PMS(月経前症候群)について知ろう!

みなさんこんばんは!ADのあさみんです^^*

ではでは、今日の放送を振り返っていきましょう♪

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第一木曜コーナー  『 Let's Healthy Life』

三重県看護大学  母性看護学 助

岩田 朋美(いわた ともみ)先生にスタジオにお越しいただきました!


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本日は「PMS(月経前症候群)」ついて。

女性の多くが経験している月経に伴う心身の不調には、
月経中に起こるものや月経開始前に起こるものなどがあります。

今日は、その中でも月経開始前に起こる
「PMS(premenstrual syndrome)、月経前症候群」についてお話を伺いました!

「PMS、月経前症候群」とは、
月経開始の3日~10日くらい前から始まる
精神的、身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するもの


症状は、
イライラ、怒りっぽい、下腹部の張りや痛み、腰痛、便秘、頭痛、眠気、乳房の痛み、むくみ等があるそう。

原因は、月経がはじまる前に女性ホルモンが急に低下することなど、
さまざまな要因があると考えられていますが、はっきりとはわかっていないということです。

日本では、女性の7割~8割程度が月経前に何らかの心身の変調を感じており、
5%程度の方は、症状が強く日常生活に支障があると言われています。

最近は、PMSが競技パフォーマンスにも影響することから、
女性アスリートのPMSについての研究が進められており、関心が高まっているそう。



しかし、まだまだ一般の方には、PMSはよく知られておらず
症状が強くても、PMSと気づかないまま病院を受診していない方もいるそう。。

PMSを緩和するには、まずはご自分の月経周期を知ることが大切だそう!

毎朝決まった時間に基礎体温を測定して記録すると良いそうですが、なかなか難しいですよね(/_;)

そんな方は、月経の開始と終了日を記録するだけでも大丈夫だそうですよ!
月経の予測や月経周期の管理をしてくれるスマートフォンの無料のアプリを活用すると簡単ですよね。

自分の月経周期がわかると、「そろそろ調子が悪くなる時期だな」と予測し、対処することができます。

PMSかどうかを知りたい、症状の強い方や気になることがある方は、
産婦人科を受診してください。


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PMSのセルフケアは、食事、運動、リラックスが大事だということです!!

食事は、1日3食を規則正しく食べることが大切で
摂取が勧められているものは、カルシウムやマグネシウム、ビタミンB6、ビタミンD。

控えた方が良いものは、アルコール、カフェイン、砂糖、食塩、脂っこいものです。


運動有酸素運動が良いとされており、
ウォーキングやストレッチ等、簡単にできるものがおすすめ!



リラックス方法は、自分に合ったものを探してみて下さい(^^♪

ぬるめのお湯にゆっくりつかって入浴することや
アロマやハーブティを活用することなどなど、、

そして、睡眠不足はPMSの大敵ですので、
規則正しい生活をし、十分な睡眠をとって頭と体を休めることもお忘れなく!




しかし、こうしたセルフケアだけでは症状が和らがず、
日常生活に支障をきたす方もいらしゃるそう。

身体症状に限らず、集中力がなくなる、怒りっぽい等の精神的症状でも
日常生活に支障をきたす場合は、ぜひ産婦人科を受診してください!

治療方法は、
低用量ピル等により排卵を抑える治療、痛みやむくみ等の症状に対する治療、漢方薬等があるということです。

最後に先生からひとこといただきました。

女性が心身ともに健康に過ごすためには、月経とうまく付き合うことが大切です。
そのために、ご自身の月経を知り、体の変化に耳を傾け、必要があればセルフケアをしていただけると幸いです。
そして、かかりつけの産婦人科をもち、時には専門家の助けを借りていただければと思います。


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岩田先生、ありがとうございました!

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今日もお聴きいただきありがとうございました!


EVENING COASTER、次回は 来週月曜、夕方17時です!