ひとりで抱え込まず相談してほしい・・・三重県の自殺対策について

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こんにちは! 火曜日夕方担当の迫田 藍子です。

 

今回は津市広明町にある
三重県庁からお届けしました✩.*˚

お話を伺ったのは
三重県医療保健部健康推進課
精神保健班 技師 柴原 唯子さんです

美人で美声の柴原さん。優しさ溢れる方でした✨✨

 

テーマは
「自殺対策について」

 

🟦自殺者数が昨年に比べ増加傾向
厚生労働省から発表される

「警察庁の自殺統計に基づく自殺者数の推移等」によると、令和2年8月は前年と比較すると約15%以上増加。
速報値では1,849人の方が全国で自ら命を絶たれています。

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでと生活様式が大きく変わった、外出の機会が減った、人と会う機会が減ってしまったという方も多いのでは…

 

🟦孤独や不安を感じたとき、悩みを抱えたとき

まずは、自身のこころの健康に関心を持つことが大切。
これまでと異なった生活を続けるうちに自分では気が付かないうちに心身共に疲れがたまっていることが。

こころの疲れのサインを見逃さない
▷▶︎▷▶︎
何となく元気が出ない、眠れない、これまで楽しめていたことを楽しいと思えないなどこころの疲れのサインを見逃さないように。

 

 

🟦周囲の人に元気がないときや、悩みを抱えているのではないかと感じたとき

何となくいつもと違う、元気がないように見えると思ったら、まずは声をかけてみてください。
「眠れていますか?」など簡単な声掛けでも大丈夫です。

話を聴くときの姿勢として…
相手の考えを否定するのではなく、気持ちを尊重し、じっくりと耳を傾けましょう。
無理にアドバ イスするのではなく、相手の話をじっくりと聞く姿勢が大切です。

 

 

また、早めに専門家に相談することを促し、相談された側も抱え込まないことが大切です。

 

確かに、相談された側が参ってしまってはいけませんよね…

 

🟦県内の主な相談先

「三重県こころの健康センター 自殺予防相談電話」
フリーダイヤル 0120-01-7823

受付時間/土日祝日を除く平日、月曜~金曜の午後1時から4時

 

話を”聴く”ことに重点を置いた

「こころの傾聴テレフォン」059-223-5237

 

新型コロナウイルス感染症に関する

「こころのケア相談窓口」

 

引きこもりや依存症等の専門相談なども行っています。

 

お住まいの地域の保健所でもこころの悩みに関する相談窓口を設置しています。

 

三重県こころの健康センターHP⬇

https://www.pref.mie.lg.jp/KOKOROC/HP/75544031917_00001.htm

「三重県では1年間に約300人の方が毎年自ら命を絶たれています。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響でこれまでと異なった生活を余儀なくされ、中には失業や休業により生活が苦しい方、外出の機会が減り、何となく憂鬱な気持ちになっている方もいるのではないでしょうか。
不安な気持ち、悩みは一人で抱え込まず相談しましょう。たとえ解決が難しく思える悩みや問題でも必ず解決の糸口はあります。ぜひご相談ください」と柴原さん。

リポートをお届けした県庁の最上階

 

本当に辛いときや心が苦しい時って、身近な人であればあるほど、”心配かけちゃいけない”って相談しづらい面があるのではないでしょうか。

 

そんな時「三重県こころの健康センター」に電話をしてSOSを発信する、助けを求めることで、一筋の光があるかもしれない…そんな風に思いました。

 

電話相談については専門家の方が対応されています。

 

辛いと思った時、話を聴いてもらえるそれだけでも心が軽くなるし救いになるかもしれませんね。

可愛いお2人に癒されました♡
帰りの時間には日が暮れていました