『Focus on JAPAN』⇒心理学を学ぶ魅力と挫折

みなさんこんばんは!ADのありさです^^*



では、さっそく今日の放送をチェックしていきましょう!



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月曜コーナー  『 Focus on JAPAN 』


政治、社会、経済、文化の各分野からタイムリーなテーマをピックアップ。

ご専門の「ポジティブ心理学」の観点からお話しいただきます。

担当して下さるのは、

皇學館大学 文学部 コミュニケーション学科 助教臨床心理士川島一晃先生です。

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今日のお話は、『心理学を学ぶ魅力と挫折』

春から大学生になる方、高校生で進学先をどうしようか迷っている方に、心理学という学問についてお話しいただきました。

みなさんは、そもそも心理学を学ぶ魅力はどこにあると思いますか?

高校生がもつ心理学のイメージは、「カウンセリング」「癒し」「気持ち」「人を操る」「気持ちを読み取る」「メンタリスト」など様々。

心理学は読んで字のごとく心を扱う学問で、理という字が入っているのが象徴的。

心を扱う分野ですが、心理学は学問分類上は社会科学という学域に分類されます。

実は文系学問の中で理系に近い学問だといいます。数学や統計学が必要になるそうです。

心理学に「受け止める」といった印象を持って大学に入り心理学を学び始めると、色んな科目がある中、心理統計学や~調査法、~実験演習といった科目が必ずあります。

そこでみなさん必ず「こんなはずじゃなかった」と口をそろえて言うそうです。

なぜかというと、たくさん数字が出てくるから。心理学に数字のイメージってあまりないですよね。

実際学んで応用するためには基礎が必要で、一般的なイメージはそれをすっ飛ばしていることが多いので、学び始めるとギャップを感じる学生が多いそうです。


先生方が行った研究で、心理学というものに対して学生に回答してもらったものを分析すると、3つの成分が出てきます。

一つめは、役立ち因子

二つめは、実証科学因子

三つめは、似非科学因子

一年間学んだ2年生と初めて学ぶ1年生を比べると、一年間きちんと学ぶと似非科学因子は減り、実証科学的な心の科学というものをわかるとほっとする反面、役立ち因子も減ると先生。

多くが期待したものと学んでいるものがズレているという感じがプロセスの中で出てくるといいます。

心理学という学問は、高校までの科目にはない学問。

色んなイメージを持って学び始めるとそのギャップに驚く方が多いんですね。

これから進路を決める方、心理学を学ぶと選択した学生さんが大学に入ってから挫折したり驚かないために、早いうちにどんなことをするのか覗き見しておくといいかもしれない、と川島先生。

オープンキャンパスなど積極的に参加してみてはいかがでしょうか?


そんな、心理学ってどんな学問なのか覗き見出来ちゃうイベントが明日おこなわれます!


【マイナビ進学フェスタ】

日時:3月13日(火) 13:00~16:30

会場:ポートメッセなごや

皇學館大學もブースを出展して、数字を使った心を測定するワークショップと自分たちの強みといったポジティブ心理学のワークショップを30分ずつ無料で体験できます。

興味のある学生さんはぜひ参加してみて下さいね。


また、皇學館大學でも地域の方向けの公開講座も行っているそうなので、社会人の方も興味のある方はぜひチェックしてみて下さい!

川島先生、ありがとうございました!




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18時22分ごろからはこの番組!




『肺、おさむに聴け! ラジオを聴いてLung Lung Lung』



肺・呼吸器疾患の最新の医療情報を伺います。

日々、最前線で患者と向き合う医師の率直な言葉から、医療にかける思いと可能性を感じてください!

ご出演は、

松阪市民病院・呼吸器センター長 畑地 治先生です!


今回は『呼吸不全』のお話。

呼吸不全は一つの病気のことではないと先生。

肺炎や肺がんやCOPD、喘息など様々な病気が原因で、血液中の酸素が一定値以下に下がった状態の事。

サチュレーションで90%未満になった状態を呼吸不全というそうです。

大きく分けると二つに分けらます。

重症な肺炎になったときなど、私たちは必死に呼吸します。すると、酸素もなかなかあがらず、必死に呼吸することによって二酸化炭素も外に出ていきます。

酸素が下がり、二酸化炭素も下がる状態のことを『Ⅰ型呼吸不全』といいます。

そして、呼吸する力自体がなくゆっくりと呼吸している場合、呼吸努力をしていない状態で呼吸不全になっているので酸素が下がり二酸化炭素はあがる、そういう状態のことを『Ⅱ型呼吸不全』といい、治療法が全く違うそうです。

1型の場合は必死に呼吸しているので酸素を送ればいいのですが、2型の場合は呼吸努力をしていないので酸素を投与すると楽になって呼吸をしなくなります。この場合、酸素に加えて人工呼吸器などの呼吸補助が必要になります。

単に酸素が低いから酸素を送るのではなく、どちらの呼吸不全なのかを判断し、適切な処置をしないといけません。

筋肉疲労やCOPDが進行してきた2型の呼吸不全の方に医師が指示した量以上の酸素を投与してしまうと、二酸化炭素がたまり意識がなくなって呼吸が止まってしまう恐れも。

「呼吸不全だから酸素を吸えばいい」というのは危険で、どちらの呼吸不全なのかを判断しきちんと医師の指示を仰ぐことが重要なんですね。


さて、このコーナーでは畑地先生への質問をお待ちしています。

この番組ブログ横のバナーから送ってくださいね!

お送りいただいたメッセージを番組でご紹介させていただいた方には、松阪市民病院 呼吸器センターのオリジナルグッズをプレゼントします!

ぜひ、みなさんからのメッセージお待ちしています!

畑地先生、ありがとうございました!





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いかがでしたか?

明日はJUJUのコンサートチケット先行予約を行います!

チケットをゲットしたい方、要チェック☆

それでは、EVENING COASTERまた明日夕方17時です!

聞いて下さいね♪