションにも気を付けて下さい。
 
 
また、高齢者の事故が特に多く発生しています。
夜間早朝、外出の際は反射材の着用をお忘れなく。
 
 
 
車を運転する方、歩行者、道路を利用する全ての方が交通ルールを守り、お互いに注意し、悲しい交通事故をなくしていきましょう。