こんばんは!リポーターの「りさりさ」こと、堀江理紗子です!
今日は3月11日 東日本大地震から11年を迎えたと言うことで、三重県を拠点に防災啓発や防災ボランティアの育成、コーディネートを行っている
NPO法人みえ防災市民会議
議長の 山本康史 さん
にお電話でお話しを伺いました。
お忙しい中ありがとうございました!
みえ防災市民会議は
阪神・淡路大震災で災害ボランティアがたくさん活動した中で、地域の方と駆けつけるボランティアの架け橋となる「つなぎ役」=コーディネーターの人材が大切だという教訓が得られたことを受けて、三重県が開催した「防災ボランティアコーディネーター養成講座」の受講生で結成した団体。
三重県や三重県社協らと共に「みえ災害ボランティア支援センター」の幹事団体も担っています。
近年はコロナ禍も災害のひとつと考え、2020年春から1年間、
「ステイホームみえ メイクガウンプロジェクト」
と名付け、ポリ袋を材料にした手作りガウンを医療機関に届ける活動をされていました。
災害時の物資支援のノウハウを活かし、ただ物資を送るのではなく受けとってくれる医療現場の方に事前にリサーチして求めらている品質がどのくらいか確認し、試作を作って使ってもらい、在宅でも作業できるような作成マニュアルを作って全国の方に参加してもらい、支援した数は1万4500着以上!!
ただ作って送るだけでなく、きちんと検品もし検品済みの紙も入れ、医療現場の方に安心して使って頂けるように配慮していたそうです。
こちらのガウンはコロナやノロウイルス等、感染力の強いウイルスにかかった家族の看病をする際などにも活躍します!
ガウンの作成マニュアルは現在もHPにて公開されているので、是非活用して下さいね!
メイクガウンプロジェクトのHP→こちら
そして、皆さんは災害対策しっかりされていますか?
私は、お水を普段飲む量よりも少し多めにストックしているぐらいで、防災セット等は用意していません💦
災害時の備えについて山本さんに詳しくお聞きしました!
・まずは自分の生活で不可欠なものが何か?を考える事が大切
・目が悪い方は予備の眼鏡(古い物)を入れておく
・薬を常用している人はお薬手帳のコピーを入れたり、スマホのカメラで撮影して飲んでいる薬の名称は服用量がわかる様にしておく
・お子様が居るご家庭は子どもが安心できるおもちゃをひとつ防災セットに入れておく等
確かに、それぞれの人、家庭によって必要な物や量は違うので、私もまずはそこを考えてみたいと思います🤔
「災害のために」とわざわざ用意するのでは無く、日頃の生活の中で災害時に自分を助けるものがないか、気に掛けておく事も大切!と教えて頂きました!
・冷蔵庫内やレトルト食品は切らさないようにローリングストックして古いものから使っていけば立派な備蓄庫
・車のガソリンを空になるまで使い切るのではなく半分くらいで給油しておき、防寒具や携帯トイレをトランクに入れておけば車中泊の避難場所に
・日頃出張が多い生活の方なら、出張用鞄を常に作っておけばそれが非常持ち出し袋に
エコキュート等電気給湯器を使用しているご家庭は非常用生活用水として利用できますよ!
生活の中に取り入れる災害対策、それならすぐにでも出来そうです!
皆さんも日常の中に災害への備えになる物、見つけてみて下さいね😊
そして、ボランティア活動支援にも取り組んでいるみえ防災市民会議は
2021年3月に三重県、三重県社協らと共に
感染症対策をしながらでも支え合いの取り組みができるよう
新型コロナウイルス感染症に配慮した三重版ボランティア受援ガイドラインを作成しました。
災害ボランティアの主な活動シーンごとの感染対策の方法や、災害が起こった地域の感染状況を感染症の専門の先生に評価頂き、その情報を被災地で支援を受け入れる地域の方や支援に駆けつけるボランティアの方に伝えて対策の目安になるこちらのガイドライン。
災害が起こらないに越した事は無いのですが、万が一起こった際は、是非活用して頂きたいと思います。
三重県のHPにて確認できますよ!→リンクはこちら
今備えている方も、まだ備えていない方も、一人一人が出来る災害対策、改めて考えてみて下さいね!
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NPO法人みえ防災市民会議
516-0005 三重県伊勢市竹ヶ鼻町170番地1
Tel 080-3669-9820
HPは→こちらをクリック