はいはーい!井上麻衣です^^♪
今日は、亀山市楠平尾町の里山「ササユリの里」に行ってきました!
お話を伺ったのは、この里山を保護・管理する活動を行っている
楠平尾ササユリ保存会の会長、関喜照さんです☆
↑向かって左が関さん☆
ササユリは、かつては県内でも各地に自生していた花ですが、
環境の変化から数が減り、この里山でもほとんど見られなくなっていました。
そこで、ササユリが咲く里山を復活させようと
地域の皆さんが立ち上がり、2002年から活動を始めました。
放置されていた雑木林をきれいにし、
自生したササユリを探したり、
苗場を作って種から育てたり。
様々な試行錯誤を繰り返して、今では約900のササユリがつぼみをつけるまでになりました。
ササユリは、種を蒔いて花が咲くまで、なんと約8年かかるそうです。
しかも、種を蒔いてから2回目の春に発芽するとか…
本当に気長に、大切に見守らないと花が咲かないんですね…
そんなササユリをここまで増やした保存会の皆さん、すごいです。
今は、ササユリの保存だけでなく
里山のさまざまな花木を保護したり
地域の子どもたちに里山の大切さを伝えたりする活動も行われています。
↑コアジサイもキレイ♪
そして、いつしかこの里山には
県内外からササユリを見ようと多くの人々が集まるようになったそうです。
サルやシカなどの獣害、心ない人の持ち去りなどから保護しながら
地道に大切に育てられた、楠平尾のササユリ。
今年は11日(日)まで公開されます。
里山入山には、活動協力金として200円をお願いしているそうですが、
ぜひ協力の上、甘く優しい香りのするササユリの里に
足を運んでみてくださいね♪