高齢者ドライバーの免許返納について

みなさんこんばんは!ADのあさみんです^^*

今日は温かかったですね(*^^)v

 

さぁ、今日の放送をチェックしていきましょう♪

 

 

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第三木曜日は『NEWS EYE』

ご出演は、中日新聞三重総局長  阿部和久さんです。

 

今回のテーマは、高齢者ドライバーの免許返納について

 

 

最近、高齢者のハンドルやブレーキ操作ミスによる事故に注目が集まり

免許返納も取り上げられるようになりましたよね。

 

75歳以上のドライバーによる死亡事故数は

10万人当たりの死亡事故件数で計算すると9.6件

75歳未満のドライバーによる死亡事故数で計算すると4.0件

なんと2倍を超えているそうです。

 

高齢社会の中での課題、

高齢ドライバーの事故防止をどうするのか、

それに向けての取組みのひとつに運転免許証の自主返納もあるそうです。

 

 

自主返納、最近よく耳にするようになりましたが

三重は返納率が全国で最も低いんだそうです!

警視庁がまとめた2015年の数字によると、

75歳以上の高齢者の返納率は

全国平均が2.77%であるのに対し

三重県は1.22%と全国最下位だったそうです。

 

 

そこから三重県でも年々返納実績は増えてきているそうですが

やはり、東京、大阪など

都市部では平均を大きく上回っています。

同じ東海地方で見ると、岐阜県も返納率が低く、

やはり地方と都市部の公共交通の整備の差も関係しているようです。

鉄道など車に代わる交通手段がない所では、

免許を取り上げれば高齢者を苦しめるだけになってしまう懸念もあります。

 

 

 

人口減の中の地方での公共交通機関の整備も難しいようですが、

国の支援もどんどん進むそうです!

例えば法改正で地域交通ネットワークの再編に取り組む

事業者と自治体、住民を支援する仕組みを整備。

バス路線を効率化し、コストの低い小型バスや乗りあいタクシーで補う計画。

など国の補助を手厚くする仕組みを作っていくようです!

 

 

 

高齢者の事故防止といっても運転免許証の自主返納だけではなく、

警視庁は3月施行の改正道交法で認知機能検査を強化し、

事故防止に重要な、瞬時の判断力を検査。

三重交通などの路線バスで

免許返納者は料金割引の特典が受けられる制度がスタートしたり、、

 

加えて、急速に発達してきた自動運転技術を活用しよう!

という期待も高まりますよね(*^_^*)

 

 

様々な取り組みを通じて、

高齢ドライバーによる交通事故を防いでいくことはもちろん大切ですが、

高齢者の方の中には、

お孫さんも送り迎えなど、運転を生きがいにしている方もいるので、

免許の返納がつらい決断になることを周囲が理解し、

精神的なケアをしていくことも大切だと教えていただきました。

 

高齢者の方の尊厳に配慮しながら、という視点は忘れたくありませんね。

 

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阿部さん、ありがとうございました!

 

 

 

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2月16日(木)のEVENING COASTER

他にも、

『21世紀のエネルギーを考える会・みえ インフォメーション』

『広げよう、献血の輪!~いま、私たちにできること~』

など、最新のニュース&トピックス&ミュージックと共にお送りしました!

 

 

それでは、EVENING COASTERまた来週月曜、夕方17時です!