みなさんこんばんは!ADのありさです^^*
週末は選挙があり、台風もやってきて慌ただしかったですね。
台風21号、県内でも記録的な大雨となりました。県内各所被害も出ています。
今日は晴れましたが明日はまた雨予報...
引き続き土砂災害や河川の増水などにご注意ください。
では、さっそく今日の放送をチェックしていきましょう!
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
月曜コーナー 『 Focus on JAPAN 』
政治、社会、経済、文化の各分野からタイムリーなテーマをピックアップ。
ご専門の「ポジティブ心理学」の観点からお話しいただきます。
担当して下さるのは、
皇學館大学 文学部 コミュニケーション学科 助教で臨床心理士の川島一晃先生です。
今日はお電話でのご出演です。
今日のテーマは、『心配:不安』
大きなイベントや出来事の前、あるいはそれが終わった後などには心配がつきものですよね。
失敗してないか、迷惑が掛かっていないかなど...私もよく色んなことで不安になります。
みなさんは、家を出るときに「あれ、鍵をかけたかな?」と心配になることありませんか?
心配で一度戻ってドアをガチャガチャ確認することもあると思います。
「旅行の前にガスの元栓を閉めたか」「窓を閉めたか」なども同様ですね。
このような状況は日常の中で存在する刺激ですが、不安が非常に高まっていると「泥棒が入るのではないか」「大切なものが漏洩してしまうのではないか」と心配が頭から離れなくなることが生じます。
心配の度合いが強くなると何度も確認が必要となり、外出できないなどの社会生活に支障が生じたりすることも。
そのようになると医師の方に相談しながら治療が必要になるといいます。
このような症状は『強迫性障害』と呼ばれます。
強迫性障害では、「鍵をかけ忘れたのではないか」という考えが際限なく湧いてくるという『強迫観念』と「ドアをガチャガチャして閉まっていることを確認しないと安心できない」という『強迫行為』が症状を形成しているとされます。
では、確認すれば安心できるのであれば、確認するということは良いことだと皆さん思いますか?
たとえばこんな実験があります。
実験の協力者を二つのグループに分け、やや複雑な作業をしてもらいます。
一方には作業終了後にきちんと完遂されているか何度も確認するように言い、もう一方には確認を求めませんでした。
一定の期間の後に、作業の完遂に関する確信(自信)を測定すると、確認を何度もしていたグループの方が確信(自信)が低いという結果に。
つまり、ドアがちゃんと閉まっているかを確認すればするほど、ドアをきちんと閉めたという自分の行為に自信が持てなくなってしまうということが示唆されると川島先生。
自信がないから確認する、確認するからもっと自信がなくなる・・・この悪循環が形成されることで、"心配と確認"という連鎖が完成してしまうそうです。
不安を払拭するためには自分の行為に自信を持ち、大丈夫という体験を積み重ねる必要があるそうです。
臨床心理学的なカウンセリングでは、エクスポージャー法という治療技法がこのようない症状の場合用いられることが多く効果的だといいます。
このエクスポージャー法、不安なことにあえて挑戦していくという治療技法です。
不安なことを抱えること、「確認して安心する」とは別の作業が治療になるそうです。
自分が心配に思っていることの99%は大丈夫だと思っても、その1%が起こることへの不安が付きまといます。
大事なことは、その1%が起こったとしてもきっと大丈夫だと思う感覚を身につけることだと川島先生。
言い聞かせても不安な時は、体験するのが一番の薬で、不安から逃げるのではなく、不安と触れて「心配だけど大丈夫」「不安だけどしばらくこのままで」そう向き合えるようになれば不安にすこし強くなれるのでは、そう話されました。
川島先生、ありがとうございました!
。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
18時22分ごろからはこのコーナー!
『肺、おさむに聴け! ラジオを聴いてLung Lung Lung』
肺・呼吸器疾患の最新の医療情報を伺います。
日々、最前線で患者と向き合う医師の率直な言葉から、医療にかける思いと可能性を感じてください!
ご出演は、
松阪市民病院・呼吸器センター長 畑地 治先生です!
10月からスタートしたこの番組。
リスナーの皆さんからたくさんのメールが届いています!
ありがとうございます~!
今日はそんなリスナーの皆さんからの質問に畑地先生に答えていただきました!
Q:タバコを吸うことによって黒くなった肺の写真をよく見ますが、タバコを止めることによって肺はもとに戻るのでしょうか?
先生のお答えは「戻るところと戻らないところがある」
どういうことなのでしょうか。
黒くなった肺は、7年ほどかけて元に戻ります。タールは外へ出すことができるそうです。
しかし悪くなった呼吸機能は元に戻すことはできません。
なので、タバコはなるべく早く止めること。
そして悪くなった呼吸機能をすこしでも治そうと思うと、お医者さんにかかることが大切です。
先生によると、適切な治療を行えば5年分くらいは若返ることができるそうです。
早め早めの対応が大切なんですね。
さて、お送りいただいたメッセージを番組でご紹介させていただいた方には、松阪市民病院 呼吸器センターのオリジナルグッズをプレゼントします!
来月は畑地先生のイタリア土産がもらえるそうですよ!
ぜひ、みなさんからのメッセージお待ちしています!
メッセージはこの番組ブログ横のバナーから送ってくださいね!
畑地先生、ありがとうございました!
。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
さらに、18時台には10月29日にアピタ四日市店にて行われる『ハロウィン飾り巻き寿司教室』について、アピタ四日市店の伊藤副店長とお電話をつなぎお話を伺いました!
三重県出身・ロール巻子さんによるハロウィン飾り巻き寿司教室!
ハロウィンにちなんだ、カボチャの顔や動物などのとってもかわいい巻き寿司をお子さんと作ってみませんか??
参加は小学生以下のお子様限定で保護者同伴の方に限ります。
アピタ四日市店で当日のお買い上げ金額税込1000円以上のレシートをご提示で参加できます!
定員は午前11時からの回、午後3時からの回ともに25名です。
また、同じくアピタ四日市店にて『ロール巻子の寿司アート写真展』も開催中!
お子さんが喜ぶ巻き寿司の写真が数多く展示されていますので、ぜひみなさん観に行ってみてください!
こちらのアート写真展は10月29日までです!
詳しくはホームページなどをチェックしてくださいね!
http://www.uny.co.jp/shop/162/
いかがでしたか?
それでは、EVENING COASTERまた明日、夕方17時です!
聞いて下さいね♪