ウミガメネットワーク三重

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ウミガメが大好き♡ウミガメに会いたい♡で、本当に宮古島やハワイまで行ったことがある私ですが、なんと!!津市の海岸にもウミガメが来るという情報を耳にしました!!

今日は、津市の海岸を中心に、ウミガメ保護活動をされている、「ウミガメネットワーク三重」の代表︰米川弥寿代さんにお話を伺いました。

お会いするなり、米川さんから聞けたのは、「今朝、丁度ウミガメの赤ちゃんが海に帰っていきましたよ」という嬉しいお話!!

こちらが、今朝米川さんが撮られたウミガメ赤ちゃんの写真です。か、かわいいー!!!!

本当に津市の海岸にもウミガメが来るんですね!嬉しいですね!!

「毎年確認できていて、今年は8回来ました。そのうち産卵は4回ありましたよ。」

来た回数と産卵の数が違うのはなぜですか?

「海岸に上がったところで獣に襲われてしまうこともありますし、やはり海岸のゴミも問題ですね。流木や石がゴロゴロしていると、砂浜まで上がれないし、子が生まれても海に帰れないので、そういう砂浜は産卵場所に選ばれないんです。」

なるほど!!だから、ウミガメネットワーク三重では海岸清掃活動をされている、ということですね?

「もちろん、清掃活動もしますが、それは活動の一部です。せっかく生んでくれた玉子が獣に襲われないようネットをかけたり囲いをしたり、生まれた赤ちゃんが道に迷わず海に行けるよう、道を作ったりもしています。」

赤ちゃん子ガメは、光を頼りに海に向かうそうなのですが、現代は人工的な光が多く、違う方向に向かって道に迷い、海に辿り着けずに死んでしまう子ガメが増えているのだそうです。

また、こうして道を作ることで、見学に来た人が誤って踏みつけてしまう事故も無くなりますよね。工夫いっぱいの、ウミガメネットワーク三重オリジナル「ウミガメロード」なのだそうですよ。

こんなにいっぱい♡一生懸命ウミガメロードを歩いていますね!!米川さん達の努力の成果ですね!!

実際、ウミガメの産卵数は増えているのですか?

「それが、ウミガメネットワークはまだ7年目。生まれたウミガメが大人になるまで20年以上と言われているので、まだ分からないのです」

に、にじゅうねん、、、しかも、産卵できるまで生き延びるウミガメは1000匹に1匹の確率と言われているそうです!!自然界の厳しさですね。

「一生懸命生き延びたカメが浜辺に帰ってきてくれたとき、砂浜がない、ゴミだらけ、人工的な光だらけなんて申し訳なくないですか?この活動は続けていくことが大切!20年、30年先、もっともっとウミガメが戻って来やすい海岸にしたいんです。」

15年前、たまたま海岸でウミガメの産卵を発見し、野生の力に感動した米川さん。たったお一人でウミガメネットワーク三重を立ち上げられたそうですが、次第に賛同者が増え、今では100人近いメンバーがいるそうです。

「海岸でウミガメの足跡を見つけたら、報告をする」

「ウミガメネットワークの活動を人に話す」

「津市の海岸にウミガメが来ることを知る」

こうしたことも、ウミガメを助ける活動の1つになるそうです。「私も何かしたい!」少しでもそう思われた方は、ウミガメネットワーク三重のホームページ(https://umigamenetmie.jimdofree.com)もしくは、米川さんにご連絡ください。

近い未来、津市の海岸がウミガメでいっぱいになりますように。沢山のウミガメの故郷になりますように。

最後、余談ですが私の部屋のカーテン(笑)ウミガメが泳いでいます。米川さん!!私も大好きなウミガメの為に、何かお役に立てるよう、活動に参加しますね!!ウミガメネットワーク三重の活動、応援してます!!